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10 2019年最後のd hotel現地ミーティング

今年最後の打ち合わせを先日の12月10日に行ってきました。

韓国チェジュ島と成田空港は飛行機で約2時間。
日韓関係のもつれの影響で大手航空会社の直行便が今、休止していますが、僕が韓国に通っている感じ、空港の感じなどは至って普通。
僕も我々の周りも両国のことが大好きなので、早く様々なことが晴れるといいなと願っています。とは言え「ティーウェイ航空」など直行便もあり、僕もティーウェイで何の問題もなく通っています。https://www.twayair.com/app/promotion/event/retrieve/FTM0-tOAO_STv8sMeh-Bvg==/end/n?regionCode=JP&langCode=ja-JP&utm_source=GSN&utm_medium=cpc&utm_campaign=megatwari_1912#

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ややレポートが遅れ気味ですが、約3ヶ月に一度、日数にして3〜5日間くらいチェジュに通っています。
これまで書いてきたように、打ち合わせの内容は長坂常さん率いるスキーマとの建築的打ち合わせ。そして、d韓国ソウルチームとのサービスや設備、ホテル備品などのソフトの打ち合わせをしています。

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改めてここまでの話を振り返ると、まずd韓国ソウル店に来て感動したチェジュ島を核に事業展開している会社が、「チェジュ島に保有する物件を使い、dをやりたい。そして、島の滞在をより文化的に進化させるためのホテルもやりたい」ということで、オーナーはdソウルに依頼し、dソウルから僕ら本部に依頼されていて、dソウルのメンバーが存在することで、このプロジェクトはスムーズに進行していると言って過言ありません。

つまり、依頼者と僕との間に、地元のdが入っているという訳です。

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日頃に細かな打ち合わせはオーナー側とdソウルのメンバーが。それをスキーマと僕らに定期的報告などをする訳です。

もちろん、dソウル店はdチェジュ店のプロジェクトを仕事として受けています。メンバーの一人、dソウルの代表のベーさんは、ついにチェジュ島の環境が気に入り、家族で移住。

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僕らも韓国に通いながら、なかなか韓国1号店であるソウル店に寄れなくてちょっと後ろめたく、まぁ、仲良く突き進んでいる訳です。



1日目 到着して事務所へ。

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オーナーチームの彼らはバスターミナル、不動産事業を核に、美術館などを展開する会社。創業者は世界的アーティストでもあり、個人美術館としては世界で16番目の作品所有規模を誇る超文化企業。

彼らは現在、チェジュ島のあるエリアを集中して開発中で、保有する美術館を中核にそれは行なっています。なのでdチェジュ店の真隣には名和晃平、ダミアンハーストなどが展示されている美術館があります。これはdチェジュ店のとても大きな魅力となるでしょう。

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空港からこのエリアまでは何とタクシーで20分もかかりません。驚くのは、彼らは地域文化のためなら、未経験のことにもどんどん挑んでいきます。

その一つが今回始めるホテル事業。もちろん僕らdにもその経験はありませんが、長坂常さんのスキーマも、これが初ホテル。気合が入る訳です。

彼らは美術館などに勤務するスタッフ用に買い上げたビルを社員寮として使っていましたが、それを今回のホテルを見据え、トレーニング用にホテル仕様に改装。そのデザインはdソウルチームが担当。ベッドからシーツ、室内の備品など、検証も兼ねながらリノベーションしていました。ということで、そのd hotel準備ホテルにチェックイン。その1階に会議室と料理開発用の厨房があります。

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壁に貼られていたd食堂チェジュの定食

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