【歩き理論】9/11、9/12新馬戦見解【アルキロ】
こんにちは、こんばんは、ミスター長嶋です。
先日、身内のPOGに参加するにあたって
新理論として「歩き理論」略して「アルキロ」なるものを導入しました。
端的にどういう理論か説明すると、募集動画時点での歩きを確認してその馬が走る馬かどうかを見極めてみよう、という理論というよりか目利きみたいなことです。
そして今年は自分的に主要クラブ(サンデーR、キャロットC、シルクHC、社台TC)の馬の歩きを全て確認したので、せっかくだし結果を今後のためにも記録に残してみようと思ったのがきっかけです。
また他のクラブの馬はそんなに見れていないのですが、余裕があれば確認してここに書いておこうと思っています。
あくまで素人の見解なので、参考までに
というか参考になんてしなくて良いです←
まあ個人の見解をつらつら書いてるくらいで見てください。
ちなみにアルキロの評価は4段階で
◎:最高、文句の付け所なし。(重賞~クラシック級)
〇:水準レベル、普通に良い。(1勝~OP級)
△:悪くはないが気になるポイントあり。(未勝利~1勝級)
×:個人的には好きではない馬かな・・(未勝利級)
ざっくりこんな感じです。
目安としては〇以上がアルキロ的に期待値の高い馬です。
一つ一つが割と長めなので、印だけのまとめも作っています。
なのでとりあえず印はどうなの!!って思った人はそっちだけ見て貰えれば大丈夫ですw
調教映像を見た感想もGCで確認出来た馬だけ書いています。
良かったら参考にしてみてください。
※シルク関連の馬の動画が会員限定になったのでシルク馬に関しては
ややコメントが少なめになるかもです、すいませんm(__)m
アルキロ印まとめ(+調教付き)
9/11(土)中京4R 芝1600m(牝馬限定戦)
ナミュール アルキロ◎
マンクスホップ アルキロ△
9/11(土)中山4R ダ1200m
ミッテルライン アルキロ△
9/11(土)中京5R 芝1400m
サーマルウインド アルキロ×
リゴレット アルキロ〇
9/12(日)中山5R 芝1600m
ライラスター アルキロ〇 調教B
9/11(土)中京4R 芝1600m(牝馬限定戦)
・ナミュール(牝)
血統:父ハービンジャー 母父ダイワメジャー
厩舎:高野厩舎
馬主:キャロットファーム
アルキロ評価:◎(重賞~クラシック級)
辿ればキョウエイマーチがいる名牝ヴィートマルシェの牝系。
母のサンブルエミューズは2歳の早い時期から動けた馬でG1で2人気に推されることもあった。
半兄のヴェスターヴァルトが父ノヴェリストで短距離路線で活躍していることを考えるとこの馬も適性は短めになりそうな印象。
一つ懸念があるとすれば、ハービンジャー×ダイワメジャーはサンプルこそ少ないもののそこまで成績が出ていない印象で、個人的にはかつて指名したラティチュードが全く走れなかったのであまり良い思い出がありませんw
ただ当馬はノーザンF生産馬なので、今までの同配合の馬とは違った一面が引き出されている可能性はあると思います。
アルキロ評価は◎
体型的には首差しがハービンジャー、体型がダイワメジャーというような感じがして全体的には少しアンバランスにも見えますが一つ一つのパーツは
それほど問題ないように見えました。
歩きにはとても柔らかさがあり、バネを感じる歩様。
ハービンジャー産駒特有の重苦しさみたいなものは感じず良い意味で
ハービンジャーらしくない歩きだと思いました。
全体として見た時の印象がとても良かったので◎評価にしました。
先週のローシャムパークに続きアルキロ◎評価を付けたハービンジャー産駒です。
こっちはダイワメジャーが入っていることもあって初戦から動けそうな感じですし、いきなりの勝ち上がりを期待していい一頭だと思っています。
・マンクスホップ(牝)
血統:父ハービンジャー 母父ステイゴールド
厩舎:松永幹厩舎
馬主:サンデーレーシング
アルキロ評価:△(未勝利~1勝級)
母はクイーンC勝ちのあるキャットコイン。
初仔で半兄のアルパインリンクスは未勝利引退という結果になってしまったが2番仔となる当馬はどうか。
アルキロ評価は△。
体型的には切れというよりは少し持続力タイプのように見えました。
歩きとしては良くも悪くもハービンジャー産駒らしいという感じの歩きで
大きい歩きではありますがやや素軽さを欠く印象で全体的にそこまで良くは見えなかったので△評価にしました。
前述したナミュールがハービンジャーっぽくないハービンジャー産駒なら
