気配
古本屋をやりたいという話は、何度か書きました。その度に、「男は古本屋や蕎麦屋を将来、やりたがるもんだ」的な、決めつけた発言も繰り返してきました。
まぁ、それは僕なのですが、しかし、絶対に世のおっさんは、僕同様、思っているに決まっていると、思っていて、そう思いながら、どうしてだろう・・・・なんて、思うわけです。
さて、そんな古本屋をいきなり始めることは無理なので、d news aguiで「古書市」なるものを始めました。古本屋をするには、まず「本が集まる流れ」を知る必要があると思ったのと同時に、「本の流れは自分でも作れるのでは」と、思ったのでした。
古書市を繰り返していくうちに、本が、本にまつわる人たちの流れが見えてくる・・・・。
そんな感じで関係者だけの「第0回古書市」を先日、開催し、大きく手応えを感じました。その時に感じたこと。それは2つありました。
どちらもおそらく基本中の基本だと思えることでした。
一つは「テーマ」がある方が、人はその古本の山に目が向く。ということ。
例えば「料理」とか「デザイン」「建築」とか・・・。古本屋さんって、そうなっていますよね。でも、古本市の保ずかなBOXの中では、それはできないと思っていましたが、4冊とか6冊とかでも、それらを寄せて並べるだけで、本の動きは変わりました。
そしてもう一つは、常に手をかけて、ほんに対する愛情の「気配」を作り続けること。これはD&DEPARTMENTでの生活雑貨販売と一緒。
やはり、整え続け、タオルなどはたたみ続ける。雑多な種類の本の中から、僕が(店主)面白いと思ったものを面だししておく。そうした一つ一つが、古書市の気配を作り、人に興味を向けてもらえる場になっていく・・・・。やはり何事にも「本気」なら「その気配」を「具体的」な「ちょっとしたこと」でも行動しなくてはなりませんね。
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ナガオカケンメイの考え
あの「ナガオカケンメイの考え」の続編です。基本的に怒っています。笑なんなんだょ!!って思って書いています。
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