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【背腹理論】6/25,6/26新馬戦見解【せばら三四郎】

こんにちは、こんばんは。
せばら三四郎です。

昨年は歩き理論、略してアルキロと題した記事を新馬戦の始まる6月~2月くらいまで投稿していました。

今年も身内のPOGに参加するにあたって新しい理論、背腹理論を導入してみました。

背腹理論とはその名の通り競走馬の背と腹の形からその馬の能力であったり個性を見抜くことが出来るのではないかという理論です。

今年も昨年のアルキロ同様基本的にはシルクR、サンデーR、キャロットFの馬を取り上げる予定です。

また他にも気になる馬や注目馬がいれば取り上げようと思っています。

昨年のアルキロ同様、素人の個人的な見解なので参考程度にというか
参考にしなくていいです←

読み物くらいの感覚で触って貰えればありがたいかなと思っています。

背腹理論の評価はS~Eの6段階で
S:G1級(世代トップレベル)
A:OP勝ち~重賞級
B:1勝勝ち~OP上位級
C:1勝クラス好走級
D:未勝利脱出級
E:未勝利級

あくまで目安ではありますがこんな感じで分けています。
基本的には1歳時の写真を見ての評価です。
2歳時の写真を確認出来た馬については2歳になってどう変わったのか触れていきたいと思っています。
ざっくりですがB評価以上は期待馬という認識で良いです。

今年は今週のイチオシという形で一頭だけ馬券で買ってみたい馬を取り上げてみます。

ただ馬券は自己責任なので、、その点はお願いしますm(__)m

背腹評価一覧

6月25日(土) 東京5R 芝1800m
シャンドゥレール  背腹C
6月25日(土) 阪神5R 芝1400m
チャーチモード   背腹E
ボーマルシェ    背腹E
6月25日(土) 函館5R 芝1200m
該当馬なし。
6月26日(日) 東京5R 芝1600m
ジュドー      背腹D
フラグランツァ   背腹D
6月26日(日) 阪神5R 芝1800m
ノイアーターク   背腹C
チャンスザローゼス 背腹B
ドゥラエレーデ   背腹D
6月26日(日) 函館5R 芝1200m
該当馬なし


6月25日(土) 東京5R 芝1800m

・シャンドゥレール(牡)
血統:父エピファネイア 母父Quality Road
厩舎:国枝厩舎
馬主:DMMドリームクラブ
生産:社台F
背腹評価:C(1勝クラス好走級)

DMMの馬ですが、セレクトセールで見ていたので一応取り上げます。

〇血統
一つ上のメジャークオリティはダートで勝ち上がり。
母のマジェスティッククオリティは1勝も、米国のダートG2~G3での好走歴有。
当馬はエピファネイア産駒で母系にSSを持たないことから配合的には瞬発力よりはパワーが武器になりそうな印象です。

〇馬体
背腹評価はC。
エピファネイア産駒も馬体の見方がまだ定まってはいないのですが
当馬は背の長さ、そして背腹のライン自体は良い部類だと思っています。
ただ背はやや頼りない印象を受けるのでその分評価は下げています。
また、トモの形は丸みがあって好みの形でした。

〇調教
調教では気合をつけてから併走相手と並ぶとしっかり食らいついていました。
身体の使い方も良くキビキビとした走りで初戦から動ける仕上がりに見えます。
馬体重も1歳5か月の段階で486kgあることから馬格もあって動けているので期待出来ると思います。

〇見解
有力馬の一頭だったブラストウェーブが除外になったことで勝ち上がるチャンスが膨らんだように思います。
血統的にも調教的にも初戦から期待出来る一頭だと思います。


6月25日(土) 阪神5R 芝1400m

・チャーチモード(牡)
血統:父モーリス 母父ネオユニヴァース
厩舎:高野厩舎
馬主:シルクR
生産:ノーザンF
背腹評価:E(未勝利級)

〇血統
兄弟に目立つ活躍馬はまだ居ない血統。
モーリス×ネオユニで母系にフレンチデピュティを持っていることから個人的には砂に出やすい配合かなと思っています。

〇馬体
背腹評価はE。
もう一つメリハリ感に欠く背腹のラインで個人的にはあまり良い評価をしませんでした。
トモの形は良いもののどちらかといえば砂馬のトモの造りに見えたので芝ではやや疑問符が付くかなというのが個人的な見解です。
また、左前脚の繋ぎの形はかなり怖い形に見えるので怪我のリスクはついてまわるように思います。

