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【背腹理論】6/25,6/26新馬戦振り返り【せばら三四郎】

こんにちは、せばら三四郎です。

土日の新馬戦をまとめて振り返りたいと思います。

背腹理論の結果と、気になったレースに関しては軽く振り返りたいと思っています。

改めて背腹理論の評価は6段階で
S:G1級(世代トップレベル)
A:OP勝ち~重賞級
B:1勝勝ち~OP上位級
C:1勝クラス好走級
D:未勝利脱出級
E:未勝利級

加えて前日調教からオススメした馬も少し触れる所は触れます。(その馬には調教の意味で調マークを付けています)

ざっくりこんな感じです。

それでは始めます。

背腹評価結果一覧

6月25日(土) 東京5R 芝1800m
シャンドゥレール  背腹C 1着
6月25日(土) 阪神5R 芝1400m
チャーチモード   背腹E 7着
ボーマルシェ    背腹E 9着
6月25日(土) 函館5R 芝1200m
該当馬なし。
6月26日(日) 東京5R 芝1600m
ジュドー      背腹D 7着
フラグランツァ   背腹D 14着
6月26日(日) 阪神5R 芝1800m
ノイアーターク   背腹C 12着
チャンスザローゼス 背腹B 2着
ドゥラエレーデ   背腹D 5着
6月26日(日) 函館5R 芝1200m
該当馬なし


6月25日(土) 東京5R 芝1800m

1着 シャンドゥレール 背腹C
2着 エバーハピネス
3着 調マイネルビジョン
9着 調グランラウディー

ペース 37.7-34.7(-3.0) 超後傾ラップ

〇ペース
ペース的には完全にドスローからの瞬発力勝負で、前が有利な展開だったと思います。
実際1~3着までは前で運んだ馬の決着だったので、ペースが結果にすんなり反映されたという印象です。

〇各馬振り返り

・シャンドゥレール 背腹C
スタートはまずまずも、二の脚が速かった印象。
行きたがる面が強く、気性に難しさは感じさせたものの前目から結果的に押し切れたというのは地力の高さの裏付けだと思います。
今回は展開に恵まれた面は多分にあったとは思いますが、上のクラスでもう少しペースが速くなった方が逆に折り合いが付きそうな感じがします。

前に付けれる脚力はこの馬の武器になると思いますし、上のクラスでもそこそこやれそうな感じはします。


・エバーハピネス
流れに乗れたというのが好走の最大の要因ではありますが、直線で外の馬に寄られたりしながらも2着を確保したことは評価出来ると思います。
ただ走り方を見るとスピードに乗り切れていない感じもするのでまだ課題も多い馬だと思います。
次走いきなり勝ち上がれるかというとなんとも言い難い所ですが、それなりに走れるんじゃないかなというのが個人的な見解です。


・マイネルビジョン
調教から推奨していた一頭。
理想の位置取りから競馬出来ましたし、ある程度初戦から目途の立つ走りだったと思います。
ただ思った以上に小柄だったのでここからの上積みというとそこまで無いのかもしれません。
血統的にも福島ローカルのような小回りが向いているように感じるので小回り条件に出て来た時は買いで、東京コースのような直線が長いコースで人気するようなら割り引いた方が良い馬だと思います。

・グランラウディー
調教から推奨していたのですが残念な結果に。
今回は出遅れが全てだったように思います。
終いはそれなりに脚を使えていましたしゲートさえ出ればもう少し前進出来て良い馬だと思います。
未勝利戦で人気を落とすようならもう一度狙ってみたい馬です。


6月25日(土) 阪神5R 芝1400m

1着 オリオンネビュラ
2着 セミマル
3着 調ルクスドヌーヴ
7着 チャーチモード
9着 調ゴールデンウインド
10着 ボーマルシェ

ペース 34.5-36.5(+2.0)前傾ラップ

〇ペース
新馬戦にしては珍しい前傾ラップの競馬。
阪神の1400mということもあって終いはタフな競馬になりました。
言わずもがな切れよりは持久力が要求されるレースだったと思います。

