【競馬原論】 競馬歴30年超 気づいたこと ①
競馬歴30年超、気づいたこと ①
1992年天皇賞・秋からはじめて早32年。
その間にいろいろ勉強し、気づいたことなどをコラムとして書いていきます。
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①競争馬のピークについて
うっすらと気づいてはいましたが、ある本に書かれていたことで、はっきりと認識しました。
競争馬のピークは約2年、早い馬で1年、長い馬で3年の場合もありますが、大体そんなものかと思い始めています。
今、現役または引退した馬の競争履歴を年間1000頭近く見ていますが、おおよそそんなものであることが認識できました。
問題はどうやってピークが来た、そしてピークが終わったということを確認するかです。
私の基準は、着順が掲示板に載る5着以内にしています。
人気は関係なく、掲示板に載る5着以内、それが連続して続いていけるようになってからピーク入りしたと判断しています。
そこから約2年はピーク状態で、自身の格のレースで掲示板を外すようになったら、ピークは終了したのかな?と判断するようにしています。
例を挙げるとすれば、いくらでもいるのですが、ぱっと思いついたサトノダイヤモンドを見ましょう。
競争履歴は、ネットケイバを参照しています。
2015年新馬から3連勝し、皐月賞で3着。
ということで、2016年春をピーク入りとします。
その後、東京優駿、神戸新聞杯、菊花賞、有馬記念、阪神大賞典、天皇賞・春、フォワ賞まで1年半にわたり掲示板に載り続けましたが、凱旋門賞で15着に敗退。
その後は、2018年のGⅠ戦線でも掲示板を外すようになり、2018年秋のGⅡ京都大賞典まで勝利がなくなりました。
菊花賞、有馬記念と勝った馬ですが、2017年秋以降、掲示板に載ったのが、GⅡの京都大賞典1着と金鯱賞3着の2レースだけ、GⅠ4戦は掲示板外でした。
サトノダイヤモンドのピークは、2016年春から2017年秋と1年半になります。
サトノダイヤモンドの格はGⅠなので、ピークが終わってもGⅡなら馬券になっても、GⅠは不要の馬となりました。
格がGⅠにあるにもかかわらず、GⅡフォワ賞での4着敗退、凱旋門賞での15着惨敗からサトノダイヤモンドがピーク終了したと認識していれば、翌年のGⅠ連戦では全く買わずに済みます。
これも結果論といえば結果論ですが、競馬は、「異なる馬で同じ結果のレースを繰り返す」というのがあります。
ピークに入った、ピークが終了したそれがわかれば、馬券につながるのではないでしょうか。
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