〇調教
坂路の動きからは力強さは感じるのですが、まだ左右にかなりヨレる所があったり一瞬バランスを崩すような所もあったので危なっかしいというような印象が強いです。
走りのバランスがまだあまり良くはないのかなとは思いますが、パワー自体は良い物を持っていると思います。

〇見解
芝では厳しいかなと思っているので砂替わりを狙いたいというのが個人的な見解です。
おそらく人気すると思うので、相手関係もありますが個人的には切って勝負してみても面白いかなと思っています。


・ボーマルシェ(牡)
血統:父ドレフォン 母父スペシャルウィーク
厩舎:平田厩舎
馬主:キャロットF
生産:社台白老F
背腹評価:E(未勝利級)

〇血統
兄弟には活躍馬がまだ居ない血統。
これまでは欧州血統の種牡馬と配合されていたものの、当馬は初の米国血統の父との配合。
これまでの産駒から違った一面が引き出せるかどうか。

〇馬体
背腹評価はE。
背に長さを感じるのと背腹のラインが平行でメリハリを感じない馬体。
トモの形は良いものの、背腹の形的に切れよりは持続力タイプだと思います。
背腹の形が好みではないので評価は低いですが、1400mには適性がある馬体だと思います。

〇調教
坂路での調教でしたが、まだ走りの重心が高い印象で実戦にはやや疑問符がつく走りだったように思います。

〇見解
1400mには適性があるとは思うのですが、もう一つ馬体と調教の動きが個人的にはあまり良く思えませんでした。
個人的にはここは見送ろうと思っています。


6月26日(日) 東京5R 芝1600m

・ジュドー(牡)
血統:父モーリス 母父ディープインパクト
厩舎:手塚厩舎
馬主:シルクR
生産:ノーザンF
背腹評価:D(未勝利脱出級)

〇血統
全兄は2勝馬のアバンチュリエ。
血統的にはモーリス×ディープ×Grand Lodgeでルークズネストと似た構成になっています。
またモーリス産駒で同じムーンライトダンスの血統からシゲルピンクルビーも輩出されていることから血統的相性は良いのだと思います。

〇馬体
背腹評価はD。
上のアバンチュリエと比較すると背中に頼りなさが目立つ印象。
背は短めでトモの形にはパワフルさがあって良いと思うのですが、
背腹のラインは平行気味なので思ったほど切れないのかなという気もしています。

〇調教
走りを見ると首はまだあまり上手くは使えないのかなという印象を受けました。
前脚は良く出ていて好感が持てるのですがその割には伸びていないようにも見えました。

〇見解
血統背景的にはポテンシャルはありそうなのですが、少し気になる部分も多い一頭です。
丸っきり切るには怖い馬だと思うので紐には入れておこうかなと思っています。

・フラグランツァ(牡)
血統:父ハービンジャー 母父ネオユニヴァース
厩舎:戸田厩舎
馬主:キャロットF
生産:ノーザンF
背腹評価:D(未勝利脱出級)

〇血統
母アドマイヤアロマの初仔。
ハービンジャーにネオユニヴァースという配合は個人的にはあまり相性は良いと思っていなくて、馬格次第では砂に出るのかなと思っています。

〇馬体
背腹評価はD。
背の長さは程々で、背腹の長さのバランスは悪くないのですが、ややメリハリには欠く印象。
お尻の形が平尻で持続力型の印象が強い馬体に見えます。
案外適性は砂の方があるんじゃないかなと個人的には考えていて砂ならもう一つ評価は上がります。

〇調教
イメージより全然動けていて初戦から行ける仕上がりに見えました。
回転の速いフットワークでピッチ走法気味な走りに見えます。
東京はどうかと思いますが、案外小回りの中山ダート辺りに出て来ればあっさり勝てるような馬かもしれません。

〇見解
本質的には砂の短距離辺りの馬かなと思うので過度な信頼は禁物だと思っています。
面子の兼ね合いはありますが、仕上がり自体は良いので、馬券には一応入れておいた方が良いとは思っています。

