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引きこもりを暴力で引き出す支援団体と夜回り先生に共通する胡散臭さ~引きこもりの人はあなたたちの自分探しの道具じゃない。

 引きこもりの人を暴力的な手段で家の外に無理やり引き出し、本人の意思を無視して共同生活をしながらほとんど給料を与えず無理やり肉体労働をさせる団体が問題になっている。

  最近では、そのような団体の運営に暴力団関係者が紛れ込んでいるという話も聞く。

  このような団体を運営してる人間は、大抵思春期に学校でいじめられたり、家が貧しかったり、片親で愛情に恵まれなかったりしていて、そのコンプレックスを解消したり本当の自分探しの手段として引きこもり支援を謳って引きこもりの人を逆に虐待する方に回っている。

  引きこもりの人を永遠に引きこもらせることも問題だが、仮に外の世界に出すとしても本人の意思を無視した暴力的なやり方は虐待である。

  自分のコンプレックスは自分で解消するのが筋であり、自分探しなんてやってる暇があったらもう少し落ち着いて生きればいいと思うけれども、このような団体の運営者は引きこもりの人を巻き込んで彼らを下に見ることで自分の優越感を満たしているきらいがある。

  引きこもり支援団体だけでなく、いわゆる夜回り先生なんかも、自分探しの手段として夜回りをして弱い子供を救う善人というストーリーに酔ってるナルシストなのかもしれない。

  引きこもりをなくすには、ブラック企業や児童虐待がはびこるこの社会の病巣を根治し、ナイーブな感性を持つ人間が生きやすい社会を作るしかない。

  暴力的な手段のみで全てが解決するわけでもないのは、政治でも引きこもりでも同じである。

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