アクセサリーボックス
ずっと欲しかったアクセサリーボックスが、やっと形になりました。
Novelizeらしい細かなこだわりを詰め込み
おそらく、他のブランドとは少し違うアクセサリーボックスです。
こだわりポイントを沢山紹介させていただきます!
Novelizeが作りたかったアクセサリーボックス
譲れなかった形
アクセサリーボックス、というと
当然アクセサリーを収納する箱、なのですが
ここまで数年、Novelizeというブランドを続けてきて
皆様とお話ししたり、写真をいただいたりしているうちに
ほとんどの方がクリアケースのまま保存していることを知りました。
そしてこのクリアケース、季節ごとに棚に飾ったり
収納ケースに入れて眺めたりしていると、まるで植物標本のようで素敵です。
レースは元来、着飾る他にも額に入れて飾ったりと楽しまれてきました。
なので身につけていない時も、そうやって楽しんでいただくのは
また違った嬉しさがあります。
私も作品を保管するときにはケースに入れてるのですが
このクリアケースにぴったり合うサイズのケース、実はなかなかないのですよね。
厚みが薄かったり、逆に厚くて嵩張ってしまったり
変に隙間が空いてしまったり。
とにかく、ぴったりサイズの収納ケースが欲しかったのです。
完成したのはこちらです!
ぴったり!気持ちいい!
サイズも悩んで、もう一回り大きい方が沢山入るのですが
入れる場所がないというのも困るので、棚に入るサイズにすることにしました。
(本当に心苦しいのは、皆様が100個単位で作品をお迎えされているのを知っているので、焼け石に水なのでは。。という気持ちもありつつ)
これだけぴったり収納出来るのは、なかなか市販では売っていないので、自分としては大満足です!
ボックスへのこだわり
このぴったりサイズを作るにあたって、実は3年ほど、たくさんの箱屋さん・印刷屋さんを回りました。
そして、断られました。
・しっかり棚に入れて自立できる強度があること
・全面印刷をしたいこと
・かならずこのサイズにしたいこと
・ワンタッチで開けたいので、マグネット式にしたいこと
これが自分の中では絶対条件でした。
そして、そして、出来るならば
・本型のボックスにしたいこと
印刷屋さんは強度が難しい、とか
箱屋さんにはマグネット式は出来ない、本式は型がないから出来ない、とか
貼り箱屋さんには片面印刷か、シールを貼ったり箔押しだけなら出来るけど、全面は出来ない、とか
色々条件が合わなくて。
いっそのこと自分で作るかくらい悩みました。
(でも上手に出来ませんでした)
ずっと探していて、やっと、一件だけ
金額と時間がかかるけど、とやってくれる箱屋さんを見つけました。
そして仕上がりがこちらです!
ブック型のアクセサリーボックスです!
しかもマグネット式なので、ワンタッチで開けたり閉じたり出来ます。
立てかけても蓋が開いたりしないので中身が溢れることもありません。
職人さんがひとつひとつ、手で作ってくださって
本の型もNovelizeオリジナルで作りました。
本当に素敵な仕上がりです!!
デザインへのこだわり
今回、作っていくにあたって
折角、本の形のボックスになったのだから
本みたいに並べて楽しみたい!という気持ちがありました。
そして、そして
絶対美しいものにしたい。
本棚に並べて手に取りたくなるような
「ちょうどいいから使う」んじゃなくて
インテリアとして成り立つものにしたい、と。
しかも初めての箱作り、私もわからないことだらけですし
一緒にデザインを考えてくれて、信頼できて、そしてイラスト自体も繊細で色合いが美しい人がいいな、と思いました。
そこで、お願いしたのがましろむさしさんです。
むさしさんには昔、CDジャケットのイラストをお願いしていて
こちらの気持ちや意図を細かく汲み取ってくださり
とにかく色彩がとても美しくて好きでした。
イメージはアンティークな洋書。
ジャスミンと、忘れな草の2種類で、お花なので可愛さと、全体的に大人めシックな仕上がりにお願いしました。
(印刷を考慮して少し明るめの元データです)
ジャスミンはしゃらりと星の舞う装飾を。
忘れな草は、可愛らしくティーセットと合わせて。
そしてNovelizeの忘れな草らしく、ポイントにほんのり紫色のグラデーションを。
どちらもがらりと雰囲気が変わり、とても可愛くて素敵に仕上げてくださいました!
実は、ここに来るまでにも何度もデザインをやりとりして
描き直していただいたり、いくつか案をいただいたり。
ジャスミン好きな方と、忘れな草好きな方の、どちらのイメージにもぴったり合うデザインになりました!
とっても可愛い!
