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【背腹理論】6/4,6/5新馬戦見解【せばら三四郎】

こんにちは、こんばんは。
せばら三四郎です。

昨年は歩き理論、略してアルキロと題した記事を新馬戦の始まる6月~2月くらいまで投稿していました。

今年も身内のPOGに参加するにあたって新しい理論、背腹理論を導入してみました。

背腹理論とはその名の通り競走馬の背と腹の形からその馬の能力であったり個性を見抜くことが出来るのではないかという理論です。

今年も昨年のアルキロ同様基本的にはシルクR、サンデーR、キャロットFの馬を取り上げる予定です。

また他にも気になる馬や注目馬がいれば取り上げようと思っています。

昨年のアルキロ同様、素人の個人的な見解なので参考程度にというか
参考にしなくていいです←

読み物くらいの感覚で触って貰えればありがたいかなと思っています。

背腹理論の評価はS~Eの6段階で
S:G1級(世代トップレベル)
A:OP勝ち~重賞級
B:1勝勝ち~OP上位級
C:1勝クラス好走級
D:未勝利脱出級
E:未勝利級

あくまで目安ではありますがこんな感じで分けています。
基本的には1歳時の写真を見ての評価です。
2歳時の写真を確認出来た馬については2歳になってどう変わったのか触れていきたいと思っています。
ざっくりですがB評価以上は期待馬という認識で良いです。

今年は今週のイチオシという形で一頭だけ馬券で買ってみたい馬を取り上げてみます。

ただ馬券は自己責任なので、、その点はお願いしますm(__)m


背腹評価一覧

6月4日(土) 東京5R 芝1600m
エゾダイモン    背腹A 
スティルディマーレ 背腹D 
ノッキングポイント 背腹A 

6月4日(土) 中京5R 芝1600m
ダイヤモンドハンズ 背腹B 
リアリーホット   背腹B 

6月5日(日) 東京5R 芝1600m(牝)
エルダーサイン   背腹D 
エンジェリックアイ 背腹C 
メリオルヴィータ  背腹B 

6月5日(日) 東京6R 芝1400m
クラックオブドーン 背腹C
シャンディエン   背腹D
マローディープ   背腹B

6月5日(日) 中京5R 芝1400m
メイクザビート   背腹C


6月4日(土) 東京5R 芝1600m

・エゾダイモン(牡)
血統:父ハーツクライ 母父スウェプトオーヴァーボード
厩舎:武幸四郎厩舎
馬主:藤田晋
生産:レイクヴィラF
背腹評価:A(OP勝ち~重賞級)

〇血統
今年のPOG界隈でも話題だった藤田オーナーの所有馬。
血統的にはグローリーヴェイズの半弟で父がハーツクライに替わってどうか。
上のイメージで行くとやや本格化するのは後のような感じもするが、6月にデビュー出来ることを考えると思っているより成長は早いのかも。

〇馬体
背腹評価はA。
セレクトセール時の馬体は前が広く、後ろも揃っており馬体のバランスは良く見えました。
気持ち背中が長いのと後肢の形はハーツクライ産駒らしい曲飛で持続力に富んだ中~長距離型の印象。
また、赤本で見た2歳の写真からはまだ少し背中が物足りないのと馬体全体に芯が入っていないのかなと感じました。

ただそれでも全体的な質は良く、先々は走ってくる馬だと思ったのでA評価にしました。

〇調教
1週前の追い切りではまだ身体を持て余している印象が強く追ってからもじわじわ伸びるという感じでした。
当週追いは鮫島駿騎手が騎乗しての3頭併せ。
一週前に比べて動きに素軽さが出てきた点には好感が持てます。
追い出してからの反応も1週前に比べて良くなっているように思いますが、じわじわ伸びるという印象は変わりませんでした。

〇見解
今回はマイル戦ということで、本来の適性からは少し短いかなというのが個人的見解です。
調教の動きは良化しており、相手次第ではありますが上位争い出来るだけの仕上げでは来ているように思います。
枠が内目になったのはやや気掛かりで、スムーズに先行出来るかどうかがレースでは鍵になると思います。
新馬戦は取りこぼす可能性は割とあると思っていますが、質は良い馬だと思うので、距離を延ばして来た時が狙い目なんじゃないかなと思っています。


・スティルディマーレ(牡)
血統:父ロードカナロア 母父Zamindar
厩舎:国枝厩舎
馬主:キャロットF
生産:ノーザンF
背腹評価:D(未勝利脱出級)

