三日坊主の僕が自分を許せた話
「夢中は努力に勝る」
そんな言葉をどこかで見てなぜか頭に残ってる。何を隠そう僕は生粋の三日坊主だ。熱する時は瞬間着火で冷める時も瞬間鎮火。
この性格燃費悪いな〜なんて思うけど、なかなか性格は変わらないもので一つをひたすら続けるって本当に苦手なんだ。でも夢中は努力に勝るって言葉を知ってからこの性格も悪くないんじゃないかなと思えるようになってきた。
着火してしまえばそれが3日であろうと本気で何かに取り組めるのだから、自分の性格を生かして熱してるときは本気で向き合う。
気分が冷めたら別の楽しめることをするか、もういっそ何もせずにお酒を飲んで堕落するもヨシ。本だけ読んで終わるもヨシ。何でもありの日を設けるのが最近のルーティーンだ。
やりたい時にやりたい事をするのが結局、濃密な時間を過ごせて身になるんじゃないかと最近思う。
誰かがやってるからやるんじゃなくてあくまでも僕は僕自身が楽しいと思える瞬間を大事にしたい。やらされてる感を感じながらするよりその時々で夢中になれることをしていたい。
三日坊主の僕が少し自分を許せたこの言葉に感謝しつつ、もちろん辛くても続ける事も大事だからバランスよく生きていけたら良いなと思います。
あともう一つ心に決めてる事があって、やると決めた事は自分が「やめた」と言わない限り辞めないこと。どれだけ休憩期間が開いたとしても心の片隅に置いておけばそれはやめて無い事にしている。三日続いて熱が冷めて一旦離れてもあくまでも休憩であって、辞めて無いから三日坊主じゃ無いんだぜ!って都合の良いように解釈してる。
解釈って便利でしょ?
そうゆう意識を持ってるだけで案外少し時間が経てばまた熱が再燃する事が分かってきた。自分の心の癖を理解しておくと伸ばしたいところを上手く伸ばせそうな気がする。もちろん時間は人よりかかるかもしれないけれど、自分は大器晩成型なんだと思っておく事にしてる。
そんな自分にしか通用しない自分ルールを増やしていけたら、なんか知らんけど大きな人間になれる気がするんだ。
僕は僕の歩き方で、たまに転ぶけど起き上がって「え?転けてへんけど?」みたいな顔してまた歩きだせば良いと思う。歩みさえ止めなければ前に進めるんだから。
人と比べる前に昨日の自分と比べて少しずつ歩いて行こう。