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【競馬原論】 レースレヴュー GⅢ フラワーC

フラワーC(GⅢ) 


☆基礎データ
中山競馬場 2回7日
芝1800m
3歳牝馬限定
斤量設定
55kg


勝馬の格 1勝クラス


☆過去10年データ
      枠    勝馬人気  ラップ 
2014年 4-7    3   62.1
2015年 1-3    1   61.7
2016年 5-2    1   61.5
2017年 8-5    1   61.1
2018年 7-6    2   61.5
2019年 4-5    2   60.5
2020年 8-8   12   59.2
2021年 2-4    5   61.8
2022年 1-5    2   61.3
2023年 2-8    2   62.6

過去10年平均ラップ
(±1.0秒以内平均ラップ
 ±1~2秒以内 ハイペース・スローペース 
 ±2秒以上 超ハイペース・超スローペース)

 1000m 61.3


単勝人気順の勝利度数
 3-4-1-0-1-1 (6番人気以下 1回)

連対馬の枠順
(度数3回   やや有利
 度数4回以上 有利
 度数1回以下 やや不利・不利)

  1枠 2枠 3枠 4枠 5枠 6枠 7枠 8枠
1着 2  2  0  2  1  1  1  2
2着 0  1  1  1  4  1  0  2
 計 2  3  1  3  5  2  1  4



2024年レース

ラップタイム 1000m 60.0

1着 ミアネーロ 2番人気

枠連 5-7



レース全体のレヴュー

レースは、1000m通過は60.0と過去10年と比較するとハイペース。


掲示板に上がった5頭の内、上位4頭が後ろからの馬。

5着に逃げ粘った馬が掲示板に載った。

消しデータは例外とします。

勝ったミアネーロは、前走1勝クラスを1番人気で5着に敗退。

この馬より上位に4頭いることになります。

ということは、過去10年と比較してレベルが低いということになります。

よってこのレースは例外として、以降フラワーCに出走した馬は重視しないということになります。


勝ったミアネーロのレースだが、道中は内ラチ沿いを進み、4角で①のうちに潜り込む。

直線で①が垂れたので、そこにスペースができ、進路を外にとり、粘る⑧を抜いて1着での入着となりました。

逃げた⑧が①と一緒に垂れていれば、進路がなく勝ててはいなかったでしょう。


1番人気の②カンティアーモは3着。

ミアネーロより後ろの位置取りでしたから、うまくいったミアネーロより前に行くことはできませんでした。

スタートでは出遅れて1馬身の不利がありましたが、ペースが速いことが幸いしての3着になります。

さらに4角では外に出しながら進路がなく内に切れ込み、また進路がなくなり、勝ち馬の後ろを走ってゴールした。

不利はあったものの、勝ち馬との力量差はそれほど感じれず、重賞では今回レベルが精いっぱいと見た。


結論として、人気薄が逃げてハイペースを作り出し、人気馬がそれに乗じて上位に来たというレースだ。


注目馬

⑧エルフストラック

9番人気5着。逃げてハイペースを作り出した馬だが、当馬は、坂を上るまでは先頭で頑張っていて、掲示板に載る健闘を見せた。

上位4頭より力があるとみる。

牝馬限定のOP特別ならば、上位争いができるのではないだろうか。



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