こちらはハービンジャーらしいハービンジャー産駒だと思っています。
またナミュールがノーザンF生産なのに対して当馬は社台白老F生産馬なので
やや瞬発力勝負では分が悪い印象です。
中京1600mという条件を考えるとナミュールの方が推せるかなというのが正直な所で、こちらはハービンジャーの得意な阪神2000mの内回りのような持続力が活きる条件の方が得意なタイプのように思います。
9/11(土)中山4R ダ1200m
・ミッテルライン(牝)
血統:父ヘニーヒューズ 母父ゴールドアリュール
厩舎:和田正厩舎
馬主:キャロットファーム
アルキロ評価:△(未勝利~1勝級)
ヘニーヒューズ×ゴールドアリュールというダート適性が高そうな配合。
牝系には
アルキロ評価は△。
体型的には両後肢ともにかなり立ち繋ぎに見えるのでやはり芝というよりはダートかなという印象を受けました。
後肢に可動域の狭さと歩きの硬さを感じる歩様で、地面に突き刺さるような印象を受けました。
芝よりは間違いなくダートの方が良さが出るタイプの馬だと思います。
個人的にダートの短距離馬かなと思っているのもあってPOG的に評価を下げたこともあり△評価に。
ただし、ノーザンFのヘニーヒューズ産駒はダート短距離という条件においてはそこまでアドバンテージにならないと思っているのでその点は少し気がかりです。
走ってみないとわからない部分も多い種牡馬なので、人気次第では買ってみても面白いかもしれません。
僕自身は応援している永野騎手が騎乗するので買います←
9/11(土)中京5R 芝1400m
・サーマルウインド(牝)
血統:父ドレフォン 母父スペシャルウィーク
厩舎:厩舎
馬主:キャロットファーム
アルキロ評価:×(未勝利級)
先週はジオグリフで重賞初制覇を飾ったドレフォン産駒。
今年評価に悩んでいる種牡馬の一頭ではありますが
勝ち上がった6頭の内4頭はノーザンF生産馬とやはりノーザンFの力を感じます(???)
段々走る傾向も見えてきた部分はあるので、未勝利戦が増えて来る今週からは条件替わり等馬券的に面白い種牡馬になる一頭かもしれません。
当馬は母方にスペシャルウィーク、デインヒル、ウインドインハーヘアを
持つので芝で走る馬を出したいという意思を感じる配合。
個人的にはドレフォンとの相性はもう一つかなと思う部分もあるので
どんな結果になるか気になる一頭。
アルキロ評価は×。
体型的にはジオグリフとは対極的な持続力寄りのドレフォン産駒だと思います。
全体で見た時にややアンバランスな感じの馬体なのでそこは気になります。
歩きとしては後肢の可動域がやや狭くどこかちょこちょことした感じの歩きで第一印象としてあまり好きでは無かったこともあって×評価と厳しめな
評価にしました。
この独特な持続力体型を考えると中京1400mという条件は良い選択のように思います。
これが1600mなら即切りしようかと思っていたのですが1400mとなると
適性条件の可能性もあると思います。
如何せんソネットフレーズと同じく追加募集された馬で写真や動画の時期が
他馬と異なるので見方がもう一つピンと来ていない感じです。
同じくアルキロ×だったソネットフレーズが新馬戦を快勝したように当馬も走ってくるのかもしれません。
・リゴレット(牝)
血統:父ドレフォン 母父サンデーサイレンス
厩舎:羽月厩舎
馬主:キャロットファーム
アルキロ評価:〇(1勝~OP級)
前述したサーマルウインドと同じく
キャロットF×ノーザンファームのドレフォン産駒。
こちらは母父がSSで母母方にテスコボーイが流れていることから
少し前の時代の速い血脈を母系に含んでいるドレフォン産駒です。
アルキロ評価は〇。
体型的には切れ型な印象でかなり瞬発力がありそうなタイプに見えました。
歩きとしてはそこまで目立つような歩きではありませんが、パーツ一つ一つの動きは特に問題がないように思いました。
この馬の場合は歩き以上に体型が好みなので、トータルして〇評価を付けました。走ってくるドレフォンではないかと思っています。
キャロの両ドレフォン共に人気しそうな感じなのですが、個人的には当馬を上に取ってみたいなと思っています。
9/12(日)中山5R 芝1600m
・ライラスター(牡)
血統:父ロードカナロア 母父ディープインパクト
厩舎:岩戸厩舎
馬主:キャロットファーム
アルキロ評価:〇(1勝~OP級)
母は言わずと知れたハープスター。
