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完熟堆肥づくりのコミュニティに参加する

完熟堆肥について(引用)

完熟堆肥については、一つ前のnoteにて詳しく記載していますのでご一読ください。


完熟堆肥づくりコミュニティへの参加方法

私たちが取り組む「完熟堆肥づくりプロジェクト」に関心を持っていただき、ありがとうございます!

これまで整理できていなかった、プロジェクトへ関わり方について、大きく3つの方法でご紹介させていただきます。みなさんの興味・関心に沿った形で関わっていただけたら幸いです。

  1. 完熟堆肥づくりに参加する

  2. 資源をシェアする、贈る

  3. 完熟堆肥を購入し、使う

  4. とにかく応援!!

※ 私たちのインスタグラムのフォローや情報シェアなどによる応援も励みになっています!

1.完熟堆肥づくりに参加する

◎まずは新規メンバー向けワークショップへご参加ください!

私たちと一緒に完熟堆肥づくりをしたいという方は、まず新規メンバー向けのワークショップにご参加いただいています。現在、年2回程度のイベントによる開催と参加機会を限定させていただいています。

完熟堆肥BOXづくり
完熟堆肥づくり勉強会

4月頃、10月ごろの開催という形でインスタグラムにて、情報を発信しています。

ぜひ、情報のチェックのほどお願いします。期間外については、DMなどで、お問い合わせの対応も可能です。お気軽にご連絡だくさい。


▼ワークショップの内容

完熟堆肥づくりについての説明(30分程度)
コンポストケースづくり(2時間程度)

を行っています。

コンポストケースの耐久は約10年と言われています。
自分で作ることで堆肥づくりの仕組みをより深く学び、ケースに愛着を持ち大切に使えるという考えで新規メンバーの方にはワークショップ形式でご案内させていただいています。

▼参加費用

12,000円(税込 / 一部補助制度の使用可)(※2024年現在)
材料費、基材(初回)、説明会の費用を含みます。

▼コンポストボックス費用には補助金が申請可能です

郡上市では、令和3年2月に「脱炭素社会郡上」、令和4年12月に「郡上市プラスチックごみゼロ宣言」を表明し、市を挙げてごみの減量に取り組んでいます。家庭から出る生ごみの減量化もこうした取り組みの一つとして、生ごみを堆肥化するコンポストボックスの購入に対する補助金(最大¥3,000)が交付されています。完熟堆肥づくりに利用するコンポストボックスにかかる費用もこちらの補助金を申請することができますのでぜひご利用ください。

郡上市ホームページより引用

【交付の対象となる方】

  • ごみ処理機を購入し設置される個人の方で、次の要件を満たす方。

  • 市内に住所を有し、かつ、居住している方

  • 処理機で処理された物について、自らの責任で適正に処理できる方 過去5年間で、同規則による補助金の交付を受けていない世帯の方

※予算の範囲内での補助金交付となっており年度内でも受付終了となる場合あり

その他、詳しい手続き方法などは市のHPをご確認ください。

◎コンポストケースが完成したら自宅にて1次処理を行います(3~4カ月程度)

コンポストケースが完成した後は、ご自宅にて1次処理を行います。

1次処理とは、床材を入れたコンポストケースに生ごみを投入し、生ごみをしっかりと乾燥させ減量させることです。生ごみを腐敗させないことで、長期間生ごみを保管することができます。ここでの重要なポイントは、腐った生ごみは投入しないことです。腐った生ごみからは良質な完熟堆肥はできません。

また、1日に投入できる生ごみは500g(三角コーナー1杯分)で、気温が上がる晴れた日の午前中に投入することが推奨されています。雨の日には、生ごみ投入をお休みする、500g以上の生ごみは次の日に回すなども大事なポイントです。

1次処理マニュアル(オリジナル冊子より)

◎各家庭で1次処理した資材を集め、コミュニティ全体で2次処理を行います(年2回程度)

生ごみ投入開始から3~4カ月経つと、コンポストケースが一杯になってきます。そのタイミングで、コミュニティメンバー全体で一次処理品を堆肥場に持ち寄り、2次処理を行います。

2次処理は、1次処理した資材に、壁土、米ぬかを混ぜ合わせ、約4カ月の時間をかけて生ごみを発酵・分解することです。その間に何度も水分調整と切り返し作業を繰り返し、最低でも1カ月間60度以上の温度を維持して病原菌や雑草の種子を死滅させるという行程を踏んでいきます。

人数が多い日は手作業での切り返し作業を行っています

運営メンバーを中心に、コミュニティメンバーの方々も一緒にみんなでワイワイ、夏場は汗をかきながら切り返し作業を行い安定した高品質な完熟堆肥が完成していきます。※作業後の川遊びが最高です(余談)

子供の参加も歓迎です!
完熟堆肥舎目の前の川で川遊び

2.資源をシェアする、贈る

私たちの完熟堆肥は、地域の資材を使い郡上の土壌に適した土づくりを行っています。
そこで必要となる資材が、もみ殻、米ぬか、広葉樹の落ち葉、壁土です。
秋の時期に資材を集めていますが、私たちだけでは集めきらない資材もあります。資材提供や資材確保のためのボランティアでご協力いただける方はぜひご連絡ください!

町中にある余った資源を活用しています

3.完熟堆肥を購入する

完成した完熟堆肥を成分調査行ったところ、畑づくりに欠かせない三大要素(窒素・リン酸・カリウム)のバランスが良いことが分かりました。

また、壁土を使っているため、栄養分が雨などで流れにくいことが特徴で、畑では栄養分がゆっくりじっくり作物に取り込まれていきます。


この完熟堆肥は、コミュティメンバー及びメンバー以外の方も購入していただくことができます。農家の方から個人で畑をやられている方、学校の畑や地域の花壇などなど、ぜひ幅広くご利用いただければと思います。

ご購入希望の方は、長良川カンパニーの問い合わせフォームまたはインスタグラムのDMからご連絡ください。

家庭菜園でもご活用いただけます


私たちの実施する「完熟堆肥プロジェクト」へのご参加・ご協力方法を記載させていただきました。

他にもこんなことできるよ!などのご提案・ご意見があればぜひ気軽にメッセージください!


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