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【歩き理論】10/9、10/10新馬戦振り返り【アルキロ】(抜粋版)

こんにちは、ミスター長嶋です。

土日の新馬戦をまとめて振り返りたいと思います。

歩き理論(アルキロ)はどうだったのかというのがメインですが一応レースの振り返りも思う所があればしようと思っています。

改めて、アルキロの評価は4段階で
◎:最高、文句の付け所なし。(重賞~クラシック級)
〇:水準レベル、普通に良い。(1勝~OP級)
△:悪くはないが気になるポイントあり。(未勝利~1勝級)
×:個人的には好きではない馬かな・・(未勝利級)

評価の目安としては一応〇より上は新馬勝ちが狙えるくらい良い感じだと思って貰えればいいと思います。

また集計ミスが見つかったので、少し勝ち上がり率等が変わっています。
すいませんm(__)m

ざっくりこんな感じです。

それでは始めます。

アルキロ印結果まとめ

10/9(土)阪神5R  芝2000m
ボルドグフーシュ  6着 アルキロ×
ヴィンテージボンド 5着 アルキロ〇

10/9(土)東京5R  芝1800m
インダストリア   2着 アルキロ〇 調教B
ヴァンドール    5着 アルキロ△

10/10(日)新潟5R  芝1600m(外)
グランデレジーナ  1着 アルキロ△
ジャスミンフローラ 8着 アルキロ△
レイフル      3着 アルキロ△
ローゼシュティア  4着 アルキロ△

10/10(日)阪神4R  芝1400m
アエリーゾ     3着 アルキロ△
テキサスフィズ   9着 アルキロ△

10/10(日)東京4R  芝1600m
グランプレジール  8着 アルキロ△
フォレスクライト  6着 アルキロ〇
ラスール      1着 アルキロ△

10/10(日)東京5R  芝2000m
チェルノボーグ   2着 アルキロ〇 調教C
バンブリッジ    4着 アルキロ△
ファイナルアンサー 8着 アルキロ△

新馬戦勝ち上がり率(トータル)
◎ 2/12  16.7%
〇 14/61  23.0%
△ 12/72  16.7%
× 4/28  14.3%

新馬戦3着内率(トータル)
◎ 8/12  66.7%
〇 27/61 44.3%
△ 27/72 37.5%
× 12/28  42.9%

10/9(土)阪神5R  芝2000m

1000mが64秒と新馬戦らしい緩やかな流れからラスト3Fでは
11.4-10.9-11.7 34.0 という瞬発力勝負の展開。
前の馬に余裕がある展開で勝ち馬のアートハウスにとってはとても向いたレースだったように思います。
直線では少しもたれるような面も見せましたが、母譲りの先行力で素質の高さを感じるレース運びでした。上のクラスでも通用しそうな一頭です。
また、2着に敗れたショウナンアデイブですが、こちらもかなり良い馬だと思います。
馬体は484kgと元々思っていたよりは絞れていたのですが、やはり初戦では少し重かった印象です。
出脚は鈍く後方からの展開も、全体的にペースが上がる後半の3Fで一気の捲りを見せて3番手まで上がった脚はかなりのものだったように思います。

展開的に、アートハウスを差し切るのは厳しかったですがこの馬のレースぶりもかなり目立つ内容でした。

次走は確勝級だと思いますし、走り方もとても良い馬でした。
順調に成長することが出来れば、クラシック戦線にも顔を出してくる一頭かもしれません。

・ボルドグフーシュ  6着 アルキロ×
想像していたよりは走れた印象で、このペースで後方から追い込んだ内容は評価出来ると思います。
もう一つ勝ち切るには難しさは感じますが、次走以降人気をあまりしないようならヒモ穴に入れてみるのは面白いかもしれません。

・ヴィンテージボンド 5着 アルキロ〇
もう一つ内容としては物足りない感じだったと思います。
馬体は思ったよりも大きくなっていましたが、走りには少し非力さを感じました。
なんだかんだ未勝利戦で苦労するタイプかもしれません。

