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【背腹理論】6/17,6/18新馬戦見解【せばら三四郎】

こんにちは、こんばんは。
せばら三四郎です。

昨年も10月くらいまで新馬戦に関する記事を投稿していました。

今年は少し書き方を変えて、各レース毎にざっくり触れていくような形を取ろうと思っています。

新馬戦前の馬の能力判定方法として昨年から背腹理論というものを導入しています。

背腹理論とはその名の通り競走馬の背と腹の形からその馬の能力であったり個性を見抜くことが出来るのではないかという理論です。

今年はそこに測尺の観点を加えてより馬の特徴を掴めるのではないかと一味加えました。

ただ成果が出るかは正直わからないので・・w読み物程度に楽しんでいただくのが一番です←

一応個人的な予想印を各レース毎に載せておきます(一部歯抜けの印があるかも)

6.7追記)今週から予想自体は良馬場を想定して組み立てます。

主に取り上げた馬一覧

6月18日(日) 東京5R 芝1600m
レガーロデルシエロ
ファビュラスロード
ボルケーノ
リベルテ
マウリノ
マイネルバーテクス
6月18日(日) 阪神5R 芝1600m
イーグルノワール
グレッソネイ
コートリーバウ
スノーライトニング
レディントン


6月18日(日) 東京5R 芝1600m

まず最初に取り上げるのは自分の指名馬でもあるレガーロデルシエロ。
指名時の理由はこちら↓

調教の動きとしては1週前の併せでは遅れたものの、最終追い切りでラスト1F11.1をマーク。
走り方を見ても本質的に切れるタイプかというとまだ判断がつかないのですがスピード能力自体は高いものを持っていると改めて感じました。
相手も強力ではありますがここで勝ち負け出来るだけの能力は持っていると思っています。

次にレガーロデルシエロと同じくロードカナロア産駒のファビュラスロード
1歳時の馬の形としてはレガーロデルシエロとそっくりな感じでこちらも短距離~マイルが良さそうな印象。
測尺こそ不明ですが形自体は良いと思いました。
動きを見ても追われてからしっかりギアチェンジ出来る印象で操縦性は高そうな感じがします。
ただ坂路での動きはそれほどだったことを思うともしかしたら平坦の方が良いタイプなのかなとも思っています。
初戦から仕上がり的にも上位争い出来る一頭だと思います。

続いてボルケーノもこの新馬戦の注目の一頭です。
ルーラーシップ×ファルブラヴという組み合わせは重賞勝ち馬こそテトラドラクマの一頭ですが全体的に見ればかなりの好成績でルーラーシップのニックスかもしれない組み合わせ。
全兄のウィンドリッパーは中距離馬でしたが当馬はどうか。
セレクトセール時に背腹は確認していて形そのものはとても良く、測尺的にも充分クラシックの時期に間に合う感じだと思いました。
ただPOGの指名リストに入れなかった理由としては脚の形で、右前肢は弓脚気味に個人的に見えたのと左後肢の繋ぎの形も気になりました。
また右後肢に球節炎を発症していたことから自分の中では脚部に対しての不安が大きかったので指名からは外れました。
調教での動きを見ると同父のバスターコールに印象としては似ています。
気の勝ったタイプで首が高い走り。直線のストライドは外の併走馬に被って見えませんでしたが印象的にはバスターコールの方が直線の伸びはある印象。
高いポテンシャルに気性難というある意味堀厩舎らしい一頭だとは思いますが気の荒い馬と松山騎手の手が合うかどうか、その一点が鍵になりそうです。

穴っぽい所で注目しているのがリベルテ
調教の動きとしては及第点で3頭併せでもまずまず動けていました。
新種牡馬のエピカリス産駒で芝はどうかなというのは正直ありますが
血統的にはサドラーとマルゼンスキーを主張している印象でそこにエピカリス自身の完成の早さが上手く合わされば面白そうです。
余談ですが個人的には雨馬場で狙ってみたい血統でもあります。

マイネルバーテクスは前脚がとても柔らかいですがまだ線が細い感じでもう少し芯が入ってからかなという感じ。
血統的には新馬のエピファなので一応。
最後に評判馬のマウレアですが2歳写真の背腹自体はとても良く見えました。
ただ実際の調教映像を見ると正直物足りないかなというのが印象で実戦でどこまで変わってくるかという感じです。

