【背腹理論】7/20,7/21新馬戦回顧【2024-2025】(簡易版)
こんにちは、こんばんは、せばら三四郎です。
今年も新馬戦の回顧を書いていきます。
主に書くのは芝のマイル~中距離のレースになるとは思いますが
他にも書きたいことがあるレースについては少し触れていこうと思っています。
先週は予想記事が間に合わなかったので振り返りも簡易的ですm(__)m
7/20(土)福島5R 芝2000m
回顧
〇ピコチャンブラック
勝ち時計は2:03.6。
前後半3Fは37.2-35.0という構成。
時計的には特に速いという訳ではないですが終い3Fは11.9-11.8-11.3という加速ラップでまとめており良い内容だったと思います。
元々調教での動きは良かったのもあってこの面子なら上位争いするかもしれないとは思っていたのですが想像以上の内容でした。
まだパドックでの姿や実戦で走っているところを見ると身体つきには幼さがありもっと筋肉がついて良くなりそうな馬体に見えました。
実戦的にも他の馬と競っているというよりは気ままに走っているという印象で幼さが目立ちました。
ただそれでも逃げて7馬身差、後半は加速ラップでまとめていることを考えるとポテンシャル的にはかなり面白いものを持っているように感じました。
同じキタサン産駒のイクイノックスやソールオリエンスのような瞬発力に秀でたタイプという印象ではありませんが、むしろ父に似ているという印象で今後どのような成長曲線を描くのか、どんな競馬をする馬に育つのか注目していきたいと思っています。
〇ヴィジョンメーカー
内枠はもろに仇となった感じでしたが初戦はもう一つな印象のあるルーラーシップ産駒であることを思えば上々の内容だったと思います。
スローな流れの中早めに捲る形で勝ち馬には突き放されたものの2着は確保。
素質の高さみたいなものは感じる内容でしたし、リッスンの牝系ですし使って次はもっと良くなるんじゃないかなと思っています。
未勝利戦は早めに勝ち上がれるチャンスがありそうです。
7/21(日)札幌5R 芝1800m
回顧
〇キングスコール
勝ち時計は1:47.8。
前後半3Fは36.9-34.8
ソダシの札幌2歳Sでのレコードを更新した時計。
とはいえソダシは開催最終日、こちらは開幕週ということで単純な比較としては難しいところ。
ただクラス別の平均時計から考えるとソダシの札幌2歳Sの日も速い時計は出ていたので馬場コンディション的にはそこまで差は無いように思います。
レースの内容としては真逆ですがこの時計そのものは評価して良いと個人的には結論付けました。
如何せんパドックからやんちゃ振りを存分に見せつけており気性面はもう言うまでもないです()
ただレースになるとスタートの反応、二の足ともによくしっかり好位2番手の位置を確保。
先頭を走るショウナンサムデイが少しペースを落とした?タイミングでルージュミレネール、テリオスララが捲り気味に上がってきたものの内側から抵抗し4角では先頭。
抵抗された分外から上がってきたルージュミレネールは早めに失速し、直線ではテリオスララと一瞬だけ並びかけたものの、そこからむしろ突き放し3馬身差の快勝いう内容でした。
残り800m辺りからは息を入れる箇所がなく実質ロングスパートのような競馬になりましたがこの辺りは母父フランケルの影響なのか全くペースが落ちる様子もなくまだまだ余力を感じる内容でした。
気性ドゥラメンテ、身体能力フランケルといった印象の初戦で今後どんな馬になるのかかなり怖さもありますが楽しみでもあります。
馬体的には首が短く、繋ぎも長くないので距離は持って2000m辺りまでかなという印象ですが気性面まで加味すると将来的には案外1400mとか合いそうな気もしています。
矢作厩舎がこの馬をどういった方向に仕上げていくのかは今後注目しておきたいです。
あとがき
予想記事が間に合わなかったので今週は回顧だけにm(__)m
ピコチャンブラック、キングスコールと中々キャラクターある馬が出たなぁという印象の週でした。
どちらも伸びしろを感じる内容でしたし、今後クラシック戦線に絡んできそうな雰囲気はあります。
来週からはついに新潟開催、そしてルメール騎手がお休みから帰ってくるので注目の新馬戦が増えそうな予感。
また来週も新馬戦を楽しみましょう。それでは。
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