【背腹理論】8/27,8/28新馬戦見解【せばら三四郎】
こんにちは、こんばんは。
せばら三四郎です。
昨年は歩き理論、略してアルキロと題した記事を新馬戦の始まる6月~2月くらいまで投稿していました。
今年も身内のPOGに参加するにあたって新しい理論、背腹理論を導入してみました。
背腹理論とはその名の通り競走馬の背と腹の形からその馬の能力であったり個性を見抜くことが出来るのではないかという理論です。
今年も昨年のアルキロ同様基本的にはシルクR、サンデーR、キャロットFの馬を取り上げる予定です。
また他にも気になる馬や注目馬がいれば取り上げようと思っています。
昨年のアルキロ同様、素人の個人的な見解なので参考程度にというか
参考にしなくていいです←
読み物くらいの感覚で触って貰えればありがたいかなと思っています。
背腹理論の評価はS~Eの6段階で
S:G1級(世代トップレベル)
A:OP勝ち~重賞級
B:1勝勝ち~OP上位級
C:1勝クラス好走級
D:未勝利脱出級
E:未勝利級
あくまで目安ではありますがこんな感じで分けています。
基本的には1歳時の写真を見ての評価です。
2歳時の写真を確認出来た馬については2歳になってどう変わったのか触れていきたいと思っています。
ざっくりですがB評価以上は期待馬という認識で良いです。
今年は今週のイチオシという形で一頭だけ馬券で買ってみたい馬を取り上げてみます。
ただ馬券は自己責任なので、、その点はお願いしますm(__)m
背腹評価一覧
8月27日(土) 新潟5R 芝1800m
アスコルティアーモ 背腹C
8月27日(土) 新潟6R 芝1600m(牝馬限定戦)
該当馬無し。
8月27日(土) 小倉5R 芝2000m
インクルードダイヤ 背腹C
スティーロポリス 背腹E
8月27日(土) 札幌5R ダート1700m
該当馬無し。
8月28日(日) 新潟5R 芝1600m
クロスライセンス 背腹B
8月28日(日) 新潟6R ダート1200m
クエイヴァー 背腹B
8月28日(日) 小倉5R 芝1800m(牝馬限定戦)
コナコースト 背腹B
ダンザンレーヴ 背腹D
メテオリート 背腹D
8月28日(日) 小倉6R 芝1200m
該当馬無し。
8月28日(日) 札幌5R 芝1800m
該当馬無し。
8月27日(土) 新潟5R 芝1800m
・アスコルティアーモ 背腹C
身体能力一本勝負という印象もあるアスコルティの仔。
リッスンの血を汲む繁殖で欧州指向の強い配合の母です。
当馬の父はキタサンブラックで、母系が欧州指向の繁殖とは相性の良い種牡馬なので、配合的には良い評価をして良いと思います。
背腹評価はC。
1歳の募集時の馬体の時点では背腹のラインやトモ、お尻の形も良く高い評価をしていました。
ただ赤本等で確認した2歳の画像を見るともう一つ成長していない感じで、ひ弱さが目立ったこともあり、C評価まで評価を下げました。
元々ポテンシャルは高い評価をしているだけに成長力が課題でしょうか。
今年の3月時点で430kg台、1歳時が415kgだったことを考えるとやや物足りない感じはしますが、兄妹の成長曲線を考えるともう少し増えてきて良い血統ではあると思うので当日の馬体重には注意したいです。
調教映像を見た感想としては母似だなというのが第一印象としてありました。
バネを感じる走りで身体能力の高さは母譲りだと思います。
ただまだまだ気性的に幼い部分を見せており、併走相手と並んだ際に喧嘩を売るじゃないですけど、荒い面も見えます。
しかしながら、並んで抜かせない気持ちの強さを感じますし、母似でもあることから初戦には向いている馬だと思います。
見解としては、まだ荒削りではあるものの新馬戦には向いている馬だと思いますし、それだけのポテンシャルは元々持っている馬だと思います。
後は当日どんな馬体か、ひ弱さを感じさせない造りであるならば初戦はすんなり突破出来てもおかしくない一頭だと思います。
8月27日(土) 小倉5R 芝2000m
・インクルードダイヤ 背腹C
新種牡馬サトノダイヤモンドの産駒。
母は走る馬は牡馬に偏っている印象のあるシーズインクルーデッド。
当馬は牝馬であることから、血統的には強調出来ないかもしれません。
背腹評価はC。
背腹のライン自体は良いと思うのですが、少し背が長めの造りなこともあって切れよりは持続型、父のサトノダイヤモンドの特徴が出ている馬体に個人的には感じています。
