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個展を見て、バーイベに行って、舞台に行ったばくわら世代の話
まえがき
皆様ごきげんよう。
つばきファクトリーのリーダーだった理子(山岸理子)が卒業して約2ヶ月。舞台女優として初の檜舞台となる「咎人の刻印〜レミニセンス〜」が18日に初日を迎えました。
そして同じ日には、僕のナンバーワンの推しであるれら(伊勢鈴蘭)のバースデーイベントがありました。19日でついにハタチ。誕生日本当におめでとう。
そしてタケ(竹内朱莉)の個展も開催中。今回はこの3つに参戦したわけですけども、それはそれは濃い遠征になりました。去年4月のそれを遥かに上回りましたねえ。
個展
7:15 福岡空港発
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朝4時起きで福岡空港に車を走らせ、peachに搭乗。寝坊はしなかったけど、とんでもなく身体が重かった…行きの飛行機の記憶は全くございません(政治家か)
8:50 成田空港着
20分ほど早着でした。遠征ではいつもお世話になる成田空港。もはや親の顔より見たレベルです。そこから京成と東京メトロを乗り継ぎ、AQspace表参道へ。
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個展は昨年春の東京以来。福岡と大阪は都合がどうしても合わなかった。そして今回はご本人もガッツリ在廊してました。いやーそれにしても顔小ちゃかったな…
中に入ると、身体が震えた。この感情をどう表現したらいいんだろう。カッコいいだとか、素晴らしいだとか、そんな生易しい言葉では表せない。
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当たり前だけど、ただ墨と筆で文字を書いただけじゃない。半紙という限られたスペースの中で、文字が確かな存在感を放っていた。まるで書道によってタケが命を吹き込んだかのように。
黒と白という組み合わせは、一見すると無機質にも思える。でもタケの場合は違う。文字が一つのキャラクターとなってそこにある。限られたスペースの中で、鮮やかに近強く舞い踊っている。
まさに“煌々舞踊”そのもの。
タケにしか表現できない世界観。
だからこそ、まだまだ見たいと思わせてくれる。1時間じゃ足りないくらいだ。
ゆっくりじっくり作品を堪能していると、「もしかしてこの後れらですか?」。ご本人だ。竹内教授だ。心臓の音が丸聞こえだ。まさか直接お話しできるとは。
👩「もしかしてこの後れらですか?」
👦「そうです(笑)実は去年春の個展も行ってたんですよ〜」
👩「え〜ありがとうございます」
👦「私服交換したときに…」
👩「出た、あのうるさかったやつ(笑)ご覧の通り、今日は静かなので」
(私服交換会の話を挟んで)
👦「実は僕勝田さんと同い年で、和田さんと誕生日同じなんですよ」
👩「えー!もう超アンジュルムじゃん!」
👩…タケ 👦…僕
超アンジュルムか…
うれしいような恥ずかしいような(笑)
とにかく楽しく喋れました。
ありがとうございました。
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同世代の人とは思えないほど、自分をしっかりと持っていた。数多くの経験を重ね、貫禄も持ち合わせていた。分け隔てなく接する姿は、人としても尊敬できる部分です。
これからも書道家として、世界に羽ばたく姿が見られることを楽しみにしています。竹内朱莉という書道家が1人でも多くの人に知られてほしい。それ以外何も望みません。
バーイベ
表参道を後にし、時間潰しも兼ねてハロショへ。買いたいものを買った後、ホテルのある荻窪に向かいました。
チェックインして無料の軽食を取る。ソフトドリンクも無料。大浴場もあって¥4880(ポイント値引き込み)、コスパ良すぎです。
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準備を整え、いざタワーホール船堀へ。ゆっくりしすぎてバタバタしてのもあって、FSKの写真を撮り忘れたのは大失態。
今回は諸事情により1部のみ参戦。大きな会場でのバーイベは初めてです。ランドマークホールと飛行船シアターしか行ったことなかったので…