〇血統
血統的には特にコメントが浮かばないので割愛。

〇馬体
背腹評価はD。
馬体全体からは力強さを感じるものの、どこかメリハリを欠いた造りに見えました。
背と腹の感じから切れはそこまで無さそうに思うので短距離戦でなら頑張れるというのが個人的な見立てです。
一つ気になるのは募集時の写真では左後肢の繋ぎの部分に違和感を覚えたのと兄弟柄脚元はそこまで強くない一族だと思うのでその点は少し気になりました。

〇調教
1週前の調教では3頭併せの真ん中で併せてもへこたれず良い動きを見せていたので並んでからはしぶとい馬かもしれません。
当週追いでは動き自体の良化は見えたものの、脚の運びを見ても切れがあるタイプというよりかは前で粘り倒す方が良さが出る馬のように思いました。

〇見解
前で粘り込めるような展開になれば、上位争い出来るかもしれませんが如何せん国枝厩舎の初戦なので少し割引しておこうかなと思っています。


・ノッキングポイント(牡)
血統:父モーリス 母父キングカメハメハ
厩舎:木村厩舎
馬主:サンデーR
生産:ノーザンF
背腹評価:A(OP~重賞級)

今年の養命酒POGでドラ1に指名した馬。

先日の本指名記事に色々と書いているのでここでは割愛。

〇調教
最終追い切りは本番を見据えて軽めでした。
少し気持ちの面で難しい所があるのかなと感じさせる動きはしています。
身体の使い方ももう少し良くなって欲しいかなと思う所はありますがモーリス産駒なので致し方ないでしょうか。
それでも1週前の追い切りでは格上のレッドヴェロシティ相手にしっかり喰らいついていたように闘争心はある馬なのでレースに行って力を出すタイプかもしれません。

〇見解
馬のタイプとしてはズバっと切れるような感じでは無いと思うので、後ろからというよりは前目から抜け出すような競馬をしてくれればチャンスはあるように思います。


6月4日(土) 中京5R 芝1600m

・ダイヤモンドハンズ(牡)
血統:父サトノダイヤモンド 母父El Corredor
厩舎:池江厩舎
生産:ノーザンF
馬主:サンデーR
背腹評価:B(1勝勝ち~OP上位級)

〇血統
新種牡馬サトノダイヤモンド産駒の中でも特に評判だった当馬。

血統的にはどう判断していいか正直わからないのですが母方にもアルゼンチン牝系を持ってきているので仕上がりは早くなるのかなと思います。

〇馬体
背腹評価はB。
体高や胸囲の数字を見るとしっかりしているのですが、1歳時の写真を見た時の印象は身体のサイズの割にはトモの力感や背中が頼り無い感じがしたのでその点は気になります。
ただ2歳時の写真では1歳時より流石にしっかりしてきたように思いました。
背と腹のラインは水平で切れというよりかは持続力型という印象です。
募集時からとても評価が高い一頭でしたが個人的には少し疑いの目を持っています。
ただそれでも立ち姿は決まっているように感じたので一応のB評価にしています。

〇調教
走り方という点に着目すると、想像以上にパワー型でドタドタとした走り方でした。時計は出ているので問題ないのかもしれませんが、個人的にはかなり力んだ走りに見えたので長い距離を走るにはもう少しリラックスできるようにならないと持たないかなと思っています。
ただ、走る気持ち自体は持っている馬だと思うので初戦から力は出せると思います。

〇見解
気性面の問題でマイル戦から使うようですが、体型的には距離はもう少しあった方が良いと思うので、取りこぼす可能性はあるように思いますが能力的には面子では上位だと思います。


・リアリーホット(牝)
血統:父ロードカナロア 母父Cactus Ridge
厩舎:斎藤崇厩舎
馬主:長谷川裕司
生産:ノーザンF
背腹評価:B(1勝勝ち~OP上位級)

〇血統
エタリオウの半妹にあたる血統。
これまでは全てサンデー系との配合だったが当馬が初めてのキンカメ系との配合。

〇馬体
背腹評価はB。
セレクトセール時の馬体からはお尻の形や背腹のラインを見るに如何にも切れそうな牝馬の印象を受けました。
ただ気になる点としてはトモが小さく少し線が細いようにも感じるのであまり大きくない場合(440kg以下)だと思ったより走れないかもしれません。

サイズがあまり大きくない場合は評価を下げても良いのかなと思っています。

〇調教
1週前の調教映像ではまだ坂路で真っすぐ走れておらず、フットワークもややバラつく所が見られたため、体力がまだ付いていないのかなという印象でした。
当週追いでは1週前よりも良化の兆しは見えたものの、まだ体力不足な感は否めない動きでした。

