ネットライム：刻むジシン

(Verse1)
「何を今さら」という幻聴
時間は誰にも有限と
思い出させるように動かない体躯（からだ）
はたしてそれは動かないからか
いや、これこそが老いという恐怖
何をしてももう遅いというショック
被弾しないように振る舞う頭脳
何をどうしたところですべては移ろう

(hook)
心震わす
それが音となりて言葉を刻む
一瞬の激情、マグニチュード
揺れる錯覚と止まらないビート

心震わす
それが音となりて言葉を刻む
一瞬の激情、マグニチュード
揺れる錯覚と止まらないビート

(Verse2)
ツワモノでさえ敗れる夢
そりゃこの僕なら敗れ続ける
それでも「何か」が奮い立たせる
これについて簡単にすぐに語れぬ
負けても即死しない現代
リアルの醜さを直視し病み限界
まるで死んでるように生きる意味
また声が聴こえてくる「キル・ミー」

(hook)
心震わす
それが音となりて言葉を刻む
一瞬の激情、マグニチュード
揺れる錯覚と止まらないビート

心震わす
それが音となりて言葉を刻む
一瞬の激情、マグニチュード
揺れる錯覚と止まらないビート

(Verse3)
それでも刻むリズムを止めない
僕はB-BOYイズムを超えたい
やると言ったら途中で折れない
「まず媚びったら」と言って燃えない
ラップドラムはどうもできないらしい
人生という問いに正解なし
自分信じて刻むリズム・ライム
そこから極東でいずる怪物

(hook)
心震わす
それが音となりて言葉を刻む
一瞬の激情、マグニチュード
揺れる錯覚と止まらないビート

心震わす
それが音となりて言葉を刻む
一瞬の激情、マグニチュード
揺れる錯覚と止まらないビート

(Verse4)
根拠なんてどこにもなくて
ほんとなんで誇りをなくせぬ
誰かを見くびる驕りもなくて
ダメだ、としくじる、しょうこりもなくて
そんな自分が嫌になるほど好きで
そしてそれが強くなるほど武器で
この存在はきっと病むほど浮いて
ラップドラムそう hold on 無期限