10/9(土)東京5R  芝1800m

37.0-33.8という東京の新馬戦らしい極端な後傾ラップ。
瞬発力が試される展開で、開幕週ということもあり、前目が有利な展開。

・インダストリア   2着 アルキロ〇 調教B
前日の記事で特に高く評価していた一頭。
結果としては差し切れず2着と、残念な結果でしたが、素質の高さは見せたレースだったと思います。
勝ち馬のモカフラワーとの差は内と外の分だったと思いますし、ゴールまでよく伸びていました。
キングマンボ系の初戦と考えれば上出来だと思いますし、次走は間違いなく勝ち上がれる馬だと思います。

早めに勝ち上がることが出来れば、来年大きな舞台に顔を出せるものは持っている馬だと思います。

10/10(日)新潟5R  芝1600m(外)

開幕週、スローの瞬発力勝負でノーザンF生産馬に有利な条件だったと思うので結果に関しては妥当な結果だったと思っています。
このレースに関しては各馬について特に掘り下げるようなことは無くて
レースレベルとしては低いレースだったように思います。

なので次走以降人気するようなら少し怪しんだ方が良いのかなと個人的には思っています。

この組であえて挙げるなら、危険な人気馬として取り上げていたレイフル。ドゥラメンテ産駒で3着という結果だったので次走はパフォーマンスを上げて来るとは思います。

10/10(日)東京4R  芝1600m

・フォレスクライト  6着 アルキロ〇
前目に有利な展開になったこのレースであの出遅れは痛すぎました。
特に不利を受けていた訳でもなかったのでまだトモがしっかりしておらず
出脚がつかないような印象を受けました。
次走以降もあまり出は良くないかもしれません。
ただそれでも終いはしっかり伸びて来たので、能力の片鱗は見せた内容だと思います。
ただ434kgと想像していたよりもかなり小さかったので、もう少し馬体の成長が欲しい感じはします。

・ラスール      1着 アルキロ△
アルキロ評価低め&危険な人気馬に挙げていたのですが・・御見逸れしました。(´Д⊂ヽ

直線で内の狭い進路でも怯まなかった勝負根性。そして前が開いてからの瞬発力はかなり印象に残りました。
レース後のルメールの「新しいグランアレグリア」というコメントも頷ける走りで、牝馬のクラシック戦線にまた一頭、凄い素質馬が現れたという様に思います。

同じような位置取りの馬と上がりが1秒程度違いますし、本当に別格の走りだったと思います。

10/10(日)東京5R  芝2000m

・チェルノボーグ   2着 アルキロ〇 調教C
まだ身体的にも精神的にも幼い感じでした。
ただそれでも持っている能力の高さは感じる部分もありましたし、未勝利を抜けるのは時間の問題だと思います。
本当に良くなってくるのは3歳秋~古馬みたいなタイプかもしれません。

勝ち馬とは位置取りの差だったように思いますし、次走で勝ち上がって、成長放牧と出来れば理想でしょうか。

まとめ

今週の面子の中ではラスールとインダストリアが目立った印象。

特にラスールは勝ちっぷり、内容共にとても良かったので今後も注目の一頭だと思います。

インダストリアは敗れたものの、素質の高さを感じる内容で次で順調に勝ち上がることが出来れば充分来年の大きい舞台で見られる可能性がある馬だと思います。

余談ですが、指名馬のコマンドラインがサウジアラビアロイヤルCを制覇。
まだ8割という感じの仕上げに見えましたが、ルメールの好騎乗もあって見事勝ち切ってくれました。

パドックでの目つきが個人的には凄く印象に残っていて、闘志満々といった感じでその結果少しチャカつく面を見せていましたが、闘争心がしっかりある馬だということがよくわかりました。

レースぶりも、騎手の指示に従ってポジションをすっと上げられたように、大きさの割に操縦性も良い馬だと思います。

次走はまだ未定ですが、国枝先生も距離を延ばしたいという旨のコメントを残していたので、次走はホープフルSかなと思っています。

操縦性が良い馬ですし、中山コースも問題ないと思っています。
あの中山の坂もこの馬の馬力ならこなせると思いますし、そこでG1を勝って
来年のクラシックシーズンに繋げられたら理想的です。

それが可能な馬だと思うので、今後も期待しています。

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