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【歩き理論】6/13新馬戦振り返り【アルキロ】

こんにちは、ミスター長嶋です。

日曜日の新馬戦の振り返りをしていきたいと思います。

歩き理論(アルキロ)はどうだったのかというのがメインですが一応レースの振り返りも思う所があればしようと思っています。

改めて、アルキロの評価は4段階で
◎:最高、文句の付け所なし。(重賞~クラシック級)
〇:水準レベル、普通に良い。(1勝~OP級)
△:悪くはないが気になるポイントあり。(未勝利~1勝級)
×:個人的には好きではない馬かな・・(未勝利級)
ざっくりこんな感じです。
評価の目安としては一応〇より上は新馬勝ちが狙えるくらい良い感じだと思って貰えればいいと思います。(知らんけど)

それでは始めます。

6/13(日)東京5R 芝1800m

結果
1着 ヴァーンフリート アルキロ〇
2着 グランシエロ
3着 アンビション
38.7-34.3(-4.4) 超後傾ラップ

ラップ的には残り600mの瞬発力比べの様相を呈したレース。

色々なことが起きたレースですが細かく書き出すとキリがないので・・
上位入選の馬について書きます。

1着のヴァーンフリートはアルキロ〇の馬。

自分のPOG指名馬でもあったので勝ってくれて何より嬉しかったです。
パドックの段階で馬っ気を出したり、発汗が目立ったりしていて
気性の難しさというのが目立っていました。

レースでは川田騎手のコメントにもあったように道中は促しながらの追走。
直線でも外から来たグランシエロの方を馬がずっと見ながら走っていて
川田騎手が追うのに苦労しているように見えました。
最後にはぶつかりそうになる場面もありましたが、そこでへこたれなかったのがこの馬の勝負根性なのかなと思います。
加えて、寄られてからほんの僅かの間ですが首を真っすぐな状態で
使えていたのでそれが結果のクビ差に繋がったと思います。

まだまだ課題は多い馬ですが、光る物は確かに感じたので
今後の成長次第で大きな所も狙える馬だと思います。



2着はグランシエロ

スタートでいきなり大きく後手を踏み、最後方からの追走。
道中、ペースの遅さを感じて三浦騎手が早めにポジションを上げて4コーナーではヴァーンフリートの外まで手応え良く進出。
そこからの走りは調教の時と同じく首が高い感じで伸びてはいるのですが、
右往左往する走りでロスが大きかったと思います。
能力の高さというものは勝ち馬同様かそれ以上に感じる走りだったのですが
如何せんこのタイプの馬は改善するというよりかこの走りが続くイメージがあるので、東京や新潟くらいにしか持って行け無さそうな印象があります。
またスタートの出方を見ても次走も今回と同じくらいの感じでゲートを出そうな気がするので、また今回のように取りこぼす可能性は結構高いのでは
無いかと思ってます。



3着はアンビション。

実はPOGで指名するか悩んでいたハービンジャー産駒でした。
血統は良いのですが、いつデビューするかが流石に掴めなかったので
指名することは無かったのですが、まさかの6月デビューで驚きました。

パドックでの立ち姿は、前の大きい子が多いハービンジャー産駒にしては
後ろがしっかりしていて全体のシルエットのバランスが良かったので
これは走るタイプのハービンジャー産駒かなと思いました。

上位の中ではこの馬が一番中身のある競馬をしたと思っています。

538kgという大柄な馬で、最内枠というのは少頭数とはいえ
競馬の組み立ては難しかったと思います。

スタートの直後に隣の馬に寄られて必然的に後ろのポジションからの競馬に
なりました。
切れ勝負は分の悪いハービンジャー産駒、しかもスローペースとなると
かなり展開は厳しかったと思います。
それでも最後の直線では何とか進路を見つけて、まだ身体も使い切れていない走りながら3着と奮闘しました。

未勝利は少なくとも確勝級の馬だと思っています。
確かに不器用な面はあると思いますが、力としてはかなりのものがあるのではないかと思っています。
血統的にも本格化はまだ先だと思うので、現時点でこれだけ走れれば
充分ですし、何より馬体のバランスが素晴らしいです。

