稲場愛香のリリイベに行ってきたヲタクの話
サムネはこちらから
はじめに
ハロヲタになってもう1年9ヶ月たつけど、まさかソロ活動を始めてから沼にハマるなんて思わなかった。つい最近まで、元アイドルとしかとらえていなかった自分をぶん殴ってやりたい(笑)
その人は稲場愛香(以下まなかん)。かつてカントリーガールズ、Juice=Juiceに所属し、一昨年5月にハロプロを卒業した。なので彼女の現役時代は全くといっていいほど知らない。
にもかかわらず、リリイベに行ってライブを楽しみ、すぐ近くで喋り、今は幸福感に満ちている。その思いを書き殴っておこうじゃないか。
稲場愛香に堕ちるまで
約2年間、カントリーガールズの一員として活動。ぜんそくがきっかけで卒業したが、その後北研のリーダーとなり、2018年からJuice=Juiceとして約4年間ステージに立った。
存在自体は知っていたけど、OGのひとりだという認識でしかない。今回のリリイベも、別用がなくなったからという理由での参戦。当初は行こうとなんて全く考えていなかった。
予定が空き、まなかんの動画を色々漁っていると...
やっぱ歌もダンスも最高だ(それはそう)
あざとい一面にもついつい見とれてしまう自分がいた。
まなかんってかわいいな…
じっくり見ているうちに、すっかり夢中になってしまっていた。これはもう沼にハマったということなのか。推すきっかけはいつやってくるか分からないから面白いもんだな。
セトリ
ミニライブ
満足感という言葉が本当によく当てはまる。そこに立つ稲場愛香の良さを存分に味わうことができた。長所を余すところなく発揮し、イベントスペースを稲場愛香の色に染め上げていた。
表題曲の圧倒的LØVEから始まり、アディショナルも含めた6曲構成。本人が「どの曲がA面になってもおかしくない」とMCで話していた通り、LOVE is BLINDやチャプターⅡも負けず劣らずのクオリティだった。
ダンスはカッコいいというより、無駄がなくキレイという印象。それほど大きいフリでなくても、見ている側にしっかりと魅せることができる。洗練された技術に裏打ちされた動きは、これぞハロプロというほかないだろう。
ただそれ以上に歌声に惹かれてしまった。抜群のミックスボイスで高音のピッチを正確にとらえたかと思えば、Pink Temperatureではウィスパーボイスを存分に活用し曲に彩りを加える。
こうやっていろんな種類の声を使い分けるのは簡単なことじゃない。一朝一夕にできないことは、素人目線でも明らかだ。
今まで酸いも甘いも数多く味わってきたんだろうな。ぜんそくで1年半活動を休止したこともあったけど、研修生を引っ張った後再デビューを果たして、そしてソロデビュー...想像するだけで泣けてくる。
「チャプターⅡ」は本人からJuice=Juiceのメンバーに向けてのメッセージのような曲。もし卒コンで曲を書いてもらえたらこれだったということ。
つらいことも人一倍経験しただろうけど、今はソロアーティストとして独り立ちしている。言い方は大げさだけど、血のにじむような努力をして自らのキャラを創り上げ、凛とした姿で立っている。
稲場愛香は、アイドルを卒業しても本物のアイドルだ。
そう思うと、涙するのに時間はかからなかった。
約40分間で体感した全ては、今後もまばゆい輝きを放つだろうし、ヲタク人生の中でも大きな意味を持つことになる。今は何となくそんな気がしている。
ファンを大切にする
なんだかんだで、まなかんのこういうところが一番好きなのかもしれない。
曲間のMCでは、後方の座席のヲタクまでしっかり目線を配って笑顔で手を振っていた。喋る時も矢継ぎ早に言葉を並べるんじゃなくて、適切なフレーズをしっかり選んで、絶妙な間をおいて話す。
相手をリスペクトし大切にしているからこそ、相手に伝わるように伝えることができる。
16日の発売日前日から6日連続でのリリイベ。ラジオやテレビにも出し、PR活動も精力的に行っている。昨日は夜までおぜこ(小関舞)とラジオの生放送に出演するなどかなりハードスケジュールだ。
それでも一言お話会ではしっかりこちらと目を合わせ、さりげない仕草やリアクションで場を盛り上げようとしていた。約15秒という短い時間の中でも、心から楽しいと思わせてくれたのはこういった気遣いがあってのことなんだろう。
ざっくりとした会話がこんな感じ
次リリイベあったらまたお話し会にも行きたいな。楽しかったな…やっぱまなかんカワイイっすね…
あとがき
帰りの車を運転しながらまなかんの曲をかけていたが、余韻がさめる気配は全くない。もっとまなかんが輝く舞台を観に行きたい、MSMWに足を運びたい。
本当にまなかんと出会えて幸せだった。なんで今までちゃんと追いかけていなかったんだろう。そういう意味では少しだけ後悔もある。
でも何かを始めることに遅すぎるってのはない。まだまだこれからソロとしてまなかんは飛躍していく。どんなアーティスト像を創り上げていくのか、楽しみで仕方ない。
もらった愛と勇気と希望を胸に、これからも頑張りまなかん!!
ちかっぱすいとーよ!!