フィジーにもQRコード決済!? 移住可能性レポート2019
はじめに
2019年11月26〜29日、南太平洋の島国、フィジー共和国に行ってきました。
その模様は、昨日まで写真1枚ずつの簡易レポートという形で記してきましたが、今回は旅行全体で見聞きしたことをまとめたいと思います。
今回の旅行の目的は大きく二つあり、一つは現地で働く友人に会うこと。
もう一つは、下の投稿でもさらりと触れていますが、フィジーが多拠点居住の候補地になるのかどうかを見極めること、でした。
なお、ここではこれまで韓国などでもやってきた通り、現地のネットサービス事情についても記していきたいと思います。
フィジーは車社会
フィジーは車社会。
日本車が結構な数、走っています。
だいたいは中古車ですが、一時期、エコカー免税みたいな制度もあったそうで、プリウスなども大量に入ってきたそうです。
フィジーの国民の収入は日本の10分の1程度、みたいに言われるのですが、中古車とはいえ、どうやってみんな車を買うお金を貯めているのだろう、と疑問に思います。
しかもガソリン代は、実は日本並みに高いようです。
そういう車社会ではあるのですが、フィジーにはUberやGrabのような配車サービスがないのが残念なところ。
自家用車を使わない場合の移動はバスが通例で、タクシーもありますが、こちらはやや高め。
今回は、移動は現地の友人やトラベロコの方に助けていただいたので、バスもタクシーも使う機会はありませんでした。
ちなみに、バスは現金支払いができず、SuicaのようなICカードを使わないといけない、とのこと。
フィジーではどうやら通信会社は3社あるようなのですが、そのうちのボーダフォンがこちらのICカード事業に関わっているそうで、後述のQRコード決済同様、囲い込み戦略の一環のようです。
フィジーにもQRコード決済
さて、そのQRコード決済。
私が滞在したラウトカという街の大規模商業施設、タプーシティ内のスーパーマーケットで使えるのを発見し、その後も色々な場所で使える旨の掲示を目にしました。
下の記事によると、最近導入されたそうで、ボーダフォンが携わっているとか。
私も使ってみたい、と思ってアプリをダウンロードしたのですが、フィジー国内の携帯電話番号がないと使えない仕様でした。
よくあることですが、残念。
デジタルフィジーとは言うが……
フィジーに行くに当たり、GLOBAL Wifiを借りたのですが、使えるのは4Gではなく2G/3G。
インターネット回線はなかなかに脆弱でした。
それでも一応、「デジタルフィジー」を謳っているようで、滞在したホテルの近くにあるシルレイ公園では無料Wifiが使えるとの掲示が。
ただこちらも、ボーダフォンをはじめとする国内通信3社の携帯電話番号がないと使えない、とのことでした。
結局は、海外旅行客が使うという想定の下ではサービスを考えてはいない、ということなのかもしれません。
確かに、人口90万人程度の小国ということもあり、充実させるべきはまず別のところでしょうから、仕方ないのかもしれません。
フィジーの新聞事情
そんな中で面白いな、と思ったのが新聞。
フィジーではまだそれなりに、新聞が読まれているそうです。
フィジー語の新聞もあるのかも、という話は聞きましたが、広く見かけるのは英字紙2紙。
そのうちFIJI Sun紙にはソーシャルメディア投稿について紹介する欄があり、それを見ると、同紙はTwitterのフォロワー数1万1100に対し、facebookのフォロワー数は19万7000に達している、とのこと。
facebook利用者が多いお国柄なのですね。
もう一つのThe Fiji Timesもそうでしたが、各欄の担当編集者のメールアドレスや電話番号が書かれてあって、双方向性を指向しているのも興味深かったです。
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