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植村あかりの卒業を聞いて
皆様ごきげんよう。
そんな挨拶をすることすら、憚られるような気持ちですね。
8月16日、Juice=Juiceのリーダー・植村あかり(以下うえむ)の卒業が発表されました。
グループの3代目リーダー、そして現役では最後のオリジナルメンバーであるうえむ。
正直意識していた部分もあったけど、なかなか事実を受け入れられません。
仕事終わりの22時、知り合いのヲタクから知らされ、耳を疑った。
まさか、そんなことがあるのか。
涙をこらえることができなかった。
同じばくわら世代で、かつ同じ大阪出身。
そんなうえむの卒業は、正直本当にショックです。
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アイドルというもの、いずれは卒業の時がやってくる。
タケ(竹内朱莉)が卒業し、理子(山岸理子)も秋に卒業を控えている。
次々とリーダーが旅立ち、今は確実に世代交代の時期になっている。
そう、分かっているはずなのに。
こんなにも苦しくて、辛いものなのか。
心に重いものがのしかかったような感覚です。
精神的にも、かなりきついものがあります。
自分はお世辞にも、Juice=Juiceヲタとは言えない。
Juice=Juiceの現場には一度も行ったことがない。
それでも、パフォーマンスのレベルの高さは強く感じていた。
「プライド・ブライト」には、MVを1回見ただけでハマってしまった。
グループ名にあるように、歌やダンスは常に鮮度100%。
古めかしさは一切なく、いつも新鮮味にあふれている。
細部まで妥協なく、本気で取り組む姿に魅了されてきた。
そんな精鋭たちを、先頭に立って引っ張っていたのがうえむだった。
同い年でリーダーという重責を担うだけでも、本当に尊敬すべき存在。
ましてや同郷となると、余計に親近感が湧いてくる。
ブログで時折見せる関西弁には、親しみやすさを感じずにはいられなかった。
大人っぽさとは裏腹に、性格はマイペースで天然。
どこかふわふわした中にも、自分の中に芯をもって活動してきた。
ケガや病気で休むこともあったけど、マイペースを貫き、今ではグループの旗頭となった。
ブログにも、しっかり目を通しました。
卒業を伝えてからも、それぞれのメンバーの表情をしっかり見ていたんだとか。
自らの成長も意識しつつ、周りのこともしっかり見る。
リーダーには求められる姿勢なのかもしれないけど、簡単にできることじゃない。
ただただリスペクトです。
うえむも今年で25歳、新しい道に進みたいというのも十分理解できる。
叶えたい夢も、きっと胸の中に秘めているはず。
それを叶えてほしい、そんな気持ちももちろん持っている。
だとしても、本当にショックで辛い。
頑張ってほしいという気持ちと、行ってほしくないという気持ちがせめぎ合っている。
まだまだリーダーでいてほしい。まだまだJuice=Juiceの一員としていてほしい。
叶わない願いであることは、分かっているんだけどね…
でも、これは本人が悩みぬいて決めたこと。
自分たちにできることは、彼女の明るい未来を応援し続けること。
そして、うえむを精一杯愛すること。
悲しんでばかりじゃいけない。そんなこと本人が一番望んでいない。
これからのJuice=Juiceがどうなるのか。まだまだ考えられない。
でも、本人がコメントしているように、グループとしての幅は広がっている。
すなわち、レベルが格段に上がっている。
ハロプロ研修生から14年活動してきたうえむが言うんだ。間違いないよ。何の心配もいらない。
自分が言うのもおかしいけど、これからまだまだ過去最強を更新し続けるはず。
本当に楽しみだ。
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卒コン、何としても行きます。
死ぬ気で仕事休みます。
最後の晴れ舞台がいつどこになろうとも、会いに行きます。
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植村あかりと同じ世代を生きていられること。
改めて、心から幸せに思います。
最後の最後まで、そして未来永劫、植村あかりを応援しています。