〇見解
相手関係も楽ではなさそうなので、初戦は少し様子見しても良いかもしれません。


6月5日(日) 東京5R 芝1600m(牝)

・エルダーサイン(牝)
血統:父ハーツクライ 母父Tiz Wonderful
厩舎:国枝厩舎
馬主:サンデーR
生産:ノーザンF
背腹評価:D(未勝利脱出級)

〇血統
コマンドラインの半妹。
母のコンドコマンドはこれまで全てディープとの配合だったが初のハーツクライ産駒。
ディープとの配合ではかなりパワー寄りの産駒が出ていた印象で、ハーツに替わってどんな馬になるか。
個人的には上はあまり距離は延びなかった印象なのでハーツクライに替わって中距離型にシフトする可能性はあると予想しています。

〇馬体
背腹評価はD。
募集時の画像を見るとトモのサイズはあるものの背がちょっと長すぎるように見えました。ただ、背と腹のライン自体は悪くないと思います。
こういったタイプはもう一つ切れを欠くような印象があるので自分の中での評価はあまり高くなりませんでした。

ただ2歳時の写真ではすっきりとシェイプアップされたラインになっており、明らかに上のディープ産駒とは違うハーツクライ寄りの馬体になっていたので今までの兄弟とは違う特徴が出ているように思います。

余談ですがこういう馬体が走るのかどうかまだ自分の中では判断しかねているので、勉強になる馬体だと思っています。

〇調教
調教を見た印象としては時計は出ており、動きも初戦から行けるくらい仕上がっているようには見えました。
トビが大きい走りで東京のような広いコースで力を発揮するタイプのように思います。

〇見解
造りがハーツクライ産駒らしい形なので、マイルはどうかなと個人的には思いますが、初戦から力は出せる仕上がりに見えるので仕上がりと血統のポテンシャルでどこまでという感じでしょうか。


・エンジェリックアイ(牝)
血統:父エピファネイア 母父ネオユニヴァース
厩舎:牧厩舎
馬主:社台RH
生産:社台F
背腹評価:C(1勝クラス好走級)

〇血統
全兄のセイクリッドゲイズは芝では未勝利戦を勝ちあがることが出来なかったが砂で2勝クラスを突破。
母父ネオユニヴァースの影響なのか牝系からはそこまで砂に出るような感じはないのですが・・。
当馬は牝馬に変わって芝でも走れるような柔らかさが出ているかどうか。

〇馬体
背腹評価はC。
やや全体的に見るととどこかアンバランスにも見えるような馬体なのですが
背と腹の長さとラインは良いです。
エピファネイア産駒なのでもう少しトモに力強さがあれば更に良い評価にしていたのですが、面白い馬体だと思います。

〇調教
調教では隣の馬を気にしてか、左回りだからなのか少し首が右に向いていて併走相手を頼るような走りでしたが動きそのものはとても良かったと思います。
身体の使い方と首の下がり方が良く、全体的に躍動感がある走りでした。

〇見解
そこまで器用なタイプではないように思うので東京コースは良いと思いますし、石橋騎手との手も合いそうな印象を受けました。
評判馬の多いレースですが、人気があまりないようなら狙ってみたい一頭です。


・メリオルヴィータ(牝)
血統:父ダイワメジャー 母父Starspangledbanner
厩舎:池上厩舎
馬主:G1レーシング
生産:追分F
背腹評価:B(1勝勝ち~OP上位級)

〇血統
ダイワメジャーに母系デインヒル持ちの繁殖は相性〇
初仔のメリトクラシーは新馬戦を勝っており父ダイワメジャーの当馬も仕上がりは早そう。

〇馬体
背腹評価はB。
一つ上のメリトクラシーが背腰に頼りなさがある体型だったのに対し、当馬はすでに背腰が出来ている印象。
背が短く腹が長い体型でトモの形も良い。馬体重も480kgありまとまりの良いダイワメジャー産駒だと思ったのでB評価。

〇調教
1週前の調教では前進気勢を感じる走りで如何にも初戦からという印象。
走りにも迫力を感じますし、併走相手にもしっかりついていく内容には好感が持てます。
一つだけ欲を言えばもう少し首が使えるようになると更に良いかなと思いましたが、ダイワメジャー産駒なのでこれで良いのかもしれません。
当週追いでは少し集中力散漫な面も見せましたが、直線での動きは今週見たどの馬よりも素晴らしかったです。
動き出してからはグンと伸びる感じで、やる気になった時のエンジンの掛かり方には見応えがありました。

