【忘れがちな大切な事とは?】
「アダム 神の愛する子 ヘンリーナウエン」から思わされた事です。
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いわゆる「健常」者であるわたしが、アダム(聖書に出てくるアダムではなく、著者の知人である健常者ではない方)がどれだけ自分と似ているかと思い巡らしていたのに対し、彼には比較する能力も必要もなかった。
彼はただ生きていた。
そして、その生によってわたしを招き、弱さに包まれながらも、わたしの変革のために差し出された彼のユニークな贈り物を受け取らせた。
わたしが自分のしたことやこなした量を気にする癖があったのに対し、アダムはわたしに「生きる方が行うよりも大切だ」と告げていた。
わたしのことを他者がどう言ったり、どう書いたりしているかに気を取られていると、アダムは即座に「神の愛の方が人々の賞賛より大切だ」とわたしに言った。
わたしが自分個人の実績を気にしていると、アダムは「一緒に物事を行う方が一人で行うよりも重要だ」ということを思い出させた。
アダムは何も創り出せなかったし、誇るべき名声も持っていなかったし、どんな賞やトロフィーも自慢できなかった。
しかし、まさに自分の生によって、彼はわたしがこれまで出会ったことのないほどに徹底した生の真理によって生きていた。
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私たちは自分のしたことやこなした量、実績を簡単に気にしてしまいます。
その量と質によって自分の価値が評価されると思うからです。
また、私たちは他者がどう言ったり、どのように書かれているかを簡単に気にします。
でも
何かを行うより生きること自体が大切なこと、
人々の賞賛より神の愛の方が大切であること、
一人で行うより一緒にやることが重要であること、
そんなすぐに忘れがちなことを思い起こしてくれます。
簡単に周りの評価に流されてしまいやすく、本質を忘れやすいものだからこそ、事あるごとに思い返したいと思わされます。
今日も最高の1日を😄
God bless you〜(神の恵みがあなたにありますように)
長瀬雄大