【傷ついた人の本当の治療とは?】
「劣等感からの解放」から思わされたことです。
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傷ついた患者に対する最も効果のある治療は、態度、雰囲気、ことばで、次のようなメッセージを伝えることにあると、私は堅く信じます。
「大変な人生でしたね。
あなたはもう充分苦しんできました。
今まであなたは、人からの助けがなく一人で問題に直面してきました。
失望の波に飲み込まれそうになったこともあると思います。
あなたの重荷をともに担わせてください。
今から、私はあなたに一人の人間として関心を持ちます。
あなたは尊敬に値する人であり、私はあなたを尊敬します。
あなたは一人で心配するのをやめ、代わりに私に打ち明けてください。
現在と将来に焦点をおいて、一緒に最もよい解決を求めていきましょう」
そのとき悩める患者は、人生で最も耐え難かった孤独を、もはや感じません。
「自分を心配し、理解してくれる人がいる。
自分のような者も生きていけると、専門家が保証してくれた。
これで生き延びられる。
今まで恐れてきたように、意気消沈の海でおぼれなくてもすむ。
嵐の中でも私を見捨てないと約束してくれた人が、私に救命具を手渡してくれた」
これこそが本当の治療であり、「互いの重荷を負い合い(なさい)」(ガラテヤ人への手紙6章2節)というキリストの命令の本質をよく表しています。
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劣等感に悩まされている人は絶えず自分を責めます。
あの人と比べ私は、、、と、能力やお金、異性など様々な方向から自分を責め続けるのです。
そこにあるのは孤独です。
最近の長年にわたるハーバード大学の調査で人を不幸にさせるのは孤独だと分かりました。
自分が一人で戦っている事が一番戦う力を蝕み、そして生きる力を奪っていきます。
だから互いの重荷を負い合う人が必要なのです。
それは専門家だけができることではありません。
リカバリーグループなどで同じように悩み、同じように苦しむ人が一緒にいる事が分かち合える時、自分は一人ではない、という事が分かり、現実に立ち向かえる力の源であり、そのような場を教会が担えればと思わされます。
今日も最高の1日を😄
God bless you〜(神の恵みがあなたにありますように)
長瀬雄大