〇見解
素質的には良いものがある馬だと思いますし
充分初戦から勝ち負け出来る一頭だと思います。
馬券的には軸に出来る一頭だと思っています。


6月5日(日) 東京6R 芝1400m

・クラックオブドーン(牡)
血統:父サトノクラウン 母父キングカメハメハ
厩舎:中館厩舎
馬主:G1レーシング
生産:社台白老F
背腹評価:C(1勝クラス好走級)

〇血統
新種牡馬サトノクラウンの産駒。
母のクラックシードにはこれまでも重い印象のある種牡馬(ハービンジャー、ワークフォース、シンボリクリスエス)が配合されており、活躍馬こそ出ていませんが生産側としては重い血統が合うという認識なのかもしれません。

〇馬体
背腹評価はC。
背腹の長さのバランスは良い部類、ただやや背中にまだ弱さを感じるのとラインが水平なので思ったより切れない馬かもしれません。
加えて個人的には少し左後肢の繋ぎが怖い形に見えるので若干怪我のリスクもある馬かもしれません。
それでも全体として見た時にはそこまで悪い印象は受けなかったのでC評価にしています。

〇調教
1週前の追い切りを見た時にやや重心が高いのと首が下がり切らない点は気になりました。
なので、実戦では思ったほど伸び切れないシーンがあるかもしれません。
当週追いでは気持ち自体が前向きな点には好感が持てましたがやはりまだフォームが伸び切ってこない感じはしました。

〇見解
名前もかっこいいですし、評判になっている一頭なので人気すると思うのですが、個人的にはやや危険な馬かなと思っています。


・シャンディエン(牡)
血統:父ドレフォン 母父フジキセキ
厩舎:林厩舎
馬主:サンデーR
生産:ノーザンF
背腹評価:D(未勝利脱出級)

〇血統
ドレフォン×フジキセキという組み合わせ。
母は仕上がり早の芝のスプリンターという印象ですが、この組み合わせは砂に出やすいかなと個人的には思っています。
母父のフジキセキ自身が相手方に米国の砂血統を持ってくると砂で走るタイプを多く出していたので、父がドレフォンでなおかつ牡馬となると本質は砂なのかなと思います。

〇馬体
背腹評価はD。
背が長く、前が狭い造りで全体を見ても芝の切れ勝負というタイプではないと思います。
どこか馬体からはゴツゴツとしている印象を受けるので、距離適性はわかりませんが、ゆくゆくは砂で勝ち上がってくるのかなと思っています。
D評価というのは芝ではという評価で、砂であればC評価は与えて良い馬だと思います。

〇調教
1週前に美浦の坂路で3頭併せしている映像を確認したのですが、パワーはありそうに思います。
首は少し高いですがフォームには躍動感がありますし、案外初戦向きな気性かもしれません。
当週追いでは汗をかいていましたし、テンションは上がりやすい所があるのかなと思いましたが、前向きさは全く変わっておらず動きも力強かったです。
芝が良いかと言われるとう~ん・・という感じですが、この時期なら大丈夫かなとも思います。

〇見解
本質的には砂の短距離かなというのが個人的な見立てではあるのですが、血統的にも完成は早いタイプで仕上がりの早さでどこまでという感じでしょうか。


・マローディープ(牡)
血統:父スクリーンヒーロー 母父Dubawi
厩舎:木村厩舎
馬主:シルクR
生産:ノーザンF
背腹評価:B(1勝勝ち~OP級)

〇血統
コラリンの半弟。
繁殖としてのポテンシャルを1年目から感じさせたモルジアナの2番仔。
一つ上はダイワメジャー産駒だったが当馬はスクリーンヒーロー産駒。
上はまさにダイワメジャーというような感じだったが当馬はロベルト系に替わってどんな特徴が出るのか。

〇馬体
背腹評価はB。
身体つきを見ると上がダイワメジャーを感じる馬体だったのに対して当馬は母のモルジアナが強く出ているような印象を受ける馬体。
それに加えてロベルト系の父に代わってダイワメジャーとはまた違うムキムキ感が出てきているように個人的には感じます。
背は短く腹は長めに映る体型でトモの形も良いと思ったのでB評価にしています。
距離的にはそこまで長い距離は持たない感じで、どちらかといえば短い所に適性があるように思います。

〇調教
調教の映像は二つほど確認したのですが、どうも動きが物足りない感じがします。
まだ身体を上手く使えていない感じの走り方で、精神的にもまだ幼い感じがします。

〇見解
馬体は良いですし、血統的にもポテンシャルは感じるのですが、如何せん調教の動きを見るとまだ厳しいのかなというのが個人的な見解です。
馬券的に人気するようなら消してみても面白いかもしれません。


