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アルキロ的阪神JF予想

せっかくの2歳G1なので出走予定馬のアルキロの振り返り込みで予想していきたいと思います。

加えて、馬券は自己責任でお願いします!m(__)m


アルキロ一覧

ステルナティーア  アルキロ〇

ナミュール     アルキロ◎

パーソナルハイ   アルキロ△

ベルクレスタ    アルキロ◎

スタティスティクス アルキロ〇


新馬戦時の振り返り(一部抜粋)

・ステルナティーア

兄のステルヴィオを彷彿とさせるような加速力で一気に突き抜けての快勝。
2着のレッドアヴァンティが前目から上がり33.5の脚を使っていたにも
関わらずそれを上回る32.7の末脚で差し切った内容は高く評価出来ます。
評判通りの素質馬という印象でこの馬も今後2歳戦線はもちろん
クラシック戦線にも台頭してくる一頭だと思います。


・ナミュール

開幕週の中京で好位の2番手、スローの展開も功を奏したように思います。

ハービンジャーというよりはダイワメジャーを感じるレースセンスの良さ
上がりも番手から33.3でまとめているようにこれでは後続はとても差せない競馬だったと思います。

まだまだ上積みもあるように思いますし、上のクラスに上がっても楽しみの方が大きい一頭だと思います。
順調に行けば、来年のクラシック戦線でも名前を見られる一頭ではないかと
思っています。


・パーソナルハイ

最内枠だったことを考えると直線外目に持ち出せたとこまでは良かったように思います。
ただシルバーサドルに外の進路を取られて少し伸びにくい位置に
入ってしまったのは痛かったと思います。
走りそのものの感想としては、まだ全く本気で走っていないという感じで
それで5着なのですから、持っている能力は良いものがあると思います。
一度使って次走はもっと動けると思いますし、早期の未勝利勝ちが望める
一頭だと思います。


・ベルクレスタ

2着のベルクレスタはアルキロ◎
前回の記事にも書いていましたが新馬戦のドゥラメンテは勝ち上がるのは
かなり大変だなと改めて感じました。

この馬もやはり走りは良いですし、次走で勝ち上がってくると思います。
激しい残り1000mのペースを外を回して追い上げて2着という内容で
新馬戦はこれくらいで充分合格点ではないでしょうか。


予想印

◎⑰ナミュール     アルキロ◎
〇⑯ベルクレスタ    アルキロ◎
▲⑧ステルナティーア  アルキロ〇
△⑩サークルオブライフ

基本的に例年上位勢で決まるレースなので上位から何を削るかという考えで予想を組み立てました。

その結果、ウォーターナビレラを思い切って切ることにしました。

切った理由としては、これまで経験したレースが小回りor内回りの競馬しかなく、外回りの1600mで行われる今回の条件でパフォーマンスを落とす可能性が高いのではないかと考えました。

血統的に見ても、父のシルバーステートはディープインパクトの後継種牡馬の中でも母系にRobertoを持つタイプのディープ産駒で、どちらかといえば小回り、内回りに適性が高い血統だと思っています。


ということでここからは印を付けた馬について書いていきます。

◎ナミュール

新馬戦の振り返りの時にも高い評価をしていた一頭。

個人的に応援しているハービンジャー産駒なので頑張って欲しいという贔屓目もありますが、前走の赤松賞を見て、この馬は本物だと改めて感じたので
思い切って◎を打ちました。

赤松賞の内容は前残りの東京の芝でなおかつ少頭数の競馬。
スタートで立ち遅れて5番手からの競馬になったものの直線で上がり33.0の末脚を発揮して逃げたパーソナルハイを差し切った素晴らしい内容でした。

個人的にはこのレースの中身を高く評価していますし、何よりラストスパートの時のフォームが力強くブレが少ない走りで母父ダイワメジャーの強みみたいなものがよく出ているように思いました。

過去の赤松賞勝ち馬で後にG1を勝ったアパパネやアカイトリノムスメの当時のレースと比較しても見劣りしない内容だったと思いますし、器は間違いなくG1級のものがあると思っています。

不安な点としては正直スタートはあまり良くない馬なので出遅れてポジションを悪くする可能性はあると思うのですが、それでもお釣りが来るだけの末脚は持っている馬なので、ある程度のポジションを鞍上が守ってくれればおのずと結果はついてくると思っています。


ここからは余談ですが、母のサンブルエミューズは当レースで8着に敗れており、母の無念を晴らす一戦でもあります。

またハービンジャー産駒の牝馬、阪神JFとなるとやはりロカを思い出してしまいます。

色々とネタにされがちな馬ではありますが、僕自身は本当に良い素質を持っていた馬だと今でも思っています。

人災めいたものもあったり、最終的にはノド鳴りでの引退となってしまいましたが、それでも忘れな草賞でミッキークイーンと0.1差の競馬をしていた訳で能力には確かなものがあったと今でも思っています。

