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【競馬原論】 レースレヴュー GⅡ チューリップ賞

チューリップ賞(GⅡ)


☆基礎データ
阪神競馬場 2回3日
芝1600m
斤量設定
58kg 牝馬2kg減
~2016年 GⅡ
2017年~ GⅠに昇格


勝馬の格 GⅠ


☆過去10年データ
過去10年平均ラップ
(±1.0秒以内平均ラップ
 ±1~2秒以内 ハイペース・スローペース 
 ±2秒以上 超ハイペース・超スローペース)
 
  600m 35.2
 1000m 59.4


単勝人気順の勝利度数
 6-1-0-1-1-1 (6番人気以下 1回)

連対馬の枠順
(度数3回   やや有利
 度数4回以上 有利
 度数1回以下 やや不利・不利)

  1枠 2枠 3枠 4枠 5枠 6枠 7枠 8枠
1着 2  0  1  0  2  2  2  1
2着 3  0  0  1  2  1  1  2
 計 5  0  1  1  4  3  3  3



2024年レース

ラップタイム 600m 34.5

1着 スウィープフィート 5番人気

枠連 3-4



レース全体のレヴュー

ペースは、600m通過は34.5と過去10年と比較して少しハイペース。


結果としては、レベルの低い例外のレースとなった。

消しデータを載せたときに、今年のれーあうは例外になることを書いていたが、結果はその通りとなった。

今年のチューリップ賞の出走馬からは、今後重賞を勝つような馬はほとんどいないと思われる。

上位馬は1着、3着馬が追い込み、2着馬は逃げ馬。


1着馬スウィープフィートは、スタートで出遅れ加減で1馬身ほどの不利。馬郡が前のほうに固まるのをしり目に後ろから進めていき、4画では大外に持ち出し、直線で数頭の前をカットしながら(昔なら降着?)先頭でゴールする。

武騎手は絶賛しているが、桜花賞では後方から行って伸びきらず、着外が妥当ではないだろうか。


1番人気タガノエルピーダは、レース自体はうまく進めていた。

直線に入って伸びるかと思われが、伸びきらず残り250ぐらいのところで勝ち馬によられて交わされた後は、なだれ込むだけ。

桜花賞出走は、ほぼできない状況になった。

たぶんここで終わりの馬ではないだろうか。


2番人気スティールブルーは、レース自体はうまく進めたが、直線で全く伸びず、着外の10着。

桜花賞出走はかなわず、1勝クラスの馬だろう。


3番人気ミラビリスマジックは、消しデータでは残っていたが、前走1勝クラスを2番人気での勝ち上がりと少し足りない状況であった。

中団でレースを進めたが、この馬も直線では伸びず、6着と着外になった。


見どころがあったのは、③エポックヴィーナス。

騎手のコース取りが悪く、直線ではいったところ行ったところで詰まる不利。

それでも最後の100mぐらいで前を割って5着まで食い込んできた。

スムーズだったら3着にはなっていたではないだろうか。

OP特別あたりなら、上位にはこれそうな感じではある。



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