〇各馬振り返り

・オリオンネビュラ
出があまり良くなく、道中も決してスムーズという訳では無かったものの前が止まるラップだったのが功を奏しての差し切り勝ち。
正直上手くハマったという印象が強いですが、イスラボニータ産駒の条件適性の高さを感じる走りでした。
距離的にはこの辺りが良いのでしょうが馬体や血統を見ると砂の方がもっと走るんじゃないかという感じも個人的にはします。

展開が向いたとはいえ、簡単な競馬ではなかったレースを勝ち切った訳ですから能力的にはある程度評価していい一頭だと思います。

・セミマル
予想外の爆走・・というのが正直な所です。
前には厳しい展開だったのですが、よく踏ん張りました。
調教を見てもあまりピンと来なかったので取り上げなかったのですが、このタフな展開と血統がバチっと噛み合った結果のように思います。
父がダンチヒ系のアメリカンペイトリオットでこういった展開の競馬には適性の高い種牡馬だったことと、兄のメイショウチタンも阪神1400mを得意としていたことからこの条件で爆走出来る要素は持っていたんだなぁと後になって思いました。
同条件なら再び上位争い出来る馬だと思いますし、他の開催なら中京の1200~1400辺りも向いていそうな一頭だと思います。

馬券的にはこういう馬をしっかり見つけとかないといけないなと改めて思わされた一頭でした( ;∀;)

・ルクスドヌーヴ
調教から推奨していた一頭。
思っていた展開とは違いましたが、前が苦しいレースだったので結果オーライだったと思います。
小柄ですし現状からの上積みはあまり無いタイプかもしれませんが、同条件なら未勝利戦で覚えておいても良い一頭かもしれません。
もし次走過度に人気するようなら怪しいかなとは思います。

・チャーチモード
先日の記事で危険かもという旨を書いていたのですが、その懸念が当たる結果でした。
まだ現状馬が出来ていないという感じで終いも大きく止まってしまいました。
もう少し時間が掛かる印象はありますが、砂なら一変する可能性はあると思うので砂で期待したいです。

・ゴールデンウインド
調教から推奨していた一頭でしたが残念な結果に。
ただ力を出せた訳ではなくて、4角での不利が痛すぎました。
追走に少し苦労しながらも促して上がって行けていたのでこれからという所でブレーキを踏まされてしまったので・・今回は参考外だと思っています。
人気が落ちれば次も狙っておきたい一頭です。

・ボーマルシェ
厳しい内容でした。
まだ時間が掛かりそうな感じがします。


6月26日(日) 東京5R 芝1600m

1着 ミシシッピテソーロ
2着 サトノヴィレ
3着 サイモンオリーブ
6着 調グランベルナデット
7着 ジュドー      背腹D
9着 調コスモオピニオン
14着 フラグランツァ  背腹D

ペース 35.9-35.2(-0.7) イーブンペース

ここは先日取り上げた馬を中心に。

〇ペース
終い3Fのラップを見ると末脚の持続力が求められるような展開だったように思います。
ただ中々自分的には解釈が難しいレースで評価があまり定まっていません
(´-ω-`)

〇各馬振り返り

・ミシシッピテソーロ
小柄な牝馬で仕上がりが早かったのかなという印象。
このレースからの上積みというのはあまり無いタイプかもしれませんが、きっちり初戦を勝てたことが何よりも当馬にとっては大きかったように思います。
上で通用するかどうかは未知数も、早い時期ならやれても良い一頭だとは思います。

・グランベルナデット
調教から推奨していた一頭。
内枠というのが完全に仇になった競馬でした。
スタートでやや後手を踏んだものの押し上げて中団から。
直線で外に持ち出そうとしたものの、前が完全に壁になり仕掛けても動けない内容で6着。
力を出し切れた内容ではないですし、スムーズであればもう少し上位に来れても良かったとは思います。
ただ正直前が開いてからもっと弾けて欲しい感じはしたので未勝利戦でいきなり勝ち上がれるかというと少し怪しい感じはします。

