PCVR勢とQuest勢との分断を橋渡しする人
友人の大将さんが素晴らしいnoteを書かれていました。
私はしばしば、「VR世界には、性別、年齢、人種、学歴、仕事、出身、外見……のありとあらゆる差別がない」という趣旨のことを書きますが、 実はVRChatの世界にはゲーミングPC(PCVR)ユーザーと、僕のようなOculus Questユーザーとの間での分断がどんどん広がっている部分があって、大将さんはその橋渡し的なイベントをいつも開催されています。
確かに、今のVRChatユーザーはハイスペックな人たちが多い。
けれど、私としてはそこを縦に引き伸ばしたいのではなく、ZoomやClubhouseよりも円滑なコミュニケーションができるVRChatを使った会議がもっと普及すれば組織の生産性も向上する、という意味で横に広げたい、と考えています。
私が主催する「ラジオ好き集まれ!集会」は、ゲーミングPCユーザーもQuest勢も参加できるトークだけのコミュニティーですが、それが今や、参加者の皆さんがそれぞれで主催イベントを開くようになり、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)よろしくユニバース化する発展を遂げてきました。
コロナ禍でなかなか自由に動けない今、VR世界はユーザーの可能性を広げる場になっているのです。
私は「VR世界とリアルの世界とは別物ではなく、VR世界もリアルの世界に内包されている」というスタンスで、VR世界のソーシャルグラフとリアルのソーシャルグラフを融合させる取り組みを細々とやっていますが、VR世界に入ってきてくれたリアルの友人たちはみんな、確実に視野を広げ、行動半径を拡大させています。
自前でワールドが作れて、どんどんイベントを立ち上げている大将さんと比べると、私のできていることはまだまだですが、引き続き色々と模索していきたいと思います。
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