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ドキドキしながら、もののまわり、始めます。
僕の店「D&DEPARTMENT」は、路面店の限界を感じながらも、新しい路面店でしかできないことに向かっています。
その一つが「もののまわり」という売り方。「最終的に、それが欲しくなる」「それを買うことで、仲間とずっと、繋がっていられる」「それを手に入れることで、ずっとそれを買った店と繋がっていられる」そんなことを目標にした「売り方」です。
店は「もの」を買ってもらって成立していますが、今、というご時世、ものなんていらないと思います。シェアすればいいし。所有することに対する「欲」もうすれてきているでしょうし。無理に買わなくてもいいと思います。
ただ、ものには、いろんな魅力があります。「同じものを持っている人」との対話は、それを所有していないと始まりません。また、
それを使いこなすことによって、あなたの生活の質を持ち上げてもくれる。だから、「もの」を「もの」と思う、「欲しいものが手に入った」くらいに「もの」に対して思うのは、勿体無いと思うのです。
「もの」は、あなたを変える「鍵」のようなものでしょう。
だから、単なる買物、欲しかったものを手にいれただけの欲求解消に終わらない、本当の意味での買物をして欲しいのです。
そのために「もののまわり」を考えました。
要するに「そのものの周辺も買う」ということ。
例えば、そのものが生まれた場所を訪ねる。とか。それを持っている人たちで集まる、とか・・・・・・。
さてさて、そんなことは、前回、説明したと思います。
今日は、これから書き始める「もののまわり」についての予告です。
前半は無料で公開します。ここでは、ライターの西山薫さんと、一つの商品を取材し、5つの視点、「そのものが生まれた場所」「それを持っている仲間」「それを修理して使い続ける」「それを使って四季を楽しむ」「そのものの背景にある産業、業界を知る」ということを取材し、毎週、ひとつづつアップしていきます。
そして、後半の「で、取材で思ったこと、感動したこと」を、ライターの西山さんとアフタートークのような構成で書きます。ま、つまり、ここが一番面白いと思うのです。ぶっちゃけ、あの答えはどうなの・・・みたいな。で、ここは有料。僕と西山さんは、ここのギャラでこれを続けていくという感じで、ぜひ、定期購読支援、して欲しいです。
と、いうことで、初回は台東区の「シュロ」というセレクトストアで開発というか、下町の工場の技術継承問題にまで関わって継続を成功させた、ブリキを使った四角い容器のお話。
このマガジンは、先に書いたような5つの視点と、やっぱり「長くつづけるって、大変だよね」「ロングセラーって、みんな、どうやって産んでいるんだろう」というところを、毎週、僕と西山さんとで解明していく様子に関わってもらう楽しさにあります。
ということで、初回は多分、8月9日から。それから毎週、UPします。
よろしくどうぞ!!
ナガオカケンメイ・西山薫
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もの・の・まわり・日記
ロングライフデザインをテーマとして20年活動してきた「D&DEPARTMENT」で、これからの「もの」の「出会い方」「付き合い方」を考えた…
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