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今日もライブハウスへ足を運ぶ

神様ありがとう。今日は待ちに待ったライブなのです!!!!

人生の中で、僕のテンションの沸点が上限なくあがる日である。ライブハウスに着くまでありとあらゆる妄想をしてみる。今日のセトリはどうだろうか??観たことないバンド達はどんなライブを見せつけてくれるのか?そんな妄想が頭の中をグルグルと駆け回り、僕の心を熱くする。

どんな曲をするのか?も大事なところだけど、MCでどんな言葉を放つのか、そんなところもライブの醍醐味である。
ライブはナマモノであり、演者の熱量、フロアの空気感、その全てが欠かせない材料であり、大事な時間を削って足を運んだからこそ得られるものである。それは決して形に残らないけれど、心に確実に刻まれ、人生の中での大事な思い出へと形を変えていく。

ライブは沢山の楽しみ方があるし、それを自分で選べるところも良い所である。
2階からの景色と1階のフロアから見る景色でも、全然違って見えるからそれもまた、ライブの醍醐味である。
2階からだと、全体を見渡してみて、フロアのみんながどんな楽しみ方をしてるのか?とか、演奏してるそれぞれの人たちの動きや熱を全体から感じる事ができる。
1階からだと、まさに対バンドである。
真正面からでしか受け取れないモノがそこにはあって、熱量を全身で受け止める事ができる。

どんな楽しみ方をしたいのかは自分次第で、どれを選んでもそれは正解なのである。
材料はそこにあって、目の前のものをどう吸収するのかは見にきた人達が選ぶのである。
拳を突き上げて感情を表すのも、じっと見届けるのも、前に行くのも後ろから大人見するのも、全てが自分次第。
この自由こそがライブハウスなのである。

きっと忘れてしまったライブもあるかもしれない。でもきっとそんなライブですら心に残り僕の人生に色を与えてくれる。どんなライブも欠かせない大切な記憶なのである。


足を運ばなければ感じれなかった感情がそこにはあって、足を運ばなければ振り切れなかった感情がきっとある。僕にはあった。
ライブ終わりの音を浴び続けたあとの耳鳴りを感じながら、今日もきっと生きている幸せを噛み締めるのだ。


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