台湾からの源流留学：デザインを学んできた2人が源流の2か月で得たもの

2023年から、京都の里山京北に拠点を構えるROOTS（ルーツ）が行っている、インターンの受け入れ先として連携をスタートしました。これまでの学生受け入れとは違う、一緒に事業を行う形での受け入れです。

2023年、Tan＆Nana

2023年にきたのは、台湾からの留学生TanとNana。
インダストリアルデザインを専攻している二人は、それぞれの得意分野を活かして、パンフレットや絵本の制作やコンポストケースのデザインなどさまざまなプロジェクトに携わりました。

コンポストケースのデザイン作業

地元の人に協力いただきながら、コンポストケースの制作を実施

入稿前の絵本のラフ案。イラストはすべてNanaによるもの

Tanは郡上の川にどっぷりとハマり

Nanaは郡上踊りにハマりました（春駒のポーズ）

▼Nanaが郡上での2か月を振り返り、動画を作成してくれました！

郡上での日々がきっかけで、自分のスタジオを持つことに！

夏の郡上でのインターンが終わり、その後も2人とやりとりを続けています。するとあるとき、こんなメッセージが届きました。

I have made a significant decision after back to Taiwan. I have start my own studio.
（台湾に帰ってから、大きな決断をしました。自分のスタジオを立ち上げたんです。）

the day in Japan really inspire me.
the working style. living style. really change me a lot
（日本での日々は本当に刺激的で、そこでの働き方や生き方は、僕をすごく変えてくれました。）

I just start now. many thing haven't be ready yet haha
（これから始めていきます。まだ準備ができていないことがたくさんある(笑)）

Tanとコーディネーターとのやりとりより抜粋

さらにうれしいことに、Tanが翌年の春に、Nanaは夏にそれぞれ大切な人を連れて、郡上に会いにきてくれました！

一時の関係性で終わりではなく、帰る場所として郡上を捉えてくれているのが、本当にうれしく感じます。