実際印刷すると、色味はもっと落ち着いています。
並べてみるとこんなに変わるの?と思ったりして。
紙の質感と相まって、ちょっぴりアンティークなイメージです。
本当に本当に素敵なボックスになりました!
有難うございました!
細かなこだわり
アンティークブック風に、箔押し
アンティークブックの装飾って本当に美しくて
昔は本て、貴族しか持てない高級品だったんだな、と分かりますよね。
表紙と背表紙にNovelizeのロゴをゴールドで入れました。
Nとzの形を含めたバランスがとても気に入っている「Novelize」というブランド名。
筆記体にするとより美しく、ポイントのゴールドが高級感を感じます。
絶対に箔押しを入れたかったのでとても嬉しいです!
どこから見ても本みたいにしたい
きっとデザインするましろむさしさんも、作られる箱屋さんの職人さんも大変だったと思うのですが
どうしてもきちんと本のようにしたかったので
紙束も書いていただきました。
こちらは横の側面。
アンティークっぽいムラ感もたまりません。
こちらは上から見た図です。
どうしても多少のズレは出てしまいますが
それでもとっても綺麗!!
本当に本みたい。
そして気づきましたか?
ちゃんと本なので、表紙が紙束より出ているのです。
箱、じゃなくて本型の箱なのです。
これをやってくれる箱屋さんがほとんどいなかったのです。
並べたときに可愛く
背表紙には、小さなお花が。
並べて立てたときに見えるのは背表紙ですから、ここにもポイントが欲しくて。
この下の部分、わざと空けて作りました。
ここに入っているお花やアクセサリーを書けばより分かりやすいかな、と。
マスキングテープを使ってもいいですし
シールを貼ったり、書いたり、ご自身の名前を書いたり
好きに使っていただけるスペースとしてご活用くださいね。
インテリアにも馴染んで、並べた時もとても素敵です。
本は、開いた時の美しさが大事
belle page。
開いた時の最初のページ。
これは実際、アクセサリーになるわけですが、
開いたときに美しい印象が欲しかったので
内表紙まで印刷をお願いしました。
とっても素敵じゃないですか?
台紙に描かれている「絡み合う蔦と花」も描いていただきました。
中の言葉は、昔Novelize名義でのバンドをしていたとき
最初に歌っていたPrologueという歌詞を少し変えて。
” ひとたび表紙をめくれば
新しい世界が訪れる
あなたの知らない世界
見たこともない花たち
聞いたこともない愛の話
それらは貴方を待っている
これは、あなたの物語 "
そして、MNの切手に、Novelizeの消印をつけて。
皆様の物語に繋がるように、
Novelizeから愛を込めて。
余分なスペースはいらない
収納はなるべくコンパクトがいいのです。
そんなわけで、この薄さ!
ボックスが入るギリギリにしましたから、約3cmちょっとの厚みとなります。
これなら本箱にも沢山並べられますし、種類が増えても沢山置けますよね。
こうやって並べると、出来れば定番のお花全種類は欲しくなりますよね…
という野望があるので、1度完売したら違うデザインで作って増やしていけたら、と願っています。
どれくらい入るのか
大事なポイントですよね。
これ、とっても難しくて…
とりあえず、小さな箱はいっぱいに詰めて12個入ります。
ここを基準に作っていて、他のサイズだと
ネックレスの箱だと4つ。(隙間が開きます)
セットだと2つ。
ブレスレットやコフレなどだと4つ。
あとはこんな風に組み合わせたり
色々組み合わせて入れていただいてもいいと思います。
市販のケースに入れるよりはずっとコンパクトで可愛いですし
使いやすいかなと思うので、ぜひ色々試してみてください。
販売に関して
◆EVENT
9/16-18 minneのハンドメイドマーケット
(各10点ずつ)
◆WEBSHOP
2023.9.22 21:00-
(各 約40点ずつ)
▶︎BASE
https://novelize.official.ec/
▶︎minne
https://minne.com/@novelize-a
▶︎Creema
https://www.creema.jp/c/novelize-a
◆作品の価格
▶︎5500yen
◆箱と台紙の販売
箱や台紙を捨ててしまった、新しく欲しい、という方のために
オプションで箱と台紙の販売も行います。
▶︎1点200yen
各50点ずつご用意があり、とりあえずは在庫分のみの販売となります。
無くなったら再販はしばらくない予定です。
また、ご要望によっては次のお花の販売となります。
そしてこだわりすぎてこれ以上は値段が下げられず。。
でもとっても素敵なので、楽しんで選んでいただけたら嬉しいです。
イベントでは実物も手に取って見ていただけます。
皆様のお気に入りになれますように!
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