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なりたい人になる為に

昔から明るい人間に憧れがあった。
明るく、自由奔放で、人から頼りにされ勝手に人が集まってくるような、クラスに1人は居てるそんな人に僕は強い憧れがあった。
残念ながら僕の学生時代はとてもじゃないけど、そんな人間ではなかった為、休み時間はクラスの端の方で椅子に座り、外の景色を眺めながら耳には常にイヤホンをつけて、外の世界を完全にシャットダウンしてしまうような人間だ。

そんな人間ではあったものの、人と仲良くしたいという気持ちはあった。気持ちはあるものの、人付き合いがすこぶる苦手で、馴れ合いも好きではないし、人に媚びを売るタイプでもなかった為、無理して合わせるぐらいなら1人の世界にドップリ浸かってる方がよっぽどマシだ!なんて常に思っていた。

そんな鎖国的な僕だけど、最近は人見知りも克服気味であり、たまーに冗談なんかも人に言えちゃったり。
とにかく年齢をきちんと重ね、柔軟な大人になれてるのかもって思えるようになれた。

なぜ最近になって明るく、人とのつながりを良いバランスで持てるようになったかと言うと僕の場合は、お酒が好きなのだが、お酒を飲む場で人と会話する事がとても多くなった。
お酒が入る事で、たくさんの人が気軽に話しかけてくれるし、僕も話さざるを得ないので話しているうちに、誰とでも仲良くなれるスキルを身につける事ができた。人生においてとてもラッキーな副産物である。

鎖国していた過去から6年ほどで今に至る。
6年の歳月を短いと感じるか、長いと感じるのかはその人次第に思うが、僕はこの6年でここまで成長する事ができるとは全然思ってもみなかった。
たった6年でも人は大きく変われる。
大病や事故もなく、人生ざっと70年と仮定してみても残り45年程だ。6年でこれだけ成長できたのだから、死ぬ間際の僕はどんな人間になっているのだろうか?どんな人間になっていたいだろうか?

昔よりかは明るい人間になる事ができた。
次の目標は、正しい優しさの使い方をできる人間になりたいと最近は思っているところである。
そして人の気持ちに寄り添えるような人間になりたい。

さぁ、未来の僕は一体どんな人間になれているだろうか。たのしみでもあり、今の自分をガッカリさせないように、これからも一歩一歩自分なりに歩んでいきたいと思う。

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