一日一日を大切に
シネマティックバンド、「流れるイオタ」のフルアルバムのレコーディングが始まりました。
「もしも世界が100人の村だったら」の作者の方のアトリエにもなっているというスタジオは落ち着いた時間が流れ、いただいたお茶もいつもの2割増しで美味しく感じたのは気のせいではないと思います。
アルバムタイトルは、 " The world is beautiful "
『それぞれの人生があって辛い事も沢山あるだろうけれど、
皆で同じ時代を生きていることに胸が熱くなりました。
私は周りのお友達や、大好きな音楽仲間たちや、家族を、
とても愛しているのだと気が付きました。
みんなのいるこの世界で、今日も生きなくてはならないと思いました。
美しい世界を見つければきっと
世界はいつだって、美しい。』
という意図で臨んでおります。
まさに体力と精神力の削り合いです。
時間の制限がある中で、携わった方々が各々のベストを目指して
時に笑いあい、時にぶつかり合い
という濃密な密室経験(レッドゾーン)をしていた訳ですが、
そんな最中(さなか)で、パリでのテロは起こりました。
テロのあったレストランで、1時間前まで友人が食事をしていたと言っていました。
それは、わたしの心を、安堵とともに、ぐちゃぐちゃにさせました。(あまりにも身近な情報過ぎて・・・!)
「何がWorld is beautifulだよっ!!」と思いました。
怖くなりました。
恥ずかしくなりました。
でもここで心が折れたら、どうしようもありません。
出来ることと言えば、今自分の周りにいる人に対して、感謝を忘れずに、愛を持ち続ける事くらいです。
体力と精神力の削り合いの中では特に。
なにが起こるか本当にわからない世の中。
どうか1人でも多くの人が無事でありますように。
スタジオでの泊まり込みを終えて、
昨日外に出ると、すごく天気のいい空でした。
マドンナのスピーチは必読です。
http://9post.jp/26441
(ドラム・前田)