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デザインで使う文字の単位

グラフィックデザインで使う文字の単位と数値類。
備忘録としてまとめました。

文字サイズと行間


主に文字のサイズや行間を指定するときに使う単位類。

ポイント(DTPポイント)

1pt = 1/72インチ = 0.35277… mm

参考:Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%88

級歯(Q・H)

1 Q = 1 H = 0.25 mm

パイカ

1パイカ = 12 pt = 1/6インチ

参考:Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%82%A4%E3%82%AB

em(エム)

1 em = 1文字分

文字間・文字ツメ


主にAdobeのDTPソフトで文字間を調整するときに使う単位類。

カーニング / トラッキング

入力ボックスの1 = 1 / 1000 em
つまり入力ボックスの数値1000 = 1文字分

文字ツメ(%)

見た目上の文字間を100%としたときのツメ量(%)
トラッキングと違い仮想ボディ基準ではない。
そのため、隣り合う文字によって詰まる量が変化する。

和文のアキ幅

全角 = 100% = 1文字分
二分 = 50%
三分 = 約33%
四分 = 25%
八分 = 12.5%
二分四分 = 75%

旧時代の文字単位


現在ではあまり使用されていない過去の文字単位。

ディドポイント/アメリカンポイント

$$
\begin{array}{l|l}
\textsf{\textbf{\smallディドポイント}}&
\textsf{\textbf{\smallアメリカンポイント}}\\
\hline\\
\textsf{\textbf{1 didot pt }}\textsf{= 0.3759 mm}&
\textsf{\textbf{1 american pt }}\textsf{= 0.3514 mm}\\
\\\hline
\end{array}
$$

参考:Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%88

金属活字の号数

$$
\begin{array}{lr|lr}
\textsf{\textbf{旧号数\scriptsize(1967年以前)}}&&
\textsf{\textbf{新号数\scriptsize(1967年以降)}}&
\\\hline\\
\textsf{\textbf{初号}}&\textsf{42 pt}&
\textsf{\textbf{初号}}&\textsf{42 pt}\\
\\\hline\\
\textsf{\textbf{一号}}&\textsf{27.5 pt}&
\textsf{\textbf{一号}}&\textsf{26.25 pt}\\
\\\hline\\
\textsf{\textbf{二号}}&\textsf{21 pt}&
\textsf{\textbf{二号}}&\textsf{21 pt}\\
\\\hline\\
\textsf{\textbf{三号}}&\textsf{16 pt}&
\textsf{\textbf{三号}}&\textsf{15.75 pt}\\
\\\hline\\
\textsf{\textbf{四号}}&\textsf{13.75 pt}&
\textsf{\textbf{四号}}&\textsf{13.125 pt}\\
\\\hline\\
\textsf{\textbf{五号}}&\textsf{10.5 pt}&
\textsf{\textbf{五号}}&\textsf{10.5 pt}\\
\\\hline\\
\textsf{\textbf{六号}}&\textsf{8 pt}&
\textsf{\textbf{六号}}&\textsf{7.875 pt}\\
\\\hline\\
\textsf{\textbf{七号}}&\textsf{5.25 pt}&
\textsf{\textbf{七号}}&\textsf{5.25 pt}\\
\\\hline\\
\textsf{\textbf{八号}}&\textsf{4 pt}&
\textsf{\textbf{八号}}&\textsf{3.9375 pt}\\
\\\hline
\end{array}
$$

※ptはアメリカンポイントでの近似値
参考:Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B4%BB%E5%AD%97


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