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【競馬原論】 レースレヴュー GⅠ 菊花賞

GⅠ 菊花賞



☆基礎データ
 消しデータを参照してください


☆消しデータで残った馬

アーバンシック (3)

エコロヴァルツ (6)

メイショウタバル (3)


☆Win5推奨

 ⑩メイショウタバル

 ⑪ショウナンラプンタ

 ⑬アーバンシック



☆2024年レース結果

ラップタイム 1000m 62.0

馬場状態 良

1着 アーバンシック 2番人気

枠連 7ー8



レース全体のレヴュー

ペースは1000m通過が62.0なので、過去10年の平均ラップ1000m61.2と比較して少し遅い入り。

1000mの入りは過去10年お平均ペースより遅かったが、固まっての先頭争い状態だったので、結局レース決着は、逃げ先行した7頭のうち5番手追走のシュバルツクーゲルが7着入選が最高の成績だった。

そのため、掲示板にきた馬はすべて中団、後方待機の馬で占められている。


勝ち馬は2番人気のアーバンシック。

1000m通過時点では13番手追走、そこから2角にかけて外側を進出し8番手。

ダービー馬ダノンデサイルより前に行った。

さらに3角から4角にかけて徐々に位置を上げていき、のこり600mではすでに3・4番手で、直線で前を抜くだけの状態にしている。

皐月賞掲示板、ダービー二けた着順、セントライト記念を勝利して菊花賞制覇。

キタサンブラックの後継者といえるかもしれない。

セントライト記念勝ちからピーク入りをしているので、今後2年ほどはGⅠ戦線では主役になる存在だ。

今後は、有馬記念を目標にして、来年は阪神大賞典、天皇賞・春の路線が良いと思われるが、関係者がどうするかは不明だ。


2着から5着までは、レース展開に乗じての掲示板だから価値はない。


1番人気のダノンデサイルは6着だった。

道中向こう正面では9番手辺りでアーバンシックの少し後ろ。

残り1000mあたりから少しづつ位置が下がり、3角のあたりでは内ラチ沿いの15番手。

4角に入る少し手前では追い出を待って、4角のカーブで内ラチから外に出している。

最後の直線でも、先に抜け出した掲示板組と同じ脚色だったので、どの進路を取ろうと結果は一緒という感じだった。

結論として、ダービーを勝っただけの馬なので、やはりマイルから2000mくらいまでの中距離戦線に向かうべきだが、その中でもどれほどできるかは不明だ。



このレースはスター候補のアーバンシックが勝ったレースだったことだけを記憶しておけば良い。



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