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ANGERME BIGLOVE FOREVER

こちらは #竹内朱莉アドベントカレンダーファイナル 参加記事になります。


はじめに

皆様ごきげんよう。

タケ(竹内朱莉)の卒業コンサートから、もう1週間が経ちました。
早いもんですね。

横浜アリーナを埋め尽くした無数の青いライト。
OCHA NORMAのオープニングアクトが終わり、会場の照明が落ちた瞬間、鳥肌が立ちました。
あの景色は、生涯忘れることはないでしょう。

でも、まだ実感がわかない。
アンジュルムは、かみこ(上國料萌衣)を中心に新たなステージに進んでいます。そしてタケも、自分の夢をかなえるために頑張っています。

分かっているはずなのに…

あまりにも大きな存在が去り、ただただ寂しさの渦中にある。
まだタケがリーダーなんじゃないか。そんな気さえしてしまう。

でも、くよくよしていたってしょうがない。
過ぎ去ったものは戻ってこない。
それより、僕たちも前を向かなくちゃ。進んで行かなくちゃ。
涙よりも、笑顔で行こう。

そんなわけで、卒コンが終わった今思うことを書き綴っていきたいなと思います。最後までお付き合いいただければ幸いです。


アンジュルムとの出会い

“運命”の出会いを果たしたのは、もう3年半も前の話。
地元の大阪で、「私を創るのは私」を偶然聴いたのが始まりでした。
ストレートな歌詞に心をつかまれ、ロック調のメロディも耳から離れない。「めっちゃカッコいいな、どんな歌なんだろう」。興味をそそられ、聞こえた歌詞を基に調べてみました。

ここでたどり着いたのがアンジュルムでした。当時の自分はハロプロどころか、アイドルにすら興味のなかったごく普通の大学生。けれども、メンバーは個性豊かでのびのび活動している。いざというときはビシッとまとまり、ハイレベルなパフォーマンスで魅了する。

もっと彼女たちのことを知りたい。気が付くとアンジュルムに夢中になっていました。

そこから色々あり、初参戦の現場は昨年11月の北九州公演。
発売直後だった「悔しいわ」だったり、人気曲の「赤いイヤホン」や「46億年LOVE」など、実力の高さを肌で感じることができた。

好きなグループのコンサートって、こんなにも幸せなのか。
地方の一公演のはずなのに、まるで大箱にいるような感覚だった。また行きたいなと心から思えました。


発表から、卒コン前まで

年齢から考えても、覚悟していた部分はあった。
とはいえ、やはりリリースされると辛くて、苦しくて…
10人で映った写真を見るたびに、寂しくて涙がこぼれた。
タケの存在の大きさを、改めて実感する日々だった。

ただ不思議なものだ。入場ゲートが開き、アリーナに入っても緊張はない。
「信じられない」という気持ちが先行しすぎて、他に何も考えられない。

意外と泣かずに、笑顔で送り出せるんじゃないか。
スッキリした気持ちで終われるんじゃないか。
そんな気がしていた。


マナーモード

卒コンの後、改めて思った。
やっぱ、これが一番好きなんだな。

1発目の「ぶっ壊したい」と「出過ぎた杭は打たれない」でテンションが最高潮の中、大会場をつんざくギターのイントロ。
目元が潤むのに、一瞬の猶予も許されなかった。

最後の最後に、10人で歌う姿が見られる。それだけで本当に嬉しかった。
観客が盛り上がってコールする中、目にはこみ上げるものがある。
一人目頭がどんどん熱くなっていく。
そういうテイストの曲じゃないはずなのに(笑)

思えば、一瞬で好きになった数少ない曲の一つ。↑のハロステで初めて聴き、気が付くとダウンロードしていました。

聴けば聴くほど好きになり、気が付いたら虜に。先述の北九州公演でも、イントロの瞬間に涙していた。今でもこれを聴いてテンションを上げないことには、1日が始まりません。

