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十時愛梨のモバマスを振り返る Vol.08

今日は2014年8月に実装された[シンデレラドリーム]について見てみましょう。シンデレラドリームチケットと交換で入手できるカードで、衣装のデザインや特訓前後の舞台は他の子と共通です。他の子と同じ状況だからこそ、見比べることで愛梨らしさが見えてくる、かもしれません。

スライド8

私らしく?私らしくで!

直近のお仕事がうさぎさんやメイドさんになりきっての撮影だったこともあってか、今回の愛梨はこんなことを言っています。

 「今日は私らしく?私らしくで!」

今回は何かになりきるんじゃなくて、十時愛梨でいること。だから晴れ舞台であっても、マイペース。ちなみにファンレターをもらったようで、こんなことも言っています。

 「ファンレターもらったんです!
  天然な私が好き、ですって!えっへん!」

天然で好きです!と書いてくるファンもファンですごいけれど、「えっへん」って言う愛梨も愛梨でマイペースですごいですが、ファンからの声が愛梨の力になっていることが伺える場面です。

ちなみに、のちほど別のファンレターの話題が出てきますが、それはまた、後日。


「初心」を忘れずに

 「私、最初はアイドルってよく分かってなかったんです…
  だってほらアイドルって…ほら…
  えっと…あっ、英語じゃないですかっ。
  でも、これからも続けますっ。楽しいし、
  みんなが褒めてくれるからっ」

 「私、Pさんといっしょに進んでいくのが楽しくて!
  だからアイドルとして、ゆっくりでも立派になりたいです
  …えへっ!」

特訓前のアイドルコメントと親愛度MAXコメントです。
アイドルが何か、全然知らなかった女の子が、Pと出会い、アイドルの楽しさを知って、Pと一緒に歩んできて、そしてこれからも…、という内容で、まさに十時愛梨のこれまでの歩みとアイドルとしてのスタンスを要約したものになっています。そして、そんな歩みを振り返ってか、愛梨はこんなことも言ってくれます。

 「Pさんのプロデュースは、私のペースとあってるんですっ」
 「Pさんがプロデューサーだから続けてこられたのかなっ?」

Pだからこそ、Pと一緒に歩いているからこそ…そんな愛梨の思いがストレートに語られていて、まさにプロデューサー冥利に尽きる場面ですよね。

ところで、十時愛梨が初めてアイドルの衣装を着たときに、何を言っていたか覚えていますか?

 「プロデューサー!私分かりました!
  私がトップアイドルになればプロデューサーは
  トッププロデューサーになって、それでえーっと
  私がトップになって、アレ、どうするんでしたっけ?
  とりあえず、トップが目標です!」

そう、プロデューサーをトップにするために、トップアイドルを目指す、と宣言していたんですよね。そして今回、愛梨が口にした言葉がこちらです。

 「Pさんをトップにするって決めましたから!ねっ♪」

まさにデビューした頃からの想いそのもの。そこからブレない。さきほど愛梨はマイペースだと書きましたが、それは決して行動がスロウという意味ではなく、ペースを乱さずにひとつの思いを貫く、という意味なのかな、と思います。

そして、もうひとつ注目したいのは、同じ言葉であっても、デビューした頃の愛梨と[シンデレラドリーム]での愛梨では状況がかなり違うという点です。「とりあえず、トップ」という、ふわっとした言い回しからは予想できないほど愛梨は目覚ましい活躍を見せていて、初代シンデレラガールであったり、ソロ曲を歌ったり、立派なアイドルを目指して着実に実績を残しています。

なので、愛梨は単にトップになりたいと宣言しているだけでなく、上を目指す姿、成長した姿をPに見せて、その上で改めてプロデューサーをトップにしたい、と言っているわけです。デビューした頃から変わらない目標。ですが、デビューした頃よりも、ずっと説得力をもった言葉、そして愛梨の強い思いを感じる言葉に聞こえるんじゃないかな、と思います。


「出番」

さて、初期レアといえば印象的だったのが、「次は誰の出番…私!?」と出番を間違える場面でしたが、今回の愛梨はついに

 「今度こそ…出番ですねっ!」

と、出番を間違えずに晴れの日のステージに上っています。

ただ、これには後日談があるんですが、それはまた後日。

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