福祉大国フィンランドの優しい・子どものための無料遊園地!【リンナンマキ】 44 旅の音楽家 studio iota LLC. (スタジオ イオタ) 2015年7月31日 01:19 ヘルシンキは一国の首都でありながら、遊園地がひとつしかありません。 その、子供たちにとって"夢の場所"が、こちらのリンナンマキ遊園地(Linnanmäki)です! 1950年設立。ヘルシンキ中心部からトラムで20分程度で行くことができます。入園料は無料。園内には公園に遊びに行く感覚で気軽に出入りできるのです。 冬には-20度の日が最低2週間はあるという寒冷な地理条件から、開園が、5月から10月下旬までと、ほとんど夏季限定になってしまうものの、短い夏を楽しむため、子ども達がここに行けるということはもう『人生最大の喜び』と言っても過言ではないそうです。 また、夜でも、この明るさ! 歴史ある木造コースターから、こりゃエグイと思う怖いもの知らずな最新の絶叫マシーンまでなんでもござれで、 佇まいがなんとなく、としまえんを感じさせます。 そして、こういうものも園内にたくさんありました(笑) 巨大なわたあめ(hattara)と、 フレーバーのバリエーションが豊富な長いひも状のチューイングキャンディ(metrilaku)が、定番のフードなようです。 この遊園地はもともと、冬戦争/継続戦争/ラップランド戦争(大きく言えば第二次世界大戦)の後にフィンランド国内に大量に溢れ出た可哀想な戦争孤児達を慰めるために設立された、夢と希望を与える遊園地だったのです。 6つの児童福祉団体から成る「子どもの日財団」が運営しており、極寒の地フィンランドでは施設の維持費やリニューアルに多くの費用がかかってしまうものの、その残りのほぼ全てに当たる収益金の約15%が、フィンランド国内の、家庭内暴力や離婚家庭、病気や事故など、さまざまに過酷な境遇に対処している児童福祉団体への寄付金として投じられているそうです。 さすが、福祉大国ですね! ヘルシンキ中央駅のプラットフォームから見ることができる観覧車が目印です♡ (ぶん・写真 前田紗希 ) 【ガイドブックには載ってない観光ガイド!イオタビ】 2016年1月下旬にリリース予定です!まだ知られておりません(´ω`) どうぞご協力宜しくお願いします! https://iotabi.com いいなと思ったら応援しよう! よろしければ、サポートお願いいたします! 音楽レーベルの運営、ほかのnoteクリエイターさんへの支援に使わせていただきます\(^o^)/ チップで応援する #日記 #写真 #海外 #福祉 #ヨーロッパ #バックパッカー #北欧 #cakesコンテスト #女一人旅 #紀行文 #遊園地 #ヘルシンキ #かもめ食堂 #海外情報 #移動遊園地 #世界一周したい 44