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あるひ、ぱぱがくまさんになった

完成を心待ちにしていたるびいさんの絵本が届いた。完成が遅れていることは耳にしていたけれど、思いのほか長い時間が経ってしまっていたので、もしかするとすでに完成はしていても店頭に並ぶには至らなかったのだろうか?なんて思ったりもしていた。

るびいさんを知ったのは音声配信アプリspoon。どういうキッカケでるびいさんの配信を聴くようになったのかは全く覚えていないけれど、偶然耳にしたるびいさんの声がとても心地よくて、時折配信にお邪魔するようになった。私はspoon内ではいわゆる最古参の部類。それでもるびいさんの配信に集まるリスナーさんたちはあまりに若かったので自分なんぞが入り込むような場所でないことは自覚していて、黙って配信に耳を傾けていた。そんな中でるびいさんの家族の話、そして家族のことを本にするのが夢だということを聞いた。応援したいと思った。

届いた絵本のページをめくりながら、絵本を描いているときのるびいさんの想いや絵本を手にしたときの感動を想像して、なんだか胸がいっぱいになった。そして心の底から嬉しくなった。

この絵本を名刺代わりに、るびいさんは家族のことや自分の経験をたくさんの人に伝えていくのだと思う。るびいさんのストーリーが、必要としているたくさんの人の元に届くといいな、と思う。

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