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十時愛梨は「時」と「愛」のアイドルだ
十時愛梨はいいぞ。
いやそれはいつも言っているんだけれども。
今回はいつもと少し違うアプローチで、愛梨の面白さを語りたいと思います。今回は一番わかりやすい例として、デレステのフェスSSR[プライベート・メイド]を取り上げます。
心を無にすると。
[プライベート・メイド]の特訓前…まず見た目が超かわいい。この時点で控えめに言って最強なんだけど、しかもこっちを見つめてくれているし、「プロデューサーさんもお仕事までは自由時間なんですから、私とのんびりイタリア気分、しましょうねっ♪」なんて誘ってくれているし、Pへの愛が溢れているぞ!もうこれは好きになっちゃうしかないな!
そして特訓後!メイドさんは至上!言うまでもなく見た目が超かわいい!斜め座りで可愛い!微笑んでくれているし「今の私はメイドさんですから、なんでも申しつけちゃってください!」だなんて、なんていい子なんだろう!
そして親愛度がMAXになると…
ファンのためなら頑張ることも苦にならない…なんてファン想いでいい子なんでしょう!そう言えばサインに「いつもありがとうございます」って書いてたなー。もう愛に溢れてんじゃん!
てわけで、十時愛梨は「愛」に満ちたアイドルです!
…というのが、素直な心で見た時の十時愛梨。
いや…これだけでもすごくいい子なんですが「いい子すぎて何か物足りないなー」って人もいるかも知れません。そんなあなたに一撃を与えたいと思っているのがこのnoteです。
そう、十時愛梨って化けるんですよ。
どうしたら化けるか。その話を今からします。
「約束の海」
特訓前の愛梨の発言をよく見ると、何故かすごくウッキウキです。
・えへへ、オフの時間があるって聞いて、新しい水着買っちゃったんです♪
・Pさんのお誘いなら、いつでも海に行きますよ♪
・海しかないから…海とPさんしか眺められませんっ♪
何故なのか。
それを読み解くためにモバマスの話を持ち出します。そう、これ。
はい、十時愛梨をご存じの方にはお馴染みの「海の家アイプロ」ですね。詳細はガッツリ省きますが、この「海の家アイプロ」で愛梨は、こんなことを言っていました。
Pさんと一緒に泳ぎたいです♪今日はダメなら…次は約束ですよっ♪
そう、十時愛梨とPにとっての海は約束の場所だったんです。Pに何度も一緒に泳ぎたいと言っていた愛梨が、名残惜しそうに「次の機会に…」と言っていたのを叶えたのが、[プライベート・メイド]の特訓前なんですよね。そして、そんな話を知っていると、親愛度100演出の「小道具の水鉄砲が、どこかに~♪」というさり気ない発言だって、海の家アイプロでやり残したことを遂に実現したんだ!みたいに思えてきたりして割と軽く感動しちゃうような。そんな感じで、愛梨の言葉って、これまでの愛梨を知っていると、どうも違って見えてきちゃうんです。
Pと積み重ねた時間を知っていると、言葉の深みが増していく…。
ほらね。化けたでしょ。十時愛梨。
実は変わらない想い
もう一つの話をします。畳み掛けるように。
さっきお見せしたこちら。これ担当Pの間でも話題になった演出なんですよね。ただ、「話題になった」というのは、意外な一面が見えたから、というわけではないんです。それまで愛梨がPに見せてきたことで、でも言葉にしてこなかったことを、分かりやすい言葉にしたという点が画期的だったから、なんですよね。
それまでの愛梨の言動を通してみると、Pやファンを想ってアイドルのお仕事に取り組んでいることとか、甲斐甲斐しく尽くしてくれることとかがわかるんですが、ストレートに「誰かの笑顔が見たくて頑張ると、つらいことなんてなくって」と言われると、なるほどな!…となる。そういうふうに話題になったんです。
Pさんのことを考えながら歌うと、うまく歌えるんです。気持ちがいっぱいこもってるからですねっ!