あまり昔のハロ曲には詳しくないけど、今回は割と知ってる歌も多かったですね。あと大晦日カウコンの樹々(浅倉樹々)に続いて、推しの「好きすぎてバカみたい」が聴けたのは幸せなもんだ。
衣装はディスコをイメージしたとのこと。人生の節目を迎え、より大人の雰囲気を纏ったれらがそこにいました。他の誰よりもキラキラ輝いてたし、最高にカッコよかった。
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個人的に、れらは歌もダンスも安定して上手いイメージ。オールラウンダーって印象だったけど、今回は歌重視でした。ダイヤモンドのような透明感、芯の強さも持ち合わせた、れらにしか出せない声。最高です。
「有頂天LOVE」でカワイイを存分に見せつけたかと思えば、先述の「好きすぎてバカみたい」でカッコよさもアピール。今出せる最上級の伊勢鈴蘭を出していました。
2023年は色々あったと本人も言ってた。思わず涙することもあったけど、いつも全力で頑張ってることはみんな知っている。だからこそ、いつまでもついて行きたいと思える。
常に向上心を持ち、高みを目指して努力する。そんな姿が大好きです。誰に何と言われても、やっぱり僕にとっては伊勢鈴蘭が最高で最強。永遠のナンバーワンだ。改めてそう確信できました。
メンカラのオレンジのようにどこまでも温かく、優しく、幸せな空間でした。無数のライトと共に、あの場を共有できたことは一生の宝物です。死ぬまで大切にします。
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舞台
18:31 船堀発
本当は行けないはずだったけど、チケットを譲る予定の人も行けなくなり、急遽参戦決定。人生で初の舞台観劇になります。駅まで走り、どうにか電車に間に合いました。
19:01 新宿三丁目着
駅に停車し、ドアが開くと同時に走り出す。息は上がり、足はパンパン。荷物も抱えていたし、アラサーの身体にはなかなか辛いものがありました(笑)
5分遅れくらいで会場に到着。前から6番目の真ん中寄りの席で、位置はめちゃくちゃ良かったですね。ただ疲れすぎてしばらく話が入ってこなかったけど…
この「咎人の刻印〜レミニセンス〜」というのは、罪の証である“異能”を持つ“咎人”の話。もとは小学館から出た書籍が原作となっています。
ネタバレはしたくないので詳しい内容は伏せますが、普通に面白かったですね。役者さんのリアリティな演技、ダイナミックな殺陣、細かな舞台演出、手に汗握るストーリー展開…じっくり楽しむことができました。
そして理子。アイドルを卒業し、舞台女優として歩むばくわら世代。舞台に立つその姿はどこまでも凛として気高かった。現役時代と何も変わらない。芯の強く、美しいツバキだった。
改めて、山岸理子と同じ世代でいられることが心から幸せだし、誇らしく感じている。舞台女優として勇ましく前進する姿は、何よりもカッコいい。
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気がついたら、目元が潤んでいた。上手く言葉に表せない感情。でも一つ言えるのは、とにかく幸せだったということ。あの夏、理子を応援するという選択は何も間違っていなかった。理子ヲタであることが、本当にうれしく感じた。
アイドルだろうが、舞台女優だろうが関係ない。理子のやりたいようにやればいい。僕たちはただそれを全力で愛するだけ。
理子の幸せが、僕たちの幸せ。
これからも一生、応援させてください。
ずっとずっと、大好きです。
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あとがき
いかがでしたでしょうか。
本当に色々あった1日でした。でもハロプロを好きにならなければ、こんな気持ちは味わえない。巡り合わせてくれた神様に感謝します。
今年は現場に足を運ぶ機会は少なくなりそうだけど、行けるときには全力で楽しんでいきたいなと思います。辛い思いをしてるときでも、日本のどこかでハロメンは頑張っている。へこたれてなんかいられない。
もらった愛と勇気と希望を胸に、また頑張っていきます。
それではまた。
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p.s.次の現場は4月の石栗バーイベ説…