全体的にはまとまっており、パーツパーツは良い部分もあるので、勝ち上がりは期待出来そうな馬です。
調教映像を見た感想としては、促されてからの反応は中々でしたがやはりそこまで切れる感じではなかったです。
良く言えば中距離型の馬らしい走りだったので条件設定としては合っているかもしれません。
見解としては馬の質は悪くないですし、条件的には合っていそうな所を選んできたこともあるので馬券的には入れておきたい一頭です。
ただ確勝級かと言われるとそこまでの信頼はおけないかなとは思います。
・スティーロポリス 背腹E
父は新種牡馬のリアルスティール。
母はシンコウラブリイの血を汲むマザーウェルで母父はシンボリクリスエス。
まだリアルスティールの明確な血統相性はわからない部分が多いものの、未勝利戦で好走しているグランツグリーンと同じく母父にロベルト系を持つリアルスティール産駒であることから血統の相性自体は一先ず悪くないと思っています。
余談ですがサンデーレーシングのリアルスティール産駒はこれが初陣になります。
背腹評価はE。
背が長めの造りでもう一つメリハリ感に欠いてるように見えたので評価は低くしました。
ただ同じリアルスティール産駒のフェイトと似た造りにも見えるのでもしかするとリアルスティールはこれで良いのかもしれません。
馬格はありますし、トモやお尻の造りは良いと思います。
背腹評価自体は低くしたものの、他のパーツ自体は悪くないですし、馬体全体のバランスも取れているのでこれで走る馬なのかもしれません。
調教映像を見た感想としては新馬戦としては上々の内容に見えました。
走りのバランスは良いですし、身体もまずまず使えていました。
何より併走相手(ソリタリオ)が一杯に追っているのに対してほぼ馬なりで同入していたので純粋に能力は高いように思います。
見解としては、自分の牡馬の見分け方がまだもう一つだなと最近感じているだけに、評価は低くしたものの当馬も走りそうな気が正直しています(´Д⊂ヽ
それくらい調教の内容は良かったですし、底知れないものを感じます。
まだ一杯で追ったことが無さそうなので、実戦で追って案外みたいなこともあるかもしれませんが、物凄く走る馬の可能性も秘めている馬だと思います。
何より手前にも書きましたが、サンデーレーシングのリアルスティール産駒の初陣なので、かなり気合は入っているんじゃないかなと妄想しています。
8月28日(日) 新潟5R 芝1600m
・クロスライセンス 背腹B
母のトップライセンスは芝とダート両方で勝ち鞍があり、共に1200mでの勝利。
父はキズナで母父キンシャサという組み合わせは2頭目。
未知数な部分が多い血統ではありますが、芝ダ兼用になりそうなイメージは持てる血統だと思います。
背腹評価はB。
背はもう少ししっかりして欲しいものの、ライン自体は良いですし、腹袋もあって良いです。
体型的には非根幹向きな感じがするのと、繋ぎの短さを加味すると案外1200~1400m辺りが良さそうに思いますし、ダート向きな可能性もあると思っています。
馬体から素質は感じるので、適性条件であれば走ってくる馬だと思っています。
調教映像は残念ながら無かったため割愛します。
見解としては新潟の1600mというのは適性からは少し外れているように思うので勝ち切るまではどうかなとは思っています。
ただポテンシャルは持っている馬だと思うので一応馬券には入れておこうかなと思います。
8月28日(日) 新潟6R ダート1200m
・クエイヴァー 背腹B
ヘニーヒューズの産駒。
母系的にはムラの多い印象はあるものの、ダートを走る産駒も出ている印象。
母系を見てもヘニーヒューズとの相性は良い要素が多い(スペシャルウィーク、フレチデピュティ)と思うので、血統的には良い評価をして良いと思っています。
背腹評価はB。
背垂れなことが特徴として挙げられるヘニーヒューズの産駒ではありますが、当馬は背中は出来ている印象。
背腹のラインは良いですし、トモ、お尻の造りはとても良いと思います。
繋ぎは短めでダート短距離馬の形、ただ左前肢の繋ぎは少しリスクがある感じもします。
全体的に見ても質は良い馬ですし、勝ち上がりはイメージ出来る馬です。
調教の内容としては坂路でパワフルな動きを見せており及第点は与えて良い動きに見えました。
前向きな走りに見えましたし、初戦から動けそうなイメージは持てます。
ただ追われてからの動きには少し物足りなさが残ったのでその部分は少し気になります。
見解としては初戦から動けそうな出来ではありますし上位争い出来て良い一頭だと思っています。