全てではないけど、桃奈(笠原桃奈)のパートをれら(伊勢鈴蘭)が継いでいる部分が多いのが嬉しかった。当時フィーチャーされた和田ちゃん(和田彩花)やりかこ(佐々木莉佳子)も重要だけど、マナーモードは桃奈の妖艶さが際立つ曲。当時14歳とは思えないずば抜けた表現力を、存分に見せつけています。

れらも明日待子さん仕込みのクリアボイスで、また違った良さを出している。落ちサビ明けの「わがまま知られて」の部分で、髪をなでるように手を上から下におろす仕草。MVでの桃奈と重なり、心臓の鼓動が速くなるのを感じた。

あの美しく、煌びやかな姿はれらしか魅せることはできない。
これからライブで披露するときも、この2003年世代で歌い継いでいってほしいな。


行かなくちゃ

タケが艶やかな赤いドレスをまとい、笑顔でステージに立つ。
スポットライトが主役を照らし、まさに「あの日の私に見せてあげるように」歌い出す。
その声はいつにもまして力強く、心が震えた。
間違いなく、アリーナを超えて幼き頃のタケに届いていた。

先が見えない中でも、小さな明かりを灯し続けてきた。
目の前のことに本気で取り組み、前に進み続けた。

そして10数年後、その努力が実り、晴れ舞台には無数の光が浮かんでいる。
「書道で世界を回る」という夢への道を照らしている。
その光景は本当に鮮やかで爽やかだ。

きっとあの日のタケも笑ってくれているはず。
だって、ライブハウスの客席が埋まらなかったアイドルが、日本有数の大会場のチケットをソールドアウトさせたんだから。
会場、ライブビューイング、テレビ中継も合わせたらどれだけの人が見ていたんだろう。

「新たな舞台へ行ってほしい」という思いと、「行かないでほしい」という思いがせめぎ合う。分かっていても、まだ受け入れたくない気持ちがある。

それでも、ラスサビ終わりの「行かなくちゃ」を歌うタケは、どこまでも続く未来を真っすぐ見据えていた。サイド席から見ていても、その目が輝いているのが分かった。

最後の最後まで、竹内朱莉は竹内朱莉だった。
美しく、華麗な花を咲かせていた。
それを目の当たりにして、涙をこらえることなんかできるわけがない。

月並みな言葉しか言えないけど、竹内朱莉ってすごいよ。
もう、アイドルというより、一人の大人として心から尊敬している。
全力前進で突っ走るあなたを応援できたことが、本当に幸せです。

改めて卒業おめでとう。

アイドルでいてくれたこと、アンジュルムとめぐりあわせてくれたこと、何より“竹内朱莉でいてくれた”こと。
その全てにありがとう。

これ以上ない“有終完美”に立ち会えたことを、心から誇りに思います。


これからのアンジュルム

リーダーはタケからかみこに引き継がれました。
グループがどうなるか、まだイメージできない部分は多いです。
アンジュルムを好きになったときは、タケが先頭に立っていたから。

でも、自分は何も心配していない。
“過去最高で過去最強”を更新し続ける気しかしていません。

タケは卒業コメントの中で、こう語った。

「頼もしい後輩達の成長を強く感じた」

だから大丈夫、何の心配もいらない。
ハロプロ歴15年の人が自信持って言うんだから。

アンジュルムは、全員が輝いて成り立つグループ。
タケはリーダーシップが強い方かもしれない。
でも、後輩たちの個性は埋もれず、各々が自由にやっている。
そのスタイルだけは、何があっても崩れないと確信しています。

和田ちゃんからタケにリーダーが変わったときも、桃奈が言っていた。

「みんなで結局は作っていくもんだ」

そう、そうなんだよ。
関わる人全てが一致団結して作りあげていく。
それがアンジュルムなんだよ。

これからどんな未来が待っているか、楽しみでしかない。
こんなにワクワクドキドキさせてくれるアイドル、僕は他に知らない。
世界で一番、いや宇宙で一番愛してます。

結局はLOVE!!!

ANGERME BIGLOVE FOREVER!!!

それではまた。

p.s.新体制の初陣は来月の大阪公演。現地参戦楽しみにしています。


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