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十時愛梨のモバマスを振り返る Vol.12

今日は[ビーチガール]について見ていきたいと思います。実は、昨日ご紹介した[夏のお届け]と同じく「海の家アイプロ」のタイミングで登場したカードなので、話が繋がっている部分もあります。しかし、Sレアではないレア+のカードにもかかわらず、面白い要素がいくつかあって注目すべきカードなんです。というわけで、前回の[夏のお届け]では触れなかった要素を中心にお話したいと思います。

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十時愛梨と夏の海

 「Pさん、これからいっしょに、この夏一番の思い出を作りましょうね!
  お仕事も、そのあともですよっ♪」

と、今回の愛梨は「Pとの夏の思い出を作りたい」という気持ちを何度か口にしているのが印象的です。イベント「海の家アイプロ」中にも、

 「Pさんと一緒に泳ぎたいです♪今日はダメなら…次は約束ですよっ♪」
 「Pさんと愛梨の夏の思い出…この胸にい~っぱいですよっ!
  うれしいなぁ…♪」

と、いった感じでした。

実は、この夏の出来事をきっかけに、このあと愛梨とPにとって「海」というのは特別な場所になっていくのですが、そのお話は、もう少し後の回で。


十時愛梨と海の家

ところで、前回の夏のお届けでは、愛梨は海の家の売り子をしていました。ジョッキコーラとラムネを手にビーチを走り回る姿は元気いっぱいで、はじける夏!といった感じですが、愛梨の海の家に対するイメージはちょっと違うようです。

 「海の家ってイイですよね。
  楽しくて、ちょっと気だるくて、幸せで!」

海の家は楽しい。それは見ていてわかるんですが、「ちょっと気だるい」というのは、なんだか独特な感性です。そしてそれを「幸せで!」と、少し強引にポジティブにまとめているところに、なんだかポエティックな印象を受ける、なかなか面白い言い回しになっています。

そして、5年経った今年の夏。愛梨が海の家で見せた表情が、まさにそんな雰囲気でした。Sレアじゃないレア+の、たった一言を膨らませて絵にして出来たSSR、というと、なんだかちょっと面白い感じがしませんか?言い換えると、SSRをひとつ作ることが出来るくらい、愛梨の独特な感性は魅力的なんだ、って言えるんじゃないでしょうか。

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愛梨は泳いではいけない

さて、ここでひとつ小ネタ的なものをご紹介しましょう。[ビーチガール]で愛梨はこんなことを言っています。

 「私は泳いだらダメって…なぜ…?」

その答えは[夏のお届け]にあります。

 「あぁっ、波で水着が~っ!」

と「衣装のサイズが合わない」というデビュー当初から愛梨を悩ませてきた問題が、こんなところでも出てきています。

そして、今回さらに面白いのが、「海の家アイプロ」で共演した大沼くるみちゃんの発言です。「でも、愛梨しゃんも泳げないって言ってたし…それでもいいのかなぁ~って思ったよぉ」と、くるみちゃんは言っていますが、愛梨本人は「泳いだらダメって…なぜ…?」と発言しているとおり、泳ぐことは出来そうです。つまり、どういうことかと言えば、愛梨が「(Pに止められているから)泳げないんだよ」と言っていたのを、くるみちゃんが「(カナヅチだから)泳げないんだよ」という意味に勘違いしてしまった、というわけです。

この構図、なんだか聞き覚えがありますね。そう、[スイートバレンタイン]です。

 「はぁい!お菓子のお家ですよ!
  …これ食べていいですか?えっ、だめ!?
  でも、ケーキですよ…?食べられるのに食べられないんですか?
  食べられるお菓子のおうちに変更しましょうよーっ!」

勘違いからハプニングが起こってしまうのも、愛梨にはお馴染みの光景、なのかもしれません。 

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