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【背腹理論】7/29,7/30新馬戦見解【せばら三四郎】

こんにちは、こんばんは。
せばら三四郎です。

昨年も10月くらいまで新馬戦に関する記事を投稿していました。

今年は少し書き方を変えて、各レース毎にざっくり触れていくような形を取ろうと思っています。

新馬戦前の馬の能力判定方法として昨年から背腹理論というものを導入しています。

背腹理論とはその名の通り競走馬の背と腹の形からその馬の能力であったり個性を見抜くことが出来るのではないかという理論です。

今年はそこに測尺の観点を加えてより馬の特徴を掴めるのではないかと一味加えました。

ただ成果が出るかは正直わからないので・・w読み物程度に楽しんでいただくのが一番です←


主に取り上げた馬一覧

7月29日(土) 新潟5R 芝1600m外
ダノンキラウェア
フルドライヴ
デクランシェ
7月30日(日) 新潟5R 芝1800m外
ホウオウプロサンゲ
カンティアーモ
スプリンクルソルト
ミッキースターダム


7月29日(土) 新潟5R 芝1600m外

ついに始まった新潟開催。
その一発目からダノン×中内田×川田の黄金ラインの一頭、ダノンキラウェアが出走。
全兄にNHKマイルCの勝ち馬ダノンスコーピオンがいる良血馬。
背腹等写真は全くないため背腹評価は割愛。
動きを見ると全体時計こそそこまで出していませんがフットワークの良さと加速力の高さが目立ちます。
ここまでデビューした新馬の中では間違いなくトップクラスの動きで初戦は確勝級と言っていいと思います。
後は馬体重が450程度は最低でも欲しい所。
兄ダノンスコーピオンのデビュー前の動きと比較すると上とはまた違うタイプの馬に見えます。
上は動き全体のダイナミックさが目立つ馬で瞬間の加速というよりはエンジンが掛かれば凄い脚を使う感じで実際若干ズブいような印象がある馬だったのですが、当馬はそれに対してスイッチを入れるとピューンと加速する感じで上より短い所への適性が高いように思います。
映像を見ると上より少し小柄にも見えるのですが正直わかりませんw
あまり小さいようだと危ないかもしれませんが、程々の馬格があればイメージ通りの末脚を使ってくれそうです。

次に調教時計から取り上げたいのがフルドライヴ。
CW6F80.5は良い時計だと思います。
実馬の動きとしてはストライドは大きめ、やや首の高いタイプで大箱向きなタイプだと思います。
極端に切れるという感じではないですがまずまずの動きに見えました。
父キタサンミカヅキは未知数ですが、当馬の配合的にキングヘイローとディープのHalo,Sir Ivorクロス、バクシンオー経由のナスルーラ、Round Tableの5*5でナスキロも豊富な血統構成で芝でもどうにかなりそうな気もします。

最後に個人的に注目していた血統馬デクランシェについて。
血統だけならS評価を元々POG前に付けていた馬なのですが如何せん個人馬主であることと寺島良厩舎のため今村騎手が騎乗するであろうという部分でPOG的にはやや指名しづらく見送る形になった一頭。
ルーラーシップ×ハービンジャー×SS×ヌレイエフという構成が個人的にはとても好きな構成で個人的に血統への期待値はかなり高いです。
動きとしてはルーラー×ハービンジャーらしい感じで切れというよりは持続力という動き。
初戦向きかどうかはなんとも言えないのが正直な所ではありますが決して悪い動きでは無かったので後は軽斤量でどこまでやれるか。

個人的な予想印
◎ダノンキラウェア
〇フルドライヴ
▲デクランシェ

オッズ次第ではあるものの、基本は◎ー〇▲で馬単マルチのような馬券を狙うつもりです。

7月30日(日) 新潟5R 芝1800m外

まず最初に取り上げるのはセレクトセールで4.1億円で取引されたホウオウプロサンゲ
ヴェロックスの半弟にあたる良血馬。
2歳時の写真の印象としては中距離型で骨太で重厚感のある馬体でキズナらしいパワー型の牡馬という感じを受けました。
動きとしてはまだ集中力に少し乏しい感じがしたのと、3頭併せでは併走相手に遅れており促してからそこまで切れる感じがなかったのは気になりました。
使いつつ良くなるタイプなのかなというのが正直な所で初戦はやや怪しい感じがします。

カンティアーモはシルクR木村厩舎の所属馬。
これまでの傾向としては牝馬の方が安定感のある牝系。
元々馬体写真でも見栄えがとても良かった馬なのですがシルクRなので良く見せすぎかなという気もしました。
測尺的にはシルクの中でも大きめの部類でその点に少し引っ掛かる部分があったのでPOGの指名を避けましたが基本的には良い評価をしている一頭です。
背中は出来ている部類ですしラインも良く、トモの形は少し好みとは違うのですが良さそうに見えます。
動きを見ても、3頭併せでしっかりと先着しており及第点の動き。
シルク馬の見分けにあまり自信はありませんが、初戦から上位争い出来るだけのものはあるように思いました。

動きから注目したいのはスプリンクルソルト
3頭併せ真ん中でしっかり動けていましたし初戦としては及第点の動き。
案外やれるかもしれません。

最後にPOGの兼ね合いでミッキースターダムを取り上げます。
坂路の映像しかなかったので能力的な評価は難しいですが、気性的にはまだ幼いものの前向きさがあって好感が持てます。
写真を見ると繋ぎが短そうなのは若干気になりますが、新馬戦のエピファネイア産駒で気性的に前向きさがあるのは良いことだと思いますしチャンスはありそうです。

個人的な予想印
◎カンティアーモ
〇ミッキースターダム
▲スプリンクルソルト

正直順番は付けかねるので馬連3頭BOX辺りでどうか。


その他の新馬戦の注目馬

ここではピンポイントに他の新馬戦の注目馬触っておきます。

土曜日
〇札幌5R
ここは養命酒POGから二頭。
・パシフィックハイ
CW6F79.9ととても動けており直前の動きを見てもメンバー上位の動き。
初戦から好勝負出来そう。
・オコタンペ
元々砂向きだと思っていただけに芝デビューは想定外。
動きも手先感が強く、ここは様子見か。

日曜日
〇札幌5R
・クリフハンガー
堀×松山コンビ。
堀厩舎らしい気性難馬ではあるものの動きはかなり目立つ。面白い一頭。


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