ケンタッキーフライドチキン新商品レビュー(スイートポテトパイ)
秋も新商品が続々
毎月とめどなく発売されるケンタッキーの新商品。毎回同じ商品では飽きてしまうのを見透かされているように、季節の商品が次々投入されてきます。
先月は9月ということでお月見シーズンで月見バーガーをいただきました。そもそもバンズに挟むとオリジナルチキン(骨なし)の塩味が和らいで食べやすくなるのですが、さらに味が付いていない卵がトッピングされることによりされに味がまろやかに。
世の中にいないはずですが、このまろやかさならばケンタッキーフライドチキンぎらいのお子様でもおいしくいただけるお味です。
口の中でケンタのオリジナルスパイス、マヨネーズ、タマゴ、バンズが混然一体となり、秋の到来を教えてくれました。
日本の秋、ケンタッキーの秋です。
スイートポテトパイを実食だ
さて、10月に入ってからまたも新商品が発売されています。今月は鳴門金時を使ったスイートポテトパイ。この写真からして、背景に本物の鳴門金時を配置して、憎らしい配置じゃあないですか。
さて、外側の袋はこのようなイメージ。
鳴門金時の皮を利用しており、紫色に仕上がっていますが、中は一転黄金色。ねっとりとした濃厚な甘さが特徴です。まさにスイートポテトをパイにアレンジした一品です。
外側のさっくりとしたパイ生地と、内側のしっとり感の対比により、サクサク感が強調されます。発酵バターを使っているのでバターリッチなコクがありますが、甘さも大人向けになっているのか控えめで、オリジナルチキンを2、3ピースほおばった後でも、するっといけてしまうお味です。
同時期に、発酵バタービスケットも発売しているので、原材料をうまく共有して異なる商品を開発しているのですね。発酵バターは通常のバターよりも単価が高いため、なるべく大量購入でディスカウントしたい。
しかし、ビスケットだけでは購入した発酵バターのロットをうまくさばけず、スイートポテトパイの原材料に練りこんできたのでしょう。つまり企画段階から発酵バタービスケットとスイートポテトパイは運命共同体だったのです。
(発酵バタービスケットも購入してしまった)
迷ったら追加買いが基本
とまあ、そんなことはどうでもいいのです。
これは一つでは足りない。かならず奪い合いになる。見た瞬間それを確信した私は、もう一つ購入してスイートポテトのポジションによる嫁子供との争奪リスクを考えてポジション追加です。
東証の取引時間は5時間ありますが、ポジション追加に与えられた時間はわずか10秒ほどのオーダータイム内。普段は分割売買の私もここは攻める場面です。ここで間違えると取り返しのつかない事態に発展しかねません。
レギュラーメンバーではない季節商品は出会ったときに、押さえておかないと一年間売り物が出てきません。下手をすると数年間復活しないかもしれないのです。食べ物の恨みは恐ろしいのです。
と、帰宅後家族で食べていたら、私がスパイシータコスツイスターに気を取られている間に、気が付いたらほとんどなくなっていました。
それでも、なんとか最後のかけらを無事頂くことができました。次回はスパイシータコスツイスターについてご紹介します。