【デンマーク】北欧最大級の規模「世界一美しい美術館」といわれるルイジアナ近代美術館が想像以上。
こんにちは、studio iota labelの前田サキ(@maedasaki)です!
世界一幸せといわれる事が特徴の、デンマーク。
気温マイナス20度にもなる暗く長い冬がありながらも、
平和度やコーヒーの消費量、貧困率や汚職の少なさは世界一を誇るという不思議な国です。
ここデンマークに、世界の美しい美術館のなかでもひときわオススメである、
「美術館」を越えた美術館があるといいます!
そこには、リラックスして思い思いに過ごす人、お昼寝をする人、樹木にぶら下がる子供。
アートと自然が共存する壮大な空間が広がっていました。
な・ん・だ・こ・れ・は!!
北欧の玄関口・コペンハーゲン・カストラップ空港に到着
成田から11時間。初めての北欧です。
コペンハーゲンのカストラップ空港は、上空から見ると紙ヒコーキのカタチをしているそう。
"世界一美しい空港"と呼ばれるデザイン空港で、
広々とした空間に彫刻などのアート作品が点在しています。
空港から市内までは、デンマーク国鉄に乗って15分ほど。24時間運行です。
自動改札を探してしまう純日本人。ここはヨーロッパだったわね。
切符を買っても買っていなくても、ホームまでは誰でも立ち入る事が出来るようになっています。
実際に電車に乗るときには、ホームまで行き、そこにある黄色い打刻機にチケットを挿入して、乗車時刻を刻印しておかなくてはいけません。なんとなくレトロで可愛いシステムですね。
コペンハーゲン中央駅。
まるでロールプレイングゲームに登場するお城のようです。
駅構内もレトロ!車椅子がウィリーしている姿なんかをお見かけして、さすがです福祉大国。
次はルイジアナ美術館までのアクセスを、レポートしていきます!
快適すぎる!国鉄はぐんぐんと田舎を走っていく
コペンハーゲン中央駅からヘルシンオア(Helsingør)の行きの郊外列車Reに乗って、海岸線を約40分。
ここでひとつ断言します!
この列車に乗るだけでも価値があります!
席はボックスシート。オシャレな木製のテーブルが完備されていて、新聞まで置いてある。
車窓からは海岸線と溢れる緑が展望でき、
・・・新宿あたりから30〜40分各駅電車に乗ったところで、まるで灰色の建物の景色は変わらない東京近郊とのギャップに驚く事ばかりです。
目的地のフムレベック(Humlebaek)は静かで小さな町です。
駅前にLouisiana Museum of Modern Artという看板が出ているので、その方向に真っ直ぐ15分ほど歩いて行きましょう。
可愛い家が立ち並び、散策としても楽しいコースです。
ミュージアムの入り口に到着よ。
ルイジアナ美術館のネーミングは、かつて邸宅だったこの建物の持ち主が、3回結婚を繰り返した際、妻の名前がすべてルイーズだったことに由来しているそうです。
美しき緑のエントランス。
世界一美しい美術館といわれる美術館
3000以上のアートの所蔵もさることながら、アートと建築、そして自然が共存する壮大な空間が魅力です。
海を望む最高のロケーションで、ため息が出てしまいます。
順路も無い、警備員に笛を吹かれる事も無い。
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今まで私たちが、どんな環境で、どんな民度で、美術館を見てきたか、
見せつけられる思いでした。
この美術館の素晴らしいところは、地形に沿うように回廊型の展示室が続いています。地形に合わせて長く曲がりくねった回廊は地下まで続いています。
光がタップリ射し込んであたたかい。
コミカルな方たちも!
子供もおとなものんびりしている
ここにいる大勢の人たちは皆、リラックスしています。
幼い子どもが「パパ、ママ。連れてって〜!」とせがむような心おどる美術館が、日本にはいくつあるでしょうか?
こんな過ごし方ができる家族を、つくれたらいいのに。
穏やかな空気が呼応するから、人々は優しい。
リラックスして思い思いに過ごす人、お昼寝をする人、気にぶら下がる子供。
まさに、アートと自然が共存する壮大な空間でした。
なにここ、楽園?
美術館を越えた美術館!
コペンハーゲンを訪れて、ルイジアナ美術館に行かないなんて絶対にもったいない!
どうかお気をつけてお楽しみください!
■ルイジアナ美術館
北シェラン島の自然のなかに、芸術愛好者の憩いの場を作るために1958年に建てられた美術館。作品の中心は第二次世界大戦後の現代美術が中心で、ピカソやイヴ・クライン、シャガール、ムンク、ルネ・マグリットなど世界中の主要アーティストの作品が集められている。
特にジャコメッティの作品が充実。特別展示やコンサート、文学フェスティバル(Louisiana Literature)等イベントが豊富。 [JTBより]
時間 11〜22時
休館日 月曜日
駐車場 有(無料)
みなさまにとって、良い旅となりますように。
Have a nice trip♪
■フル尺の本記事は[こちら!]
□ 前田 紗希
作曲、アレンジ、ドラム、鍵盤プレイヤー、時々フォトアーティスト。
旅の風景×インストゥルメンタルミュージックをテーマにした日本の音楽レーベル「studio iota label スタジオイオタ」代表。
周りの人が楽しんでいたり、笑っていたりする時間が好きです 。
ひとつひとつ恩返しをしながら、小さな幸せを探して、風のように居たいです。
日々つれづれ自由人。
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【studio iota label】
日本のインディーズレーベルstudio iota labelではCDの制作・販売、WEBコンテンツの発信、企業のWebライティング、動画BGM製作、アーティストやお店などの写真撮影、作曲・編曲事業、レコーディング・ミックス事業などを行っている。
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