この馬を見て改めて今年のハービンジャーは一味違うと確信しました。

6/13(日)中京5R 芝1200m

結果
1着 メリトクラシー  アルキロ△
2着 インプロバイザー 
3着 ダグザ      アルキロ△
35.8-34.9(-0.9) 後傾ラップ

レース前には雨が降ったのと、この日の中京は前残り馬場でした。

1着はアルキロ△だったメリトクラシー。

新種牡馬シルバーステートの強みはこれなんじゃないかなと思う競馬でした。

シルバーステートの特徴として、怪我明けでも逃げの競馬を打てるくらい
とことん競馬に前向きな馬というのが挙げられます。

そして血統的にはディープ×ロベルト系でディープ後継の中では
切れよりも持続力に長けた血統だと思います。

またメリトクラシーの場合、母系にデインヒルを持つため
より短距離戦で前で粘り切るオーストラリア的な競馬は適性があったと
思っています。

先日の記事で背中が垂れ気味で馬体のバランスがアンバランスという風に
書いたのですが、当日のパドックを見るとかなり成長したという印象で
背中はしっかりしていて全く問題は無かったです。
馬体のバランスこそやはり掴みどころがない感じでしたが、背中がしっかり
したことを考えると案外マイルくらいまでこなせる馬体かもしれません。

また鞍上が父を知る福永騎手だったというのもこの馬にとっては良かったと
思います。

スタートで好発を切った後、新馬戦では控えさせる騎手も多いのですが、
福永騎手は迷わずそのままハナを主張しました。

福永騎手もどちらかといえば新馬戦では先々のために馬群の中で経験させる
ことが多い印象なのですが、
父シルバーステートを知っている唯一の鞍上なのであっさりハナを切る競馬を選んだのだと考えています。

まあこれはあくまで憶測でしかないのですが、そう考えた方が面白いなと
個人的に思ったのと、この競馬を見て
シルバーステート産駒の良さは思い切った競馬をした方が出るんじゃないかと思いました。

結果としては父を彷彿とさせる見事な逃げ切り勝利。

雨のシルバーステートは今後馬券的にも使えるかもしれません。
雨馬場で先行して止まらない持久力がある時点で買えますし←

メリトクラシーはそういったシルバーステートの特徴を強く受け継いだ一頭
だとレースを見て思いました。
今後もこういった条件では常に侮れない一頭になると思います。


2着はインプロバイザー。

この日の馬場のことを考えると強い内容の競馬をしたと思います。

ただでさえ前残りの中京の馬場で終始外々を回るロスの多い競馬ながら
それでも2着を確保した辺り、内容としてはかなり評価して良いと思います。

スタートは改善出来るレベルだと思いますし、
個人的にはもう少し距離があっても良いと思います。

まだ随所に幼さというものは感じますが、未勝利戦は勝ち上がれると
思いますし成長次第で上のクラスでも通用する馬だと思います。


3着のダグザはアルキロ△の馬。

血統を考えるとこの日の馬場はお誂え向きだったと思うのですが
勝ち馬の方が純粋に力が上だったという印象です。

次走また人気はすると思うのですが、個人的には勝ち上がるのには
時間が掛かりそうなタイプに見えました。


今日以上に向いている条件というのもそんなに多くないと思うので
危ない人気馬になる可能性は結構高いと思います。

もう少しパワーが付いてくると良いのですが、
現状まだ少し非力な感じがするので、勝ち切るまでの力があるかは
疑問符が付きます。

あえて言うなら札幌開催に持っていくのが
一番勝ち上がれる可能性は高い気がします。

6/13(日)札幌5R 芝1200m

アルキロ該当馬なしのため割愛。

アルキロ印結果まとめ

・6/13(日)東京5R 芝1800m
ヴァーンフリート  〇 1着
・6/13(日)中京5R 芝1200m
ダグザ       △ 3着
メリトクラシー   △ 1着
・6/13(日)札幌5R 芝1200m
該当馬なし

新馬戦勝ち上がり率(トータル)
◎ 1/3 33.3%
〇 2/6 33.3%
△ 3/9 33.3%
×  0/3 0%
新馬戦3着内率(トータル)
◎ 3/3 100%
〇 2/6 33.3%
△ 6/9 66.7%
×  1/3 33.3%

まとめ

ヴァーンフリートが勝ち上がったことがやはり一番嬉しかったです(私情

今週も先々が楽しみな馬が多かった印象ですね。

馬券としてはあまり上手く行きませんでした(´Д⊂ヽ

ただ未勝利戦とかが始まった時にこういったレースの振り返りが活きて来ると思うのでまたそういった所で大きいのを獲れれば良いなと思っています。

アルキロの成績としてはアルキロ△が結構新馬戦で現状走っているので
もう少し〇の馬に頑張って欲しいなという気持ちもありつつ・・w

来週からも引き続きやっていきたいと思います。

それでは。

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