6月5日(日) 中京5R 芝1400m

・メイクザビート(牡)
血統:父マインドユアビスケッツ 母父ワークフォース
厩舎:西園厩舎
馬主:社台RH
生産:社台F
背腹評価:C(1勝クラス好走級)

〇血統
半兄にジャスティンカフェ。
上はエピファネイア産駒で当馬は新種牡馬のマインドユアビスケッツ産駒。
マインドユアビスケッツがどういう仔出しをするかはまだまだ未知数ですが、ドレフォン産駒程芝を走れることは無いんじゃないかなという気はします。

〇馬体
背腹評価はC。
腹袋がどっしりとしていて背腹のラインも良く、トモもしっかりしているように見えます。
ただ全体的に造りはゴツゴツとしていてどちらかといえばダートなのかなという感じがします。
砂ならB評価まで評価は上がりますが、芝でもそれなりにやれる馬かもしれません。

〇調教
時計は噂で目にしていたので、実際の動きがどうなのか気になっていたのですが、上のジャスティンカフェ同様かなり頭が高く、折り返し手綱を付けて調教していました。
まだ口向きが怪しい部分もありますが、追い出されてからの動き自体はしっかり加速もついているように見えたのでその点は好感が持てます。

〇見解
個人的には首の高い走りの馬の評価は割と低くしてしまうのですが、上が同じ感じの走りで実績を上げていることと、頭数が手頃であることから一先ず新馬戦は力を出してくるのではないかと思っています。
ただ、極端に内枠とかを引いてしまうと危ないかなとは思います。


その他の調教から気になる馬

〇6月4日(土) 東京5R 芝1600m

・オールパルフェ
レースでは内枠を引いているのは気になりますが、このレースの出走馬の中で調教は一番でした。
内だと少し不器用そうな感じはしますが、身体の使い方、促してからの動きいずれもかなり良かったです。
上位の評判馬達相手でも充分食い込めるだけの可能性は持っている馬だと思います。

・ハッピーパンニャ
エピファネイア産駒らしく気性面の難しさは見えますが、動き自体は良いです。
如何にも初戦からというタイプで地力は少し足りないようにも思いますが
初戦なら通用しても良いと思わせる馬です。

・バロックダンス
取り上げるか悩んだのですが、枠の兼ね合いで取り上げます。
調教を見ても気性難でムラがあるタイプだとは思うのですが、大外枠で石橋騎手であれば台頭する可能性は持っている馬です。
人気が無ければ一考しても良いかと思います。


〇6月4日(土) 中京5R 芝1600m

・トゥーテイルズ
調教の内容自体はダイヤモンドハンズよりもこちらの方を評価したいです。
走りのフォームが良く、初戦から行けそうな動きでした。
1週前の動きは少し不満もあったのですが、当週の追い出されてからの動きは中々良かったです。
ダイヤモンドハンズを負かす可能性は充分にある一頭だと思います。

・マイネルメモリー
如何にも仕上がりの早いマイネル軍団の一頭という調教内容でした。
気性的にも勝ち気で初戦向きですし、充分動けています。
宮厩舎×マイネル×和田竜二というと昨年のマイネルレノンを思い出しますし勝負気配を感じる一頭です。

・スズカダブル
頭の高い走りですが前で粘り込めるならチャンスはありそうです。
坂路での動きはまずまずでしぶとさを感じます。
紐に一考して良い馬かなと思っています。


〇6月5日(日) 東京5R 芝1600m(牝)

特になし。ただ映像は無いものの気になるのはユタカのビューティーワン。

〇6月5日(日) 東京6R 芝1400m

特になし。大混戦で大荒れがありそう。

〇6月5日(日) 中京5R 芝1400m

・ナゲットモンスター
坂路の動きが話題になっていた馬。
コースでの動きがどうかと気になっていたのですが、コースでは時計こそ出ているのですが、坂路程の動きは出来ていなかったように思います。
まだ走りの緩さみたいなものもコースでは感じましたし過度に人気するようだと危ないのかなと感じました。

・マニバドラ
この馬も噂の一頭で、2022年版グッドディール。
坂路の動きは余裕たっぷりで力強い走りでした。
ただ如何せん芝の1400mとなると・・どうなんでしょうか。
前に行けばある程度残せそうな馬だとは思います。

ここは案外混戦模様で、メイクザビート、マニバドラから総流しとかで馬券は買ってそうです・・w


今週のイチオシ

メリオルヴィータ

勝ち上がりの可能性大、馬券的にも軸に最適。

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