ハービンジャー産駒でも阪神外回りの1600mという王道コースでG1を勝てるんだということをナミュールには証明してもらいたい。

個人的にはそんな思いもあって◎を打っています。


〇ベルクレスタ

デビュー前から今年のドゥラメンテ産駒の牝馬の大将格だと思っていた一頭。

デビュー戦では敗れたものの相手が朝日杯でも大本命になるであろうセリフォス相手では致し方なしというか、ドゥラメンテ産駒の新馬戦ということを考えると相当戦えた内容だったなと改めて思います。

前走のアルテミスSに関して、このレースをどう見るかかなり悩んだのですが僕は勝ち馬のサークルオブライフよりも敗れたベルクレスタを評価しました。

アルテミスSの内容としては極端に緩むラップもなく先行勢は地力勝負になったという印象で、その中でしっかり3番手からマークするような形になったシゲルイワイザケに競り勝った訳で先行勢の中では一番地力が光った競馬だったと思います。

もちろん勝ったサークルオブライフの末脚は凄かったのですが、競馬の安定感という意味ではベルクレスタの方に分があると思っていて、今回の条件でもしっかり力を出せると思います。

上がりが極端に速くなるようだと良くはないかもしれませんが地力の高さで上位入線出来る確率はこのメンバーでも一番高いと思っているので〇を打ちました。


これまた余談ですが、今年の牝馬クラシックでは世代の中でのThe中堅という感じでククナが頑張っていましたが、今年はシゲルイワイザケがそういうポジションの馬なのかなとサフラン賞、アルテミスSを見ると思っていて
世代の中での位置づけを見るのに一番良いラインの馬なのかなと思っています。


▲ステルナティーア

ステルヴィオの妹で、その素質が高く評価されている一頭。

新馬戦の内容は高く評価していました。

そして前走のサウジアラビアロイヤルCの内容というか、このレースをどう評価するかは人によってかなり分かれると思っていて、今週のステルナティーアの結果がホープフルSのコマンドラインの人気に直結しそうな気がしています。

サウジアラビアロイヤルCを振り返ると確かにタイムは遅いですし、道中のペースも緩く結局最後の直線の瞬発力勝負だけという内容だったとは思います。

またこのレースで3着,4着だったスタニングローズとウナギノボリがデイリー杯で5着,7着と凡走したこともレースの評価を下げている一因だと思います。

それでは、僕自身はこのレースをどう評価しているかというと、実力相応のレースだったんじゃないかと思っています。

良い評価なのか悪い評価なのか曖昧な表現ではあるのですが、それが僕のこのレースに対する見方です。

これをレースレベルが高い低いと表現するのは難しくて、おそらくこのレースにセリフォスが出ていてもコマンドラインに先着したとしてタイム的には目立たないでしょうし、レースレベルとしてはどこまで行っても評価は難しいレースです。

そのため、このレースは現状の実力順を明確に反映した結果と捉えるのが一番良いかなと思っていて、それ以上でもそれ以下でも無いものだと思っています。

ただステルナティーアのレースぶりとしては勝ったコマンドラインとの差は位置取りの差でしたし、ほぼ同等の競馬をしたと言っていいと思います。

地力の高さは間違いないですし、良い素質を持っている一頭だと思います。

新馬戦で倒した相手もアルトシュタットが先日1勝クラスを勝ち上がり、ヴァンルーラーは未勝利戦を勝ちあがりアルテミスSに出走して9着と勝ち上がっている馬が複数出ています。

このレースで勝ち切るにはもうワンパンチ必要かもしれませんが、その一押しをルメール騎手が引き出すかもしれませんし、ここでも上位争い出来る能力のある一頭だと思っています。


△サークルオブライフ

この馬の評価は正直過小評価気味なのかもしれません。

新馬戦ではイクイノックスの3着で未勝利戦も強い内容でした。

アルテミスSも勝利して間違いなく有力馬の一頭なのですが、個人的に不安視していることが一つあります。

それが

『アルテミスSを追い込みで勝った馬、阪神JFで凡走しがちじゃないか説』

結構定義としては曖昧な部分もあるのですが、過去アルテミスSをペースや頭数の違いを無視して追い込みで勝った馬の阪神JFを振り返ると

2019年 リアアメリア   1人気6着
2018年 シェーングランツ 3人気4着
2015年 デンコウアンジュ 2人気7着
2012年 コレクターアイテム1人気4着
(追い込んで2着だったアユサンは4人気7着)

ということで成績を落としがちな印象があります。
あの馬も追い込みじゃないの?という馬もいるかとは思いますが
自分の中では基本、出走頭数の半分よりも下の順位で4角を回って来た馬を追い込みとして取り上げたので、この4頭にアユサンを入れて5頭ピックアップしています。

こういった背景もあってベルクレスタをサークルオブライフより上の評価にしたのですが、果たして今年はどうか。

流石に切るのは怖いかなと思って△評価にしましたが、僕は頭は無いかなと考えています。


買い目

単勝⑰
馬単マルチ⑰ー⑧⑩⑯
3連複軸一頭流し⑰ー⑧⑩⑯

ナミュール中心の相手3頭の馬券で勝負する予定です。

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