・ジュドー 背腹D
元々思っていたイメージ通りの内容だったかなというのが正直な感想です。
現状の力は出せていたと思うのですがやはり切れない体型で、東京のマイル戦には適性が低かったように思います。
タフな展開になりやすい阪神の1400mのような競馬の方が案外向いているかもしれません。

・コスモオピニオン
調教から推奨していた一頭。
調教で併せていたグランラウディー次第・・と書いていたのですが一緒に沈んでしまいました( ;∀;)
東京は少なくとも向いていなかった感じなので、ビッグレッド軍団よろしくな福島開催辺りで巻き返しに期待したいです。


・フラグランツァ 背腹D
仕上がりは悪くなかったと思うのですが、適性がそもそも合ってなかったんじゃないかと思っています。
レース前にも書きましたが本質は砂で、中山のような小回りのダートで一変する馬じゃないかなと思っています。


6月26日(日) 阪神5R 芝1800m

1着 カルロヴェローチェ
2着 チャンスザローゼス 背腹B
3着 ゴッドファーザー
5着 ドゥラエレーデ   背腹D
8着 調エーティースピカ
12着 ノイアーターク    背腹C

ペース 36.2-34.4(-1.8) 後継ラップ

〇ペース
800~1200mにかけてのラップが13.3-13.2-13.1とかなり緩んだ分終いは10.8のラップがあるように速くなった印象。
このラップでは流石に後続はノーチャンスだったと思います。

〇各馬振り返り

・カルロヴェローチェ
調教映像では個人的にそこまでピンと来ていなくてスルーしていたのですが、パドック周回の時にはかなり良く見える一頭でした。

ゲートの出は早く、最初のポジション自体はすんなり取れたものの、気性面がかなり勝っているのか道中引っ掛かるような素振りもありやんちゃな部分も見えました。
それでも直線を向いてから抜け出すまでの脚は秀逸でとてもバランスの良い走りをしていたので身体能力の高さはかなりのものがあると思います。

上でも充分勝てると思わせる内容で、今後は気性面がもう少しコントロール出来るようになれば距離も延ばせると思います。
先々が楽しみな一頭です。

・チャンスザローゼス 背腹B
包まれると脆いかなと思っていたのですが、よく頑張れていました。
他馬に寄られて首が上がったり、道中も幼い素振りは見せていましたが直線では上手く外に持ち出して良い伸びを見せての2着。

まだまだ幼い面はありますが、素質の一端は見せた競馬だったと思います。
未勝利戦は現状でも充分勝ち上がれると思いますし、成長次第で楽しみな一頭です。

・ドゥラエレーデ 背腹D
この敗戦は正直ショックでした(´-ω-`)
調教の動きは本当に文句無しでここは勝ち上がれると思っていたのですが、実戦に行くと思ったほど弾けませんでした。
やはり背中が少し長い造りだった分、ストライドは大きいのですが脚の回転数が上がり切らずもう一つ伸びない感じなのかなと個人的には思いました。

調教が良くても背腹評価が低い場合は過度に信頼するのは危険だなと自分の中で一つ教訓になりました・・(゜-゜)


・ノイアーターク
色々とまだ子供過ぎましたね・・(´-ω-`)
ゲート出た段階で5本目の脚が出ていたように競馬を覚えるとかそれ以前の問題だったような気がします。
陣営がどんな手段で矯正していくのかなという所で今後は見守っておきたい一頭です。
能力自体は本来持っている馬だとは思うので。。どこかで一変してくれたらいいなと思っています。


総括

今週勝ち上がった馬の中で取り上げたいのはシャンドゥレールカルロヴェローチェです。

どちらもまだまだ気性的に幼い面は見せつつもしっかり勝ち切れたという所にポテンシャルの高さを感じるので今後の成長が楽しみです。

また、上では取り上げませんでしたが今週のイチオシに推奨していたベッラフローは3着。

人気を考えれば馬券内ですしまずまずな結果ではあるのですが・・イチオシとしてはなかなか中途半端な結果ですね(´Д⊂ヽ

また先日の記事でかなり推していたドゥラエレーデが5着と残念な結果。。

調教は本当に良かっただけに次の変わり身に期待したい所です。


また来週。それでは。

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