6月26日(日) 阪神5R 芝1800m

・ノイアーターク(牡)
血統:父ロードカナロア 母父Dabirsim
厩舎:安田隆厩舎
馬主:社台RH
生産:社台ファーム
背腹評価:C(1勝クラス上位級)

〇血統
カナロアにハットトリック、ロックオブジブラルタルとマイルの宝石箱のような母系。
適性としては1200~1600辺りに落ち着きそうな血統で、カナロアとの相性も良さそうに思います。

〇馬体
背腹評価はC。
背は短く腹は長めでバランスは良いですし、背もそれなりに出来ている印象。
背腹のラインもまずまずで脚の付き方も良いと思います。
ただ気になる点もあって初仔で馬体がどの程度のサイズになるのかというのと、トモはやや小ぶりに見えるのでその点は少し気になります。
ただ色々調べていると安田調教師曰く結構大きな馬というコメントがあったので馬格の心配は必要ないかもしれません。

〇調教
調教の馬装を見ても走りの首が高い馬でまだ幼いのかなという印象です。
素質自体は感じますがまだこれからの馬という感じはするので鞍上的にも初戦は競馬を教える感じになるかもしれません。

〇見解
調教の部分と被りますが、初戦は勝ちに行くというより競馬を覚えさせるような内容になるのかなと思うので初戦から過度な期待は禁物かとは思います。
ただ調教を見ても素質自体は感じるので上手く行けば爆走する可能性も秘めているとは思います。
ただ個人的には今回一度見て次買い時かなとも思っています。

・チャンスザローゼス(牡)
血統:父エピファネイア 母父ゼンノロブロイ
厩舎:中内田厩舎
馬主:藤田晋
生産:ノーザンF
背腹評価:B(1勝勝ち~OP上位級)

話題の一頭であり、セレクトセールで確認していたので取り上げます。

〇血統
注目しているエピ×ロブ配合。
牝馬での活躍馬が多かったものの、昨年は牡馬でヴェローナシチーが出たことから更に活躍の幅が広がりそうな今後も注目の配合です。

〇馬体
背腹評価はB。
エピファネイア産駒の馬体見方は正直まだ全然掴めていないのですが()
父親が強く出ている産駒がよく走っている印象で、あまり背の長さは気にしなくていいのかなと思っています。
むしろトモの力強さやお尻の形の方が走る馬を見極めるのには大切なファクターになりそうに思っています。
当馬は背腹のバランスはエピファと考えればこれで良いように思います。
前の造りの広さは〇で後肢の造りのバランスも良いです。
欲を言えばもう少しトモがガチっとしていると更に高い評価だったのですが、トモはそれなりな感じに思ったのでB評価にしています。

〇調教
調教の動きの感想としてはそれなりには動いている感じはします。
ただ少し首が高いことと、まだ幼い素振りを見せているので包まれたりすると脆い部分があるかもしれません。

〇見解
泣く子も黙る川田×中内田コンビでなおかつ新馬戦に強いエピファネイア産駒ということで期待値はかなり高いと思います。
馬体的にも良いものはありますが、調教は少し物足りない感じもしたのでその点は不安です。
それでも上位争いは期待出来る一頭だと思います。

・ドゥラドーレス(牡)
血統:父ドゥラメンテ 母父オルフェーヴル
厩舎:池添学厩舎
馬主:スリーエイチレーシング
生産:ノーザンF
背腹評価:D(未勝利脱出級)

セレクトセール2021出身馬。

〇血統
母はサトノダイヤモンドの半妹にあたるマルケッサ。
ドゥラメンテ×オルフェーヴルという未知ながら強烈な配合で期待感があります。
SSの3*4というトレンドのクロスを持ちつつノーザンテースト、さらにサザンヘイロー経由のHaloクロスも持っており早くから活躍出来そうな感じがします。
一つ気掛かりなのは気性面でその点を競馬でコントロール出来るかどうかが鍵になりそうです。

明確に相性が良いかどうかはこれからの結果次第になりますが、今後こういったステゴ後継の母父も増えて来ると思うので一つの成功例になれば配合の幅が広がって良いなと思っています。

