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Photo by
hondashizumaru
夏休み
夏休みの終わり。
宿題の量を見て、
これは富士山のように絶景だと叫んだが、
少しも量は変わらない。
仕方なく、ChatGPTに読書感想文を書いてもらう。
仕方なくなのだ。
これは利用であり、サボりではないと言い聞かせる。
鉛筆を手の握力が無くなるまで動かし続けて5分。
先生に謝罪の文が完成した。
勉強をしないのは心苦しかったが、青春を謳歌するためには必要な犠牲だった。
廊下で養われた筋肉は今も健在である。