親「宿題やりなさい!!」子「今やろうと思ってたのに!」このやり取りを撲滅したい!心理的リアクタンスの対策

こんにちは!ナガと申します。

親に「宿題やりなさい!!」と言われると、かえってやる気がなくなってしまった経験ないでしょうか?

この現象は心理学で「心理的リアクタンス」といいます。
今回はこの現象の対策を考えてみたいと思います!

心理的リアクタンス

親に「宿題やりなさい!」「宿題やったの?」と言われると、かえってやる気がなくなってしまう現象は

心理的リアクタンス

とよばれています。

宿題の例のほかにも

・絶対に覗かないでくださいと言われると覗きたくなってしまう(鶴の恩返し)
・絶対に開けないでくださいと言われると開けたくなってしまう(浦島太郎、パンドラの箱、舌切り雀)
・絶対に食べてはいけないと言われると食べたくなってしまう(知恵の実を食べたアダムとイブ)
・絶対に押すなよといわれると押したくなってしまう(ダチョウ倶楽部)

なんかも心理的リアクタンスです。

リアクタンスは反発という意味です。

人間は何かを強制されると自由を奪われたと感じて反発してしまう。

そういう心の動きのことを心理的リアクタンスといいます。

心理的リアクタンスはカリギュラ効果とも呼ばれています。
「カリギュラ」という映画が過激な表現のため一部地域で上映が禁止された時に、
禁止されたことによってかえって注目を集めたという出来事に由来しています。

宿題は学生時代を通じてずっとついてまわるものです。

宿題をきちんと提出するかしないかは子供の成績に直結します。

そのため、宿題についての心理的リアクタンス(宿題心理的リアクタンス)に焦点を当て対策を考えてみたいと思います。

親としての心理的リアクタンス対策

心理的リアクタンスという心の動きが人間にはあるのだということを知ることが対策となります。

心理的リアクタンスを知っていることで、親としてはついつい言ってしまいがちな
「宿題やりなさい!」「宿題やったの!?」の言葉を抑えることができるでしょう。

そのうえで、
・ママ(パパ)もこれから勉強するから一緒に勉強しない?
・今日はどんな宿題がでたの?ママ(パパ)に教えて?

のように声掛けすることが対策になります。

「宿題やりなさい!」「宿題やったの!?」とストレートに攻めるのではなく変化球で攻めてみるのです。

子としての心理的リアクタンス対策

子どもの立場に立ってみての対策も考えてみます。

「宿題やりなさい!」「宿題やったの!?」と親から言われたらどうするか?

を考えてみます。

一番の対策は言われなくてもやる子になることです。

ただそれは難しいので、素直に

頭ごなしに言われるとやる気がなくなってしまうのでやめて

と親御さんに伝えてみるのはどうでしょうか?

親としても子のやる気をそぎたいと思っているわけではないので話は聞いてくれると思います。

また

今日は19時から勉強するから!

と勉強開始時間を伝えて先手を打ってしまうのもひとつの手です。

この場合は必ず有言実行することが大切ですね。

さいごに

今回は、宿題に関する心理的リアクタンスの対策について考えてみました。

宿題やりなさい!

今やろうと思ってたのに!

のやり取りは世界中の家庭で行われているでしょう。

だれも幸せになれないこのやり取りを撲滅できるよう、少しでもお役に立てたら幸いです。

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