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オペ日
12月2日 6:35
座薬の下剤を2個入れる。看護士さんに入れてもらいます。息を吸って吐いてで入れられます。
15分待って排便。
コロナの問診票を記入する。
7:00
検温と血圧を測る
36度2分 136
10:00 シャワーをして身を整える。
11:00 点滴を確保する。右手と左手を調べて血管の真っ直ぐな所を探す。右手の甲に近い部分に点滴の針を刺すが失敗する。
上手な人に代わりますと仰って下がる。
12:00 別の方が点滴の確保に来る。
点滴の液は、生理食塩水で何かあった時のために確保しておくそうです。
手術中に必要になった時すぐ薬を入れれるように準備しておくと言う意味合いだそうです。
採血の場合は、長く差し込む必要が無いので何処でもいいそうですが、点滴は長く血管内に針を刺すので血管が真っ直ぐな所を探すそうです。
私は、筋肉質で血管が深い所を走っていてジグザグしているようでなかなか見つからないと仰います。
右や左の手を探る際、ベットを左右にずらした時、ベットの頭の部分にある名札が落ちました。
縁起が悪い、嫌な予感がします。
左の二の腕の血管に確認出来ましたが関節に近いのであまり腕を曲げないで下さいと言われました。
手術の予定は13:00からですが、まだ連絡が無いので遅れそうですと言われます。
14:30 手術室へ
女性の看護師と共に歩いて手術室に向かいます。
小水しておいて下さいと言われてトイレに。
縮こまっていました。
7階から3階にエレベーターで降りて手術室へ向かいます。
手術室に入る大きな扉を開ける為に看護師が壁にあるペダルを足で踏む。
大きな金属製の自動ドアが左右に開き、待合室のような所に手洗いとピンクの長椅子があります。
手を洗い長椅子、ソファーに座るように言われます。
女性のスタッフがノートPCの載ったワゴンと共に現れ私の氏名と生年月日を確認します。
時計や指輪、身に着けている物は全て外しているか再確認されて、コンタクトや入れ歯がないか確認されました。
別の女性と屈強な男性が横にいて、麻酔を担当する〇〇です、と自己紹介されました。
私はうあの空で名前を覚えていません。
説明に来た麻酔の先生は、男性でしたが実際の担当は女性でした。
男性スタッフが手術室は寒いのでガウン代わりにこれを羽織って下さいと、バスタオルを肩にかけられました。
帽子も被ります。
クリーンルームに入る時に被るの髪の毛が落ちないようにするキャップです。
主治医の女医さんがニコニコしながら見ています。
女性麻酔医が説明を始めます。
局部でやって無理ならすぐに全身麻酔にしますね。
では行きましょう。
屈強な男性の方が麻酔医の助手なのでしょうか、私を促します。
待合室のような部屋はオペ室の前室で、大きな自動ドアがガンと開くとオペ室が目に入ってきました。
中央に手術用のベットがあります。
複雑な形状になっています。
うつ伏せになってお尻が突き出せる様な、そんな形です。
その横にストレートな処置用のベットがあり、そこに仰向けに寝ます。
狭いベットでごめんなさいね。
と言われ男性の助手的な方が主に優しく話しかけてきます。
酸素マスクをします。
コロナ対策でずっと使い捨てマスクをしているのですが、その上から酸素マスクをあてられます。
不安を和らげるような口調で、では右を上にして背中を出してください。
私の左手に男性の助手が配置、右を上に背中を右側に横になります。
麻酔医が私の右に配置して何かを始めます。
超音波により脊椎の位置と深さを測っているようです。
深いな
7、8センチ。根元までだ。
などと言っているその言葉が既に怖い。
場所を決めてマジックでマーキングしている。
映画パルプフィクションでゴッツイ注射針を心臓に刺すシーンを思い出してします。
アルコールで消毒しますね、ヒンヤリしますよ。
では背中を丸くして腰を突き出すようにしてください。
ダンゴムシの様な姿勢をして、覆いかぶさる様に男性助手が私の体を抱えます。
卍固めのような体制です。
腰を突き出して、チクっとしますよ。
腰の左側にチクっとした痛みがありますが、すぐに痛く無くなります。
麻酔液を入れながらなのでしょう。
歯医者で歯茎に麻酔注射をうたれている感じに似ています。
鋭い痛みは無いのですが鈍痛がします。
鈍痛は腰の中の方にだんだん広がり、腹の中の何かに触りました。
体がびくつくほどの痛みが一瞬走りました。
麻酔医が、全身にしましょう。
抜きます。
抜く瞬間も痛かったです。
痺れとかありませんか?
全身麻酔に切り替えますね。
上を向いてください。
薬入れます。
眠くなってきますよ。
と言われたのが最後の記憶です。
17:30 目覚める
手術後の移動ベットの上で目覚めました。
手術室を出た待合室の様な場所です。
離れた所で主治医が「複雑性痔瘻だったね」と言うのが聞こえました。
移動ベットがエレベーターに乗り病室に着くのを自覚できます。
少し吐き気がして、凄くオシッコがしたいのと、腰が痛い、お尻も痛いのが自覚できます。
全身麻酔は寝ている間の感覚はないのだが、目が覚めると感覚が戻る様です。
点滴、酸素吸入、指に挟むやつをされます。
オシッコの管が付いているのがわかりました。
凄くオシッコがしたい。
チンチンに違和感がある。
お尻と腰も痛み始める。
夜の担当看護師さんは、男性でした。
オシッコがしたいと伝えるが、管がついていますので大丈夫です。
ちゃんと出てますよ。
しかし膀胱がパンパンな感じがしてとても眠れない。
と伝えます。
管の位置を変えて、出てますね。
管の位置を変える時もチンチンが痛いし。
お尻と腰も痛みが増してくる。
腰は、刺された所だ。
このままでは一晩中痛みで眠れないかもしれない。
それよりも小便がしたくてたまらない感じが我慢できない。
管を入れてるからで、慣れますよ。
男性看護師は、母性が無い。
このまま我慢しては、一晩後悔すると思い、
痛み止を要求しました。
痛みどめの薬は、三時間後でないと飲めないんです。
筋肉注射による痛み止を打つか先生に確認してきます。
20:00 筋肉注射
筋肉注射の痛み止を打ってもらえました。
痛みはなくなり、尿意も無くなりました。
オシッコを意識して出すようにすると管から出ている感じがします。
先生が様子見に来られる。
ね全身麻酔になったね。
思ったより大変だった。
くり抜いたから
痩せなきゃね
と言われました。
図を描いて見せてくれましたが、まだボーとしており詳しく理解出来ません。
不明 薬投与
家族に無事手術が終わった事をショートメールで送りました。
13:00予定で30分程度の簡単な手術と伝えていたので、心配していました。
まずは上手く行きましたと連絡。
22:00 消灯
術後2日目に続く
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