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d&department aichi by kenmei nagaoka.12 「再スタート」

前回から随分と時間が経ってしまいました。大家さんである鈴木さんが倒れ、病院に入院。お元気になられているという息子さんの話を聞きつつ、建築自体に「確認申請」などがない昔過ぎる建物ということに、色々と手こずっていたのでした。

もし、違法建築ならば、これからスタートしようとしているクラウドファンディングなどは使えない。

クラファンを一緒にやってくれるレディフォーさんに相談し、一旦ストップ。後は記念トークとして、近くの公民館を借り、10月には長坂常さん、11月には皆川明さん、そして12月には山崎亮さんという、今年を賑わしたみなさんの会が予定している。これをバラすという発想はなく、なぜなら、これはあくまで阿久比町の文化度を上げる講演会であるので、これはこれで進行させる。

「クラファン」と「物件」と「講演会」。これらを同時に進めながら、ゴールを切りたい僕としては、まずは「物件」の「合法的」なことを決着つけなければならず、担当してくれている建築デザインの山本裕記さんと、いろんな手を検討。お互いに経験値の豊富な方の助言を受け、ついに建築的に使えることを確かめられた。

そして、バタバタと10月30日の第一回のトークの当日へ。

長坂さんを迎える。会場に椅子を並べる。現場も見て頂こうと、参加者へ向けた見学会を。現場にはユーキさん。駐車場に車で来た参加者を誘導する。阿久比のお菓子を振る舞い、そのためのお茶を用意する。スライドがちゃんと写るようにプロジェクターをチェックする。コロナ感染を防ぐ検温と消毒を入り口で行う。受付をする。書籍などを販売する。会場の温度に気を使う。会場の換気にも気を使う。トイレを案内する。領収書を用意する。

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そして、開演。

長坂さん40分。休憩と質疑で10分。物件の話を建築担当のユーキさんと20分。そもそもd newsという新ブランドの話を少し。

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