なかなか子宝に恵まれず初仔のアストライアから3年空いての2番仔。
半姉のアストライアはキンカメ産駒で期待されていたが未勝利引退。
当馬は同じキングマンボ系ながらロードカナロアに変わってどういった
変わり身を見せるか。
アルキロ評価は〇。
体型的には母親同様切れる脚が使えそうな印象を受けました。
バランスも良いと思います。
歩きとしては後肢の可動域が少し狭く感じるのでマイル辺りが良さそうには思います。
全体として見れば特に気になる歩きではないですし、及第点は付けられると思ったので〇評価。
母親を凄く応援していたので当馬には活躍して貰いたいなと個人的には思っています。
上のアストライアは残念な結果に終わってしまいましたが、カナロアに変わって違った良さが引き出されるのではないかと期待しています。
ポテンシャルは高いように思いますし、初戦から勝ち上がりが期待出来る一頭だと思います。
調教評価(GC映像確認分)
調教についても観た感想をつらつら書いてみるようにしました。
アルキロの評価を書いた馬も調教は別でここに書くことにしました。
一応の評価もつけておきます。
A:確勝級
B:相手次第で勝てそう
C:もう一息
D:厳しい・・・
目安としてはB以上が新馬戦で1着を取れそうだなと思っている評価です。
(順番は五十音順)
インザーギ C
まだ首の高さが目立つ走り方なのと併走相手を気にする素振りが見られたので
課題が多そうな印象です。
ただ動きそのものには迫力があり、能力自体はありそうに思います。
レースに行って信頼できるかと言われれば個人的には少し疑問に思いますが
気分良く走れれば上位争い出来るだけの能力はあるように思います。
エンギダルマ C
身体自体はそれなりに使えています。
ただ併走相手を少し気にする素振りもあるのでまだ幼い面が目立つかなとも
思いました。
上記のインザーギよりは初戦から動けるかもしれないですが
能力が足りるかどうか少し疑問符の付く動きでした。
入れるとしたら紐までで頭はどうかな?と思っています。
エールトゥヘヴン B
軽めの最終追い。
身体の使い方は中々良いものがありました。
走る気持ちも前向きな感じがしますし好印象。
軽めとはいえ併走相手に抜かせなかった内容も良かったと思います。
充分初戦から勝ち負け出来る一頭だと思います。
ジャスティンパレス B
ABCマートの2億円ホース。
まだ粗削りな部分が目立つ走りではありますが終いに追われて
スイッチが入ってからの動きはかなり目立つ動きで素質の高さを感じました。
伸びしろもかなりありそうな印象です。
距離としては2000より長くても良いようなタイプに見えます。
やや非主流なタイプのディープなのでクラシック向きかはやや微妙かもしれませんが能力自体は高い馬だと思うので、初戦から勝ち負けが期待できる馬だと思います。
ライラスター B
3頭併せの真ん中。
走る気持ちの強さというのを感じる顔つきをした馬でした。
身体の使い方も良かったです。
外の馬に被されながらもへこたれずに抵抗してほぼ同入という内容は良かったと思います。
脚の回転を見ても切れる脚を使えそうに思いますし初戦から勝ち負けになる馬だと思います。
まとめ
今週はアルキロで取り上げた6頭中5頭がキャロットFということで
アルキロ秋のキャロ祭りな感じです(???)
アルキロからはナミュール、リゴレット、ライラスター
調教からはエールトゥヘヴン、ジャスティンパレス、ライラスターが目に付きました。
特にライラスターは母馬が好きだったこともあるので勝ち上がりを期待しています。
今週は新馬戦は割と堅めな予感がしていて馬券的には美味しくないかもしれません(´Д⊂ヽ
その分今週からは2歳未勝利戦が増えるので、そこで何か美味しい馬券が無いか期待しています。
人気にはなってしまうでしょうが、アランヴェリテのダート替わりはどれだけ走るか楽しみです。頭から紐でシックザインを狙いたいと思っています。
後は距離を1400mに短縮してきたベルマレットは注目。
同じレースにかなり高い素質を秘めているダノンアーリーも出走していますがまだ粗削りな部分があるので開幕週の中京で展開が紛れれば逆転もあるように思います。
最後に気性に難がありますが、中山コースの方が良さそうなヴァプンアートは武士沢騎手の乗り方一つで勝ち上がりもあると思っています。
今週から二場開催を楽しんでいきましょう。
それでは。
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