〇馬体
背腹評価はD。
背に関してはやや長すぎるのかなという造りで背腹のラインもややメリハリ感には乏しい印象だったので評価は低くしました。
体型的にはスパっと切れるというよりは長く良い脚を使う馬だと思います。
ただトモはしっかりしていて全体的な形は整っているのでバランスはこれで良い馬だと思います。
一点だけ怖いのは左後肢の繋ぎでそこまで極端に細いという訳ではないのでリスクとしては低いと思うのですが、調教を見ると蹴り脚がかなり強いので負担に耐えれるかが少し気になります。

〇調教
コース、坂路共に素晴らしい動きでした。
昨年の新馬戦の調教の中で印象に残っている一頭がダノンスコーピオンだったのですが、その調教と比較しても全く遜色ない動きでした。
何よりも身体の使い方が素晴らしく、首と身体がよく連動して走りに大きな推進力を生みだしています。

中々このレベルの調教をする2歳馬は見ることが無いので、正直調教の動きそのものはG1級と言い切っていいくらい凄かったです。

〇見解
背腹評価こそ低く付けたのですが、、この背中の感じから想像のつかないくらい爆発力があって、長く良い脚を使う持続型という印象は変わらないのですがその良い脚がとんでもなく良い脚の可能性があります。
鞍上、厩舎など不安要素も少なくはないですが、デビュー前の動きとしては屈指のレベルの馬と言っていいと思います。

あとはレースで気性が爆発したりさえしなければ、新馬戦はすんなり勝てるレベルの馬だと思います。
この先の大舞台を期待出来るそんな一頭だと思います。

その他の調教から気になる馬

〇6月25日(土) 東京5R 芝1800m

・グランラウディー
併走相手にしっかり食らいついて促されてからの反応も上々。
初戦から動ける仕上がりで上位争い出来る一頭。

・マイネルビジョン
テンションの高さは課題も、動きの質は上々。
外枠から上手く先行出来れば一発も。

前述したシャンドゥレールからこの2頭で勝負してみたいです。


〇6月25日(土) 阪神5R 芝1400m

・ゴールデンウィンド
荒々しさも感じるが坂路での動きは迫力満点。
血統的にも悪くない条件設定で、前付け出来ればあっさりも。

・ルクスドヌーヴ
おそらくあまり人気しないと思うのですが、坂路での動きはまずまず。
上手く内から先行出来ればしぶとく粘りこめてもいいと思います。


〇6月25日(土) 函館5R 芝1200m

・ベッラフロー
調教の動きだけ見ればこの面子で最上位の動きだったと思います。
軽く促されてグッと加速するような所もあったので、初戦から期待して良いと思います。

・イコサン
5頭併せで後ろから追走させる形の調教。
操縦性はそれなりに良いと思いますし、外に持ち出してからの反応もまずまず。
能力的に抜けてるとかいう感じではありませんが、スムーズに立ち回れば馬券内はあると思います。


〇6月26日(日) 東京5R 芝1600m

・グランベルナデット
調教の走りを見ても走ることに前向きというのが第一印象で新馬戦向きな気性だと思います。
動き自体も素軽さがあり、初戦の仕上がりとしては充分だと思います。

・コスモオピニオン
気性が勝つタイプでややコントロールするのに苦労する馬かもしれませんが、動きそのものは良いです。
前日のレースで推奨しているグランラウディーとの併せで同等の動きだったのでグランラウディーの結果次第で当馬もチャンスはあると思います。


〇6月26日(日) 阪神5R 芝1800m
ここは上位が強いので穴目の馬を一頭。

・エーティースピカ
まだ走りに若干重たさを感じる部分はあるものの、動きだしてからは中々迫力のある動きで身体の使い方も良かったです。
相手関係は厳しいですがスムーズに運べれば面白い一頭かなと思います。


6月26日(日) 函館5R 芝1200m

・メイショウギシオー
動きは出走する面子の中でも最上位。

・ニシノビウモッツ
気性的にやや怪しい面はあるものの動きそのものは上位。


今週のイチオシ

ベッラフロー

本当はドゥラエレーデと言いたい所ですがまあ人気でしょうし、僕がイチオシするまでもなく皆期待してると思うので・・(>_<)

穴という訳ではないですが、出走メンバーの中でも抜けて良い動きに見えたベッラフローを今週のイチオシにします。

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