Pご主人様、なにかご用があったらすぐにお呼びつけくださいね♪愛梨はいつでもお側にいますけどっ♪えへっ♪
撮影のお仕事も、楽しいなぁっていつも思うんですっ。なんでだか、わかりますか?『愛梨ちゃんのグラビアで元気が出ました』ってファンレター、やっぱり嬉しいですから♪えへへ…
最高のプレゼントだと思ってもらえるよう、撮ってくださいっ♪
言い換えると、十時愛梨は何度も同じことを言っているのだけれども、同じ言葉を重ねているうちに、思い出が積み重なっていくことでエモを感じられるようになったり、もしくはどれだけ時が経っても変わらない芯の強さのようなものが見えたりして、ものすごく尊く見えてくるんです。
更にもう一つ。
さらに、もう一つの話をします。もっと畳み掛けるように。
これはご存知の方も多いかもしれませんが、[プライベート・メイド]で愛梨が付けている名札は、モバマスの[ふわふわメイド]で愛梨が付けていた名札のアレンジになっています。
他の子のSSRにもあることではありますが、愛梨の衣装は特に、過去の衣装で使ったモチーフがてんこ盛りになっています。さっき、愛梨の過去を知っていると、愛梨の言葉に深みが出る、って話しましたよね?衣装も同じなんです。
じゃあ、どうして愛梨の衣装には過去の衣装のモチーフがたくさん含まれているのか、といえば、愛梨が「思い出」を大切にする子だからなんです。ざっと過去の発言を振り返ってみても、愛梨って「思い出」とか「絆」をとても大切にしていることがわかります。
Pさん、これからいっしょに、この夏一番の思い出を作りましょうね!
お仕事も、そのあともですよっ♪
変わらないでいてほしい景色ですね。私たちの絆みたいに♪
またいつか…Pさんと、この景色を見に来たいです
思い出を大切にする子だからこそ、過去の衣装を思い出せるような衣装に仕上げる…。この衣装のアイデアは、Pか衣装スタッフさんか、もしくは愛梨本人のリクエストかもしれません。いずれにせよ、愛梨と愛梨を支える人たちが、愛梨とこれまでに紡いできた物語を大切にしているからこそ出来た衣装なんです。そして、この衣装を着た愛梨が紡ぐ新しい物語は、愛梨と愛梨を支える人たちが一緒に作ったものだとも言えます。
これまでの時の流れを大切にして、これからの時を刻んでいく。そういうお話なんです。
こんな感じで、あるときは、時の積み重ねによって、同じ言葉が変化していく奥深さがある。また、あるときは、どれだけ時がたっても変わらない凛とした強さを感じさせる。またあるときは、これまでの時の流れを身にまとって、新しい時を刻んでいく。
だから十時愛梨を語る上で「時」は外せないんです。
十時愛梨は「時」と「愛」だ。
ここまでの話をまとめると、十時愛梨を予備知識無しで見た時と、予備知識てんこ盛りで見た時で違った景色が見えるよ、という話になります。言うなれば、私が見ている沼をご紹介したわけです。
もちろん考察というやべー沼に浸かっている自分としては、こちらの世界へやってくる人が増えないかな、沈まないかな、沈め、と思ってますけど、それだけじゃなくて。愛梨って、アイドルがトップアイドルになって、プロデューサーはトッププロデューサーになる、って言ってるじゃないですか。
このnoteで書いたみたいに、愛梨への理解が深まると、愛梨の言葉がキラキラ輝いて見えましたよね。愛梨への理解度が深まる、っていうのを、Pとしてのレベルが上がる、っていう風に、そして、愛梨の言葉がキラキラ輝く、というのを、アイドルとして輝く、という風に考えると、愛梨への理解を深めてその魅力を感じられるようになる、語れるようになる、というのも、アイドルがトップアイドルになって、プロデューサーはトッププロデューサーになることの一つのやり方なんじゃないかな、って思うんです。
なので、もし最近ガシャとかで愛梨をお迎えしたとか、もしくは編成にはいるけど、あまり詳しく知らなかったな、という方に、愛梨の他のカードでのセリフを眺めてみてほしいな、と思っています。お迎えしたSSRと似ている発言もあると思いますし、もしくは真逆に感じるようなものもあるかもしれません。それが十時愛梨の面白いところなんです。
もちろん、私が気づいた部分はブログなんかでも発信していますが、やっぱり直接触れて頂いて直接感じて頂いたほうがいいかな、と。というわけで、思うがままに書いたらなんだか長くなってしまいましたが、最後に一言。
十時愛梨は、いいぞ。