個人的な予想印
◎レガーロデルシエロ
〇ファビュラスロード
▲ボルケーノ
△リベルテ
☆マイネルバーテクス

ここは指名馬を信じて←
比較的上位人気が強そうな印象はあります。

6月18日(日) 阪神5R 芝1600m

ここは正直超難解な一戦だと思います。
ノーザン・社台系が4頭居ますがどの馬も一癖ある印象。

社台系で絶好調ブリックスアンドモルタル産駒のイーグルノワール
背腹的にはまずまず、測尺的には社台系にしては大きい印象で芯が入ってくるのは先なのかなと予想していました。
坂路での動き自体はヨレも少なく真っすぐ上がれておりまずまずの動きに見えました。
これまでデビューしたブリックスアンドモルタル産駒に比べるとまだ緩さが残り、気性的にも前向きというよりかは大人しい印象です。
もし初戦から好走出来るようなら先々が楽しみな一頭だと思います。

続いてキャロットFのグレッソネイ
こちらは典型的なモーリス産駒の印象の馬体で切れる感じはあまりしません。
馬体から感じる印象は先週走ったフェンダーと似ています。ただ測尺自体は良いです。
坂路での動き自体はまずまず出来ていたのですが急に大きくヨレたりと体幹というよりは気性面に課題がありそうな感じがしました。
前に行ければというタイプだとは思いますが個人的には先週のことがあるのでここはあまり評価を高くしないでおこうかなと思っています。

残るは吉田勝己オーナーの2頭。
コートリーバウは噂ではかなり小柄とのこと。
坂路自体は馬格を考えるとしっかり動けていると思います。
切れる牝馬の形ではあるので案外初戦向きかもしれません。
スノーライトニングはレイデオロ産駒。
動きを見ると初戦からどれくらい競馬に気持ちが向くかなという感じで使ってからのタイプに見えます。

ノーザン・社台系以外からで挙げるならばレディントン
動きとしては一番まともに見えました。
ただ血統的にはサトノアラジン×アフリートの牡馬なので本質的には砂の方が走るタイプかもしれません。
もう一頭動きで挙げるならフイノマジワリ
気性面は怪しいですが動きはそれなり、何かとタイムリーな感じはします。

個人的な予想印
◎コートリーバウ
〇レディントン
▲フイノマジワリ
△イーグルノワール

正直ここは印がつけきれない感じです。
当日パドックで見て順番が入れ替わるとは思いますが一応。
仕上がりの早さでコートリーバウを本命に。
後はうーんなんとも・・というのが本音です、すいません(+o+)


おわりに(実質おまけ)

主要な1600m戦に絞って今週は書きましたが短いので一応おまけで他のレースの注目馬も軽く触れます。
土曜日
〇東京5R
キアロヴェローチェ:実質カルロヴェローチェのような気の荒さ。脚の回転は速く1400m向き。
ノヴァエクスプレス:身体の使い方、脚の回転は新馬戦でも勝ち負け出来そう。イメージ的にはスズハロームっぽいので案外小回り向きかも?
グラビティブラスト:3頭併せでそれなりの動き。
〇東京6R
ピューロマジック:測尺良し。脚の回転とても良い。ヘニー系ならこの馬体でOK。
アマンテビアンコ:POGでも話題の一頭、動きパワフル。初戦から勝ち負け。
ここは二頭の一騎打ちになると予想。
〇阪神5R
トラペジスト:元々背腹の評価高く指名候補。坂路の動き自体も上々。
ダイシンバースティ:人気それなりも、一杯に追われて動き目立つ。姿勢低く短距離向き。
エコロガイア:典型的な森厩舎の砂馬。坂路動く。
〇函館5R
ラヴオントップ:見た目と血統砂馬も、動きは勝ち負け出来るレベル。
〇函館6R
アルジェンタージョ:比較的低調な面子ではあるがその中では良い部類。

日曜日
〇函館5R
ベルパッション:如何にもな西園厩舎のスプリンター。走りに切れがあり初戦向き。
ドレッド:小回り向きのピッチ走法。動きとしては良い部類。
スリータイガー:ドレッドとほぼ同評価。首は少し高いが条件は合いそう。

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