8月28日(日) 小倉5R 芝1800m(牝馬限定戦)
・コナコースト 背腹B
全兄はコナブラック。
兄はもう一つ切れに欠く印象はあったことを思うと当馬は牝馬ですし上とは違った一面が見れそうな感じがします。
背腹評価はB。
上と造りそのものは似ている部分も多いですが、当馬の方が背中は出来ている印象。
背腹のラインは良い部類ではありますが、切れる体型かというとそこまでかなという感じはします。
左後肢の繋ぎはほんの少し気になるものの、全体として見たバランスは良いです。
また、赤本で見た近影も良化していたので、走ってきても良い馬だと思います。
調教映像は無かったため割愛します。
見解としては、調教が見れなかった分明確に良い悪いは言えないのですが、馬体からは素質を感じますし、一つ上が小倉で勝ち上がっていることを考えると条件は合っていそうです。
素質はある馬だと思うので勝ち上がりも期待出来ると思います。
・ダンザンレーヴ 背腹D
レーヴドスカーの牝系を汲む母にキンカメ系種牡馬のリオンディーズ。
血統の相性としては良い配合だと思います。
背腹評価はD。
何よりもまず馬格がかなり小さいことがネックでその上背中もまだまだ頼りない印象です。
牝馬らしく切れはありそうなラインなのですが、如何せんひ弱さが目立つので評価はあまり高くないです。
どこまで大きくなるか・・という所ですが、そもそも大きくないので当日は400kgかなというイメージではあります。
調教映像は無かったため割愛。
見解としては、おそらく小柄なまま出走してくると思うので初戦向きとも言える部分はありますが個人的にはあまり良い評価をしていない馬なので馬券的には切ってみたい馬ではあります。
・メテオリート 背腹D
ドレフォン×ディープの牝馬という血統。
母父ディープ自体が牡馬の方が走る印象なだけに牝馬なのは個人的にはマイナスだと考えています。
背腹評価はD。
背中は出来ている部類ですが、バランス的にはやや長めの造り。
思った程は切れないかなという印象ではあります。
繋ぎはそれなりに長いので芝向きなのかなとは思いますが、馬格がありますし、トモやお尻の感じを見るとダートでも走りそうな気配はあります。
調教は坂路での追い切りで、馬なりの調教ではありましたが体幹はあまりぶれていなかったですし、思った以上にパワーはある馬かもしれません。
見解としては、そこまで良い評価はしていない一頭ではあるものの調教の動きを見ると新馬戦からそれなりに走れそうですし、案外勝負出来るかもしれません。
ただあの坂路の動きを見るとダート替わりで狙う方が良さそうな感じはするので、紐くらいに留めておこうかなと思っています。
その他の調教から気になる馬
〇8月27日(土) 新潟5R 芝1800m
・マンマリアーレ
動きの質としてはアスコルティアーモと同等、いやそれ以上と言って良い動きをしていました。
並んでからの気持ちの強さも感じましたし、実質アスコルティアーモと一騎打ちになっても良い一頭だと思います。
加えて映像は無かったため明確に推奨というのは難しいですが、キープアドーラブルという馬もここで走って来れて良い一頭だと思っています。
〇8月27日(土) 小倉5R 芝2000m
ここは中心はスティーロポリスだとは思いますが相手に一頭取り上げます。
・ローゼンカヴァリエ
気の強さを感じる走りで坂路での動きは目立ちました。
パワーはかなりのものがありそうですし、毛色が芦毛なので母父のクロフネが出ているのかなと思います。
この条件でもしダメだったとしても、砂替わりも案外面白い馬かもしれません。
ただ初戦からこの面子相手でも見せ場は作れて良い馬だと思います。
〇8月28日(日) 新潟5R 芝1600m
ここはかなり混戦でどの馬が勝ってもおかしくないくらいのメンバー構成に見えます。
・タガノロビンソン
坂路での動きは目立つものがあり馬格もありそうなので、この程度動けるなら初戦から楽しみはある馬だと思います。
勝ち負けになっても良いだけの素質はあると思います。
残りのレースはピンと来なかったため割愛します。
今週のイチオシ
マンマリアーレ
今週は見たレースの中で良い馬を探すのが難しかったのですが、映像が確認出来た中で特に良く見せたのが当馬。
アスコルティアーモとの一騎打ちの様相かなと個人的には見ていますが、果たしてどうなるか。
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