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【競馬原論】 レースレヴュー GⅢ 中山記念

中山記念(GⅡ) 

☆基礎データ
中山競馬場 2回2日
芝1800m
斤量設定
4歳56kg 5歳以上57kg 牝馬2kg減
2023.2.25以降GⅠ競走(牝馬限定競走を除く)1着馬2kg増
牝馬限定GⅠ競走またはGⅡ競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増
2023.2.24以前のGⅠ競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増(ただし2 歳時の成績を除く


勝馬の格 GⅠ


☆過去10年データ
過去10年平均ラップ
(±1.0秒以内平均ラップ
 ±1~2秒以内 ハイペース・スローペース 
 ±2秒以上 超ハイペース・超スローペース)

 1000m 60.6

単勝人気順の勝利度数
 3-3-2-0-2-0 (6番人気以下 0回)

連対馬の枠順
(度数3回   やや有利
 度数4回以上 有利
 度数1回以下 やや不利・不利)

  1枠 2枠 3枠 4枠 5枠 6枠 7枠 8枠
1着 2  0  3  1  2  0  2  0
2着 0  0  2  0  2  2  1  3
 計 2  0  5  1  4  2  3  3



2024年レース

ラップタイム 1000m 58.6

1着 マテンロウスカイ 7番人気

枠連 4-4



レース全体のレヴュー

ペースは、1000m通過は58.6と過去10年と比較してハイペース。

上位3頭は逃げ、先行馬、その後ろが追い込みというよく分からない競馬だ。

結果として、消しデータから行けば例外のレース。

全体としてレベルの低いレースメンバーだったのではないか。

特に今年の4歳牡馬はレベルが低いと感じている。

上位3頭はこのレースで終わりと判断している。

消しデータで残った馬のレベルが低かったので、推奨において判断に迷ったのは事実だ。


1番人気のソールオリエンスは確かに皐月賞を勝った馬だが、重馬場のハイペースで前の馬がほとんど潰れた状況で、後ろからの追い込みが決まっただけの馬。

そんなに強いとは思っていなかった。

その馬がダービーでも2着になったので、昨年の春のクラシック参戦馬のレベルは高くないと判断していた。

そのあとセントライト記念2着、菊花賞3着と掲示板に載っているが、初めての古馬混合戦の有馬記念では4番人気8着とこの世代が弱いことを証明してしまった。


2番人気のエルトンバローズは、ラジオNIKKEI賞を勝った後、毎日王冠も4番人気で勝利。

そのあとマイルCSで4番人気4着と掲示板に載るが、このレースでは1番人気で7着。

負けすぎである。次走はどこになるかはわからないが、人気になるようなら難しくなる。


3番人気のヒシイグアスを推奨したのは痛かった。

8歳馬なので、勝つことはないと感じてはいたが、ほかに推奨したい馬がいなかったので、残してしまった。

これは間違いであったと思っている。



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