「龍馬伝」より「Vファーレン」、その結果
2010年 09月 06日
私って、やっぱり「おせっかいおばさん」なんだわ~。
天皇杯予選、マリノス対ヴィファーレン長崎が、NHK-BS1で放映されることを知ってから、これは長崎のサッカーファンにはすばらしい贈り物じゃないかと、勝手に思ってしまいました。
それから、ちょっとサッカーに興味がありそうな人との会話にそれとなく入れ込んだり、ツイッタで#nagasakiをつけてつぶやいたり…。PRしまくり。
ところが、思いもよらない伏兵がおりました。大河ドラマ「龍馬伝」です。
長崎は、ばっかみたいに龍馬伝で盛り上がっている街です。さらに、この日のシーンは寺田屋。お龍の入浴シーンがあるとかなんとかで、龍馬伝ファン男子たちの異様な熱狂は鉄壁のようです。
それでも、何回も「龍馬伝よりヴィファーレン!と下手な韻を踏んで、ツイッターしまくりました。
さあ、試合開始。
公言して憚らない俊輔ファンの私は、当然マリノス応援のはずですが、正直な気持ちはヴィファーレンでした。
今年のヴィファーレンは、思っていたよりずっといいチームになっていました。前半は2階級の差を感じさせないくらいしっかりとした連携で守り、一発のカウンターで先取点。お見事でした。
先取されたあとのマリノスの中盤は必要以上に慌てているように見えて、「狩野君落ち着けって、一呼吸置こうよ」とか「小野、フィニッシュ大事にしろよ」とか、いつの間にかマリノス目線。
後半マリノスが1点返したときには、正直ホッとしました。
結果的には、3-1でマリノスが順当に勝ち進みましたが、ヴィファーレン長崎という地元のチームを初めて誇らしく感じました。
これだけいい試合をしたヴィファーレンは、俊輔と戦わせてあげたかったなあ。
この試合のお礼のためにも、ヴィファーレンのホーム戦を一度しっかりと応援に行こうと思いました。(見にはいったけどしっかり応援したことはないから)
試合終了後、ファンに挨拶する松田選手がヴィファーレンのユニフォームを着ていました。もちろん佐藤由紀彦選手の28番。彼らは親友なんですね。
彼らのユニフォーム交換のシーンを切り取ってツイッターにアップしてくださった人がいましたのでリンクさせてもらいましょう。 http://twitpic.com/2ljo9c
すてきなシーンです。
それから、俊輔選手の夏の公式ウエア姿も見られました。
マリノスの移動用公式ウエアは今年からトミー・ヒルフィガー社らしい。
パイピングが施され、左胸にエンブレムが付いたブレザーとグレーのパンツが若々しくてオシャレだなと思っていましたから、ぜひ夏物も見てみたかったのですが、俊輔着用で見られるとは!
純白の半そでポロシャツかな?腕と胸に大き目のワッペンが付いているみたい。パンツも純白。「炎のランナー」などクラシックなイギリス映画にでてくるスポーツ選手みたいな雰囲気です。いいぞ、好みだぞ!
なんでも、聞くところによるとこれにサックスブルーと白のストライプのジャケットがあるとか。もしかするとベンチに座る木村監督がいつも黒シャツの上に着ているジャケットかな。
残念ながら、炎のランナー的俊輔の写真はだれもアップしてくれていない(エーン~~~)
この日のTV中継は、にわかヴィファーレンファンになったおばさんのちょっとしたおせっかいに、サッカーの神様がおいしいところの大盤振る舞いしてくれたみたい。
さあさあ、マリノスもヴィファーレンも、これから上位争いに食い込むように頑張ってもらわなきゃ。
来年の元旦、国立に立つ俊輔の姿を見ながら、2011年最初の幸福感に浸りたいじゃないですか。
叶えてくださいね。