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『牡蠣』商談会in福岡 ”島原半島の原石、火山が育む瑞穂牡蠣”

諫早湾漁業協同組合瑞穂支所の雲仙市ブランド認定品
『瑞穂牡蠣』の商談会のご案内をさせていただきます。

瑞穂牡蠣


島原半島の原石、火山が育む瑞穂牡蠣
 豊かな自然と、漁師たちの情熱が育てた“特別な存在”。
一粒一粒、手作業で丹精込めて育てられ、市場にはほとんど出回りません。塩分は控えめでクリーミー、地元の料理人からは
「どんな料理にも寄り添う万能牡蠣」と称賛されてます。
自然の力と人の手仕事が織りなすこの特別な牡蠣は、味覚はもちろんの事、その”物語”も料理を一層引き立てます。是非ご堪能ください。

商談会では、試食用の牡蠣を準備しております、
お気軽に足をお運びくださいませ。
私達もいただきましたが、本当に美味しいです!
必ず、「来てよかった」と感じていただけることをお約束いたします。
※諫早湾漁協瑞穂支所様との直接のお取引となります。

生産者ご夫婦

1.商談会概要

【日時】
2025/2/12-13(水・木)※2日間
11:00 〜 18:00
【場所】
福岡市中央区平尾1丁目10-20ブラマソーレ平尾 5A
・西鉄天神大牟田線 西鉄平尾駅 徒歩4分
・福岡市営地下鉄七隈線 薬院駅 徒歩9分
※駐車場無 周辺パーキング等をご利用下さい。

【注意事項】
・完全予約制
・限定10組様のご案内(お早めに関係者へ問合わせ下さい)
【お問合せ】
●宝友商事㈱ 担当者:馬場(ババ)
0957−75−0360(定休:水日祝)
●諫早湾漁業協同組合瑞穂支所 担当者:船木(フナキ)
0957-77-3139(定休:土日祝)

会場(外観)
会場(室内)

2.『瑞穂牡蠣』について

島原半島の火山が育む豊かな自然の恵みを受けて育つ瑞穂牡蠣は、その特徴から「地元の料理人がこよなく愛する万能牡蠣」と称されます。
特徴1.  塩分控えめで素材の味を引き立てる
 
「塩分控えめ、出汁やタレとの相性抜群。和洋問わずアレンジ可能。」
料理人の工夫が活かされ、どんな味付けにもなじみます。
特徴2.  縮みにくく、食感がしっかりしている
 
「加熱しても身がしっかり詰まったまま。牡蠣の存在感が際立つ。」
焼き牡蠣は勿論、フライ、鍋料理に使用しても縮みにくく、
ふっくらしたまま。牡蠣本来の食感が楽しめます。
特徴3.  まろやかでクセが少なく食べやすい
 
「クセが少なく食べやすいまろやかさ。どんなお客様にも喜ばれる。」
牡蠣が苦手な人でも食べやすく、幅広い層に受け入れられる味。
料亭でも居酒屋でも万人受けする美味しさ。

瑞穂牡蠣養殖場の様子

福岡の郷土料理である『水炊き』『もつ鍋』『あら炊き』などの出汁にも最適な瑞穂牡蠣は、特に醤油ベースの味付けと相性が良いです。

3.産地(瑞穂町)

 長崎県雲仙市瑞穂町は島原半島の中央、雲仙岳の山麓に位置し、火山が生み出した肥沃な土壌と湧水に恵まれた自然豊かな地域です。
 有明海に面し、広大な干潟が広がっており、農水産業が地域の経済と文化を支えます。 
 『棚田米』や『雲仙茶』といった特産品もあり、肥沃な土壌で育つ棚田米は香り高く、雲仙岳の湧水で作られる雲仙茶はとてもまろやか。
他にもじゃがいもやトマト、みかんも名産です。
 
 豊かな自然と人々の温かい暮らしが調和し、来訪者に土地の恵みと静けさを感じさせてくれる、そんな心安らぐ町です。

4.失われつつある瑞穂牡蠣

 漁協の生産規模が小さく、大きな市場への出荷が難しいという問題がありますが、課題は生産規模のみではありません。

 漁師の高齢化により後継者不足が深刻化しており、このままでは伝統的な養殖技術の継承が難しくなります。また漁業環境の変化により牡蠣の成長を阻害する付着物が増加、養殖環境の維持がより困難になりつつあります。

 瑞穂牡蠣の養殖が危機的状況に陥っている中、それでも漁師たちは丹精込め一粒一粒を育て、懸命に未来に繋げようとしています。

船上での牡蠣の選別風景


 そんな現状を打開するための取組みの第一歩が、今回の商談会です。
まずは一人でも多くの方に『瑞穂牡蠣』を知っていただきたいのです。

 市場に出回らず、味も良い『瑞穂牡蠣』を諫早湾漁協瑞穂支所から直接仕入れることが出来る機会がこの商談会です。もちろん試食のみでもかまいません。是非お気軽に足をお運びください。

5.漁協の直面する問題

現在、諫早湾漁協瑞穂支所には36の個人漁業者が加盟していますが、
10年前と比べると、およそ半数にまで減少しました。
雲仙市には『ひとが創る持続可能な漁村推進事業(※)』という補助金もありますが、新規漁業就業者は中々現れないのが現状です。
(※)新たに漁業を始める者で市が認めるものを対象とし、最大15万円(月)を3年間支援する、という制度

 更に有明海では漁業環境の変化の影響で赤潮が頻発するうえ、網への付着物が多いことから半年で設備が損傷するなど、魚の養殖も苦しい現状です。
 この状況下で、地域の自然や伝統を守りつつ、漁業の再生を目指す試行錯誤が続いており、牡蠣養殖はその大きな一手になる、と考えました

6.弊社の想い 

弊社は業務提携し瑞穂牡蠣の販促物の作成、福岡市・雲仙市にてイベントを実施する等、牡蠣のPR活動をお手伝いさせていただきます。
最終的な目標は『漁業(生業)の衰退を防ぐ』ことです。
昨今、各地方においては様々な文化、産業が現在進行形で失われつつあります。牡蠣が有名になれば、瑞穂支所の課題が全て解決するわけではありません。ただ、色々な人を巻き込んで、雲仙市のリアルな今を伝える。それが今私達が出来る小さな一歩と考えています。一粒一粒の小さなアクションが大きな一歩となると信じ、引き続きPR活動をさせていただきます。


ご興味をお持ちいただいた福岡の飲食関係者の皆様、
是非ともご参加のほどよろしくお願いいたします。



【取材】馬場宗一
【執筆】川西